個人事業主でフランチャイズ開業するメリットとは?個人経営との違いも解説

独立開業する方法は個人事業主、もしくは法人でフランチャイズに加盟したり、フランチャイズを利用せず個人経営で開業したり、法人を設立して自社で開業するなどがいくつかの選択肢があります。

その中でも今回は個人事業主や個人経営など、個人で開業する方法に着目し情報をまとめました。

個人事業主でフランチャイズ開業をするメリットや、個人経営との違い、法人でのフランチャイズ開業との違いなどについてお伝えしていきますので、興味のある方は参考にしてみてください。

【Adologi(アドロジ)おすすめ】初めてでも分かるフランチャイズ加盟の基礎知識!評判の良いフランチャイズは?

そもそもフランチャイズとは

フランチャイズとは、フランチャイズの本部と契約を結ぶことでノウハウやブランド力、サポートなどを活かして開業し、その対価として毎月ロイヤリティを支払う形式のビジネスです。

本部からすると毎月ロイヤリティを受け取ることで収入源の確保ができるうえ、事業拡大、認知度の向上などといったメリットがあります。

また加盟する側としても、すでに確立されたノウハウやブランド力を利用して開業ができるため、全く無知の状態から開業をするよりもスピーディーな事業の成長が期待できる点がメリットです。

ロイヤリティとは

フランチャイズに加盟をしたら、一般的には毎月「ロイヤリティ」と呼ばれる費用を本部へ支払わなければなりません。

フランチャイズにおけるロイヤリティとは「対価」を意味しています。

これは本部が時間をかけて積み上げてきたノウハウやブランド力、認知度の高い商標やブランドロゴを継続的に使用することに対する対価です。

ロイヤリティの算出方法や金額は、加盟する会社によって大きく異なります。

詳細は以下の記事で詳しく触れているので、気になる方はあわせてご覧になってみてください。

【業種別】フランチャイズのロイヤリティ相場について解説

フランチャイズの開業方法は主に2種類

フランチャイズに加盟し開業する方法は主に2パターンあります。

  1. 個人事業主としての開業
  2. 法人としての開業

個人事業主としての開業

  • 開業届提出時に費用がかからない
  • 開業手続きが簡単/オンラインでも可能
  • 支払う税金は所得税、住民税、個人事業税、消費税
  • 法人よりも費用計上できる項目は少ない

個人事業主の特徴としては主に上記のような内容が挙げられます。

法人の場合は開業の手続き行うために10万円~25万円程度の諸費用が必要ですが、個人事業主の開業自体はお金をかけずに手続きができます。

昨今では開業手続きをサポートする無料アプリもあるので、より手軽に個人事業主の手続きができるようになっています。

小規模で事業を行う場合やアウトソーシングが難しい場合は個人事業主として開業することも多いようです。

法人としての開業

  • 開業と届け提出時に10万円~25万円の諸費用が必要(印紙代、手数料など)
  • 登録免許税の支払いや定款認証など手続きがやや煩雑
  • 支払う税金は法人税、法人住民税、法人事業税、地方法人特別税、消費税
    場合によっては固定資産税など
  • 個人事業主よりも経費計上できる項目が多い

法人として開業する際の主な特徴は上記の通りです。

一見すると法人化したほうが諸費用もかかりますし、納税額も多いように感じますが、所得額が大きくなるとむしろ法人化をした方が個人事業主よりも納税額を軽減しやすいと言われています。

また、法人であれば自分自身や家族従業員への給与支払いも経費計上できるなどメリットも大きいです。

フランチャイズの募集内容によっては、法人であることを条件にしているところもあります。

フランチャイズ開業と個人経営の違い

フランチャイズに加盟をして開業するのと、個人経営者として開業するのとではどのような違いがあるのでしょうか。

この項目ではフランチャイズで開業するメリットから見える個人経営との違いを考えてみましょう。

フランチャイズの仕組みをわかりやすく解説!メリットとデメリットも知ろう

すでに確立されたノウハウやブランド力を利用できる

冒頭でもお伝えした通り、フランチャイズに加盟をすると本部がこれまでの事業で培ってきたノウハウや、認知度の高い商標やブランドロゴ、集客力を活かして事業をスタートさせることができます。

未経験者が1から個人経営をするとなればすべてが手探り状態ですし、ノウハウ、ブランド力、認知度などすべてを自分で育てていかなければなりません。

フランチャイズは加盟金やロイヤリティの支払いは必要ですが、スムーズに開業し店舗の運営にはじめから力を注げるのは大きなメリットと言えるでしょう。

またフランチャイズであれば、立地や経営のアドバイスなど本部による手厚いサポートも受けられます。

本部の行動が大きく影響する

良くも悪くもフランチャイズは本部の動きが大きく影響します。

たとえば本部が広告に莫大な費用をかけていればそれだけ顧客の増加が見込めますし、一方で公式SNSなどで炎上してしまえば自身の店舗にもクレームなどが寄せられるかもしれません。

逆に加盟店がトラブルなどを起こしてしまうと本部に迷惑がかかり、何かしらのペナルティを受けてしまう可能性もあります。

一方で個人経営ではすべて自分の行動にかかっているので、その点はフランチャイズ開業との大きな違いと言えるでしょう。

個人事業主でフランチャイズ開業する際の注意点

個人事業主としてフランチャイズに加盟し開業する際には注意点も少なからずあります。

  1. 確定申告について理解しておく
  2. 個人経営よりも利益率は低くなる
  3. 本部の意向に沿って事業を進める必要がある

この項目では上記の3点にまとめましたので、これから個人事業主でフランチャイズ開業をしようとお考えの方は参考にしてみてください。

確定申告について理解しておく

法人を設立する場合にも言えますが、フランチャイズに加盟をしていても毎年の「確定申告」は自分で行う必要があります。

現在では便利な会計ソフトもいくつかあるので帳簿作成の手間は大きく省けるようになっていますが、それでも確定申告の内容についてはある程度自分で理解しておきましょう。

個人経営よりも利益率は低くなる

冒頭でもお伝えした通り、フランチャイズ加盟店の多くは毎月本部へ「ロイヤリティ」を支払わなければなりません。

またフランチャイズ加盟時には開業の準備資金とも言える「加盟金」が必要なケースも多く、個人経営よりも支出額が増えます。

ロイヤリティの算出方法や比率は本部によって様々ですが、やはり個人経営と比較するとどうしても利益率が低くなる点には理解が必要でしょう。

本部の意向に沿って事業を進める必要がある

個人経営の場合、経営方針や戦略などはすべて自分が決定し、やりたいように事業を進めていくことができます。

一方でフランチャイズの場合は本部によって経営方針や事業の進め方、戦略などがすでに決定されており、加盟店はそれらに沿って店舗運営を進めていかなければなりません。

「自分の考えた通りに事業を進めたい」と考える方にとっては少々ストレスを感じる可能性がある点には注意が必要です。

まとめ

今回は個人事業主としてフランチャイズ開業をする場合と個人経営の違い、個人事業主と法人の違いなどについて詳しくお伝えしました。

個人事業主はお金をかけずに開業手続きができて、手続きの内容自体も簡単です。

一方で所得が圧倒的に大きい場合は法人の方が税金面で有利ですし、個人で自由に経営したい場合は個人経営の方が向いていることもあります。

このように開業の手段ごとにそれぞれメリットやデメリットがありますので、違いを十分に理解し理想に合った開業方法を選択するようにしましょう。

フランチャイズの説明会とは?参加方法や服装など気になる疑問を解決

ほとんどのフランチャイズ本部では「説明会」を実施しており、事業が気になっている人への具体的な仕事内容や費用面の説明、質疑応答の場を設けています。

しかし初めてフランチャイズの加盟を考えている人にとっては「参加したあとに断っても大丈夫かな」「どんな服装で行けば良いのかな」など疑問は尽きないことでしょう。

今回はフランチャイズの説明会とはどのような場なのか、また参加方法や服装などについて詳しくお伝えします。

【Adologi(アドロジ)おすすめ】初めてでも分かるフランチャイズ加盟の基礎知識!評判の良いフランチャイズは?

フランチャイズの説明会とは

フランチャイズの「説明会」とはフランチャイズの加盟店を募集している本部が、加盟を検討している人向けに開催するものです。

加盟希望者や興味がある人たちに対して、本部の企業情報やフランチャイズ事業の概要、ビジネスモデル、開業費用、具体的な収益のイメージなど、募集サイトには掲載しきれない情報を詳しく説明してくれる場となっています。

説明会の内容はもちろん企業によって様々ですが、中には実際に加盟店として頑張っている先輩たちの声が聞けるケースもあるようです。

加盟するには説明会への参加がほぼ必須

フランチャイズ事業の具体的な説明を聞かずに加盟するという流れはあまりありません。

本部・加盟店双方のためにも、加盟希望者の理解をしっかりと得たうえで加盟してもらった方が、その後のトラブルが少なくスムーズに進みやすいためです。

ただし説明会に参加をしたからといって、必ず加盟しなければならないということは一切ありません。

少しでも悩んだら一旦話を持ち帰るというのも全く問題ありません。

フランチャイズの説明会に参加するメリット

  1. 具体的な事業の内容が把握できる
  2. 疑問や不安を解消できる
  3. オンラインで参加できる説明会も多い

フランチャイズの説明会参加をすると上記のようなメリットがあります。

基本的には事業の詳しい内容や費用面などについて知ることができて、直接質問ができることも多いため、気になるフランチャイズ加盟店の募集があれば、まずは説明会に参加してみるのがおすすめです。

具体的な事業の内容が把握できる

具体的な事業内容の説明はフランチャイズ説明会の基本の内容です。

フランチャイズ加盟の募集ページは主に興味を持ってもらうための、言わば「広告」のような役割ですが、説明会に参加をすることで募集ページにはなかった具体的な話を聞くことができるでしょう。

  • どうやって収益を得る仕組みなのか
  • 加盟金やロイヤリティはいくら必要なのか
  • 一ヶ月にどれくらい稼げそうなのか
  • 開業前や開業後の流れ
  • その事業のメリットデメリット
    など

上記のように、踏み込んだ情報が得られるのは説明会参加の大きなメリットです。

疑問や不安を直接質問できる

フランチャイズに加盟をして開業するには費用も時間もかかるので、質疑応答の場があれば疑問や不安を1つ残らずしっかりと解消してから判断したいところです。

フランチャイズの説明会では質疑応答の場を設けていることも多く、説明会終了後に別途希望者にのみ質疑応答の場を設けていることもあります。

なお説明会に質疑応答の場がない場合は電話やメールで問い合わせるなど、別の方法で疑問や不安を解消しましょう。

オンラインで参加できる説明会も多い

昨今の情勢的によってあらゆる物事の在宅化やオンライン化が進み、フランチャイズの説明会においてもオンラインで参加できるケースが増えました。

もちろん会場に足を運ばなければならない説明会も多いですが、オンラインの説明会があれば普段忙しい方でも参加しやすいですよね。

説明会に参加したら加盟は必須?

とくに初めてフランチャイズの説明会に参加する人にとって、「無理に加盟させられるんじゃないか」「断りにくい雰囲気だったらどうしよう」などといった不安を持っている人は多いかもしれません。

しかし冒頭でもお伝えしたようにフランチャイズの説明会は、参加したからといって加盟しなければならないということは一切ありません。

本部側からしても無理に加盟をさせてもトラブルの原因となったり、事業存続が危ぶまれる可能性がありますから、まともな企業であれば加盟を無理に勧めてくることはないでしょう。

フランチャイズ説明会の参加方法

ほとんどのフランチャイズ説明会は無料で参加ができます。

  1. フランチャイズの募集サイト
  2. 企業公式サイトのフランチャイズ募集ページ
  3. メールや電話による問い合わせ

フランチャイズ説明会の申込窓口としては主に上記の3つが挙げられます。

フランチャイズの募集サイトや企業公式サイトに掲載がない場合で、どうしてもフランチャイズ加盟がしたいという人はメールや電話で話を聞けないか問い合わせてみるのも良いでしょう。

説明会の参加日時については、毎週定期的に実施されている日時の中で都合の良い日に出向くパターンや、希望の日時を申し込んで相手方に合わせてもらうパターンなどがあります。

説明会参加の申込ページから選択できることが多いので、画面の案内に沿って入力を進めていきましょう。

説明会参加時の服装はどうすべき?

説明会参加時の服装に悩む人もいるかもしれませんが、ほとんどのフランチャイズ説明会ではスーツを着る必要がないケースが多いです。

サンダル+短パン、ミニスカート+厚底など、あからさまにカジュアルすぎたり着飾りすぎていると判断されるような服装はマナー的に避けるべきですが、長ズボン+Tシャツなどごく一般的なカジュアルな服装であれば問題ないでしょう。

また服装に迷う場合は無難にワイシャツを組み合わせるのもおすすめです。

フランチャイズの説明会は会社の面接などではないので、社会人として節度のある服装で参加ができれば問題ありません。

フランチャイズ加盟までの流れ

  1. 加盟したいフランチャイズを探す
  2. 説明会に参加する
  3. 必要資金を用意する
  4. 契約・開業の手続きを進める
  5. 加盟

フランチャイズ加盟までの主な流れは上記の通りです。

なお、正式にフランチャイズの加盟が決定したら店舗開店の準備に取り掛かります。

本部のサポートを受けながら準備を進めていきましょう。

おすすめのフランチャイズ募集サイト

この項目ではフランチャイズ募集サイトを一部ピックアップしてご紹介します。

フランチャイズ比較.net

求人サイトと同じような使い心地でフランチャイズの募集が探しやすく、掲載数が多いのが特徴です。

LINEの友達登録をしておくことで、フランチャイズの人気案件や新着情報を受け取ることができるので、希望の募集をじっくりと探したい人は利用してみてください。

フランチャイズ比較.netの公式サイトはこちら

マイナビ独立

大手人材・広告企業の株式会社マイナビでは、フランチャイズ情報に特化した「マイナビ独立」を運営しています。

募集情報を検索するだけでなく、独立・開業に関する役立つコンテンツも多く、フランチャイズ加盟前の情報収集にもおすすめです。

先輩たちの経験談も多く参考になりますよ。

マイナビ独立の公式サイトはこちら

フランチャイズの窓口

フランチャイズの窓口はフランチャイズ募集の検索以外にも「買取ビジネス特集」「不動産ビジネス特集」など、業界ごとの特集が定期的に更新されているほか、画像つきの先輩の声なども多く掲載されています。

知らないフランチャイズの業種を知れる機会にもなるので、こちらも情報収集のサイトとして利用していただくのがおすすめです。

フランチャイズの窓口の公式サイトはこちら

まとめ

今回はフランチャイズの「説明会」に着目し詳しく解説しました。

説明会は本部の企業情報やフランチャイズ事業の内容、費用など具体的な情報を知ることができますので、気になるフランチャイズの募集があれば積極的に参加してみてください。

Adologiのフランチャイズ情報はこちら

知っておくべきフランチャイズの「加盟金」を解説!加盟金なしってどうなの?

フランチャイズについて調べていてよく耳にするのが「加盟金」という言葉です。

また事業を始める際はできるだけコストを押さえたいものですが、加盟金なしのフランチャイズはないのか気になっている人もいるでしょう。

今回はフランチャイズの中でも「加盟金」に着目し、深掘りした情報をお届けします。

加盟金の意味や相場、加盟金なしのフランチャイズについて触れているので参考にしてください。

【Adologi(アドロジ)おすすめ】初めてでも分かるフランチャイズ加盟の基礎知識!評判の良いフランチャイズは?

フランチャイズの「加盟金」とは

「加盟金」は、言葉通りフランチャイズに加盟するときに本部へ支払うお金のことです。

フランチャイズに加盟をすると、本部から事業に役立つさまざまなものが提供されます。

例えば本部が独自に確立したノウハウや、手厚いサポート、ブランド力などです。

また、フランチャイズに加盟した後は本部によるサポートのもと、開業準備を進めなければなりません。

加盟店はそういった権利使用の許可を受けられることへの「対価」や、「開業資金」として加盟金を支払うわけです。

フランチャイズの「加盟金」と「保証金」の違い

フランチャイズに加盟する際、加盟金のほかにも「保証金」の支払いが発生することがあります。

保証金の有無は企業によって異なりますが、「保証金」とはフランチャイズ本部へ一時的に預けるお金のことです。

フランチャイズの加盟店は、一般的に毎月ロイヤリティを支払う必要がありますが、何らかの事情でロイヤリティが支払えなくなる可能性もあります。

そんな時に不足したロイヤリティに充てるのが「保証金」です。

保証金から充当した場合はその後に同じ額まで戻す必要がありますが、預けた保証金はフランチャイズ加盟解約後に返金されます。

加盟金が返金されることはある?

加盟金はまとまった金額であることが多く、「解約したら返金してくれるのかな」と考える方もいるでしょう。

権利使用の対価である加盟金は、一般的に返金されることはありません。

ほとんどのフランチャイズ契約時には、契約書の中で「加盟金府返還特約」という内容が記載されていますので、契約書類は事前に隅々まで確認しましょう。

フランチャイズのロイヤリティとは

フランチャイズには加盟金のほかにも「ロイヤリティ」と呼ばれる費用が存在します。

売上歩合方式 売上金額に対して一定の割合をかけた金額がロイヤリティとなる
粗利分配方式 売上-仕入原価(粗利高)×一定の割合がロイヤリティとなる
定額方式 売上金額に関わらず毎月決まった金額をロイヤリティとして支払う

ロイヤリティの算出方法は上記の3パターンに分かれ、毎月フランチャイズ本部への対価として決まった方式で算出された金額を支払います。

なおロイヤリティの金額や算出方法は企業によって異なります。

ロイヤリティについては以下の記事で詳しくご紹介していますので、気になる方はご覧ください。

【業種別】フランチャイズのロイヤリティ相場について解説

「加盟金」と「ロイヤリティ」の違い

加盟時に支払うものが「加盟金」、毎月支払うものが「ロイヤリティ」です。

フランチャイズに加盟し、ブランド力やサポート、ノウハウなどを本格的に活用するのは店舗オープン後になりますので、「ロイヤリティ」の方が対価としての意味合いは強いかもしれません。

フランチャイズ加盟金の相場

加盟金の金額については店舗によってかなりの差がありますが、一般的には数十万円~数百万円の間として考えておけば間違いないでしょう。

フランチャイズは、実店舗をしっかりと構えるタイプやキッチンカーを利用するタイプ、自宅でパソコンを使って起業できるタイプなど様々な業種があります。

店舗の規模が小さければ小さいほど、加盟金の相場も低くなるのが一般的です。

加盟金なしのフランチャイズはある?

結論からお伝えすると加盟金が0円のフランチャイズは存在します。

ざっと調べてみたところでは、実店舗を持たないクリーニング業やインターネットを利用したビジネスなどの場合に加盟金なしで開業できることもあるようです。

また、最初に加盟金を用意できなくても本部からの融資を受けて開業できるところもあります。

フランチャイズで加盟金なしにする理由

  • 加盟金以外で収益を賄える仕組みが完成しているから
  • 加盟店を増やしたいから
  • 「独立開業支援型」でフランチャイズを運営しているから

加盟金をなしにする理由としては主に上記の3つが考えられます。

加盟店は毎月「ロイヤリティ」を本部へ支払うのが一般的で、本部はロイヤリティをフランチャイズにおける主な収入源としているケースが多いです。

また飲食店であれば食材などを本部から仕入れる仕組みにすることで、加盟金やロイヤリティがなくても利益が得られることもあります。

実店舗を持たないフランチャイズであれば、ロイヤリティだけでも十分に収益を賄えることも多いため、意外と加盟金なしでも本部にはしっかりと利益が入っていくわけです。

フランチャイズ加盟金なしのメリット

  • 少ない資金でフランチャイズ加盟ができる
  • 実店舗を持たずに開業できるケースがある

加盟金なしのフランチャイズを利用する主なメリットは上記の2つが挙げられます。

少ない資金でフランチャイズ加盟ができる

加盟金なしのフランチャイズを利用する一番のメリットは、やはりお金をかけずに開業できることではないでしょうか。

起業・開業をしたいけれど、知識もノウハウもない」という方は、初期費用を用意せずともフランチャイズに加盟することで本部のサポートを受けながら開業準備を進めていくことができます。

実店舗を持たずに開業できるケースがある

加盟金が不要なフランチャイズでは実店舗を持たないビジネスであることも多いです。

とくに副業でフランチャイズを始めたいとお考えの方にとっては、気楽に開業できる点が大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

実店舗を持たないということは物件の取得に関わる費用が不要ということなので、多額の初期費用を用意せずに済みますね。

フランチャイズ加盟金なしのデメリット

一方で加盟金なしのフランチャイズにもデメリットはあります。

  • 業種があまり選べない
  • ロイヤリティが高い可能性がある

主なデメリットとして挙げられるのは上記の2つです。

業種があまり選べない

まず1つデメリットとして挙げられるのは「業種があまり選べない」ということです。

フランチャイズビジネスの構造上、加盟店になるうえで加盟金を支払うことは至って一般的なので、そもそも加盟金なしで開業できる業種自体があまりありません。

加盟金なしでも本部がしっかりと利益が得られる必要があるため、「加盟金なしでフランチャイズを始めたい」という場合は希望の業種が見つからない可能性もあります。

ロイヤリティが高い可能性がある

加盟金なしのフランチャイズの中には、加盟金をとらない代わりに毎月支払うロイヤリティを高めに設定しているケースがあります。

またロイヤリティに限らず、研修費や備品購入費などの名目で支払い費用が発生する可能性もあるため、加盟金なしのフランチャイズに加盟する際は、事前に必要な費用をすべて整理してから検討しましょう。

まとめ

今回はフランチャイズの加盟店になるうえで関連性が非常に高い「加盟金」について詳しく解説しました。

加盟金は権利使用の対価のほか、スムーズに開業を進めるための準備資金として必要となる費用です。

ビジネスモデル上、加盟金がなくても何らおかしくないフランチャイズもありますが、中には悪質なフランチャイズビジネスもあるため十分に注意しましょう。

フランチャイズ契約前にはしっかりと契約内容を確認し、トラブルを未然に防ぐ意識が重要です。

ネットショップの仕入れで成功しているショップの共通点とは

ネットショップを始めたいと考えた場合、具体的な仕入れ方法のイメージは浮かんでいるでしょうか。

どこからどれくらい仕入れるのかそもそも何を仕入れたら良いのかなど、ネットショップ初心者の方にとって疑問は尽きないことでしょう。

そこで今回は、ネットショップの販売商品を仕入れるコツなどについて分かりやすくまとめていきます。

ネットショップの販売商品を仕入れる前準備

ネットショップで販売する商品を仕入れるには、「何を仕入れるのか」を予め決める必要があります。

当たり前のことではありますが、仕入れる商品は「売れるもの」でなければなりませんから、リサーチを行って仕入れても問題ない商品であるかを判断するわけですね。

まずは販売商品を仕入れる「前準備」を3つの項目に分けてご紹介します。

1.仕入れる商品の目ぼしをつける

WEBサイトやSNS、実店舗、オンラインショップなどを利用して、売れそうな商品の目ぼしをつけます。

実際に売れそうな見込みがあるか判断をするのはこの後の工程なので、現時点では「これは良いかも」「売れるかもしれない」といった感覚でも問題ありません。

また、商品の目ぼしをつけたら「商品名」「ブランド名」などの商品の特定が可能な情報もあわせて記録しておきましょう。

2.商品の競合状況や販売状況をリサーチする

「1」の工程で目ぼしをつけた商品について、競合他社のシェア状況や販売状況、売れ行きなどをリサーチしましょう。

多くのショップで取扱いがある商品は人気商品である可能性が高いですが、いわゆる「ライバル」が多いということになるため、仕入れるかどうかは慎重に判断する必要があります。

また、取扱い店舗数が少なく人気のある商品は、自社で販売することでよく売れる可能性がありますが、取引がしづらいなど何かしらの理由が隠れていることもあります。

この工程では、様々な角度からリサーチすることが大切です。

3.仕入れ先を発掘する

商品を仕入れることが決まったら、ベストな仕入れ先を探します。

1つの仕入れ先だけを見るのではなく、同じ商品を販売している仕入れ先が複数ないか確認し、最も安く仕入れられるところを選ぶのがおすすめです。

送料や手数料など、商品価格以外に支払うものがないか、どのくらいで商品が発送されるのかも事前にチェックしておくと良いでしょう。

ネットショップの主な仕入れ先5選

  1. オンラインショップ
  2. 見本市などのイベント
  3. メーカーや工場
  4. 卸問屋・問屋街
  5. 仕入れようオンラインショップ

ネットショップで販売する商品の仕入れ先は主に上記の5つが挙げられます。

物販で仕入れるための基礎知識!おすすめの仕入れ先や仕入れのコツについて解説

1.オンラインショップ

現在では国内外を問わず様々なオンラインショップで商品を仕入れられるようになりました。

日本語非対応の海外のオンラインショップから仕入れる場合でも、輸入代行業者に依頼することで安全に商品を入手できます。

一般消費者も購入するオンラインショップもあれば、卸業者向けに運営されているショップもあるので、仕入れる個数や取扱い商品によって使い分けてみてください。

2.見本市などのイベント

日本国内や海外で開催される見本市では、企業とのコネクションを得る機会として場を活用するショップ運営者も多いです。

実際に現地へ足を運ぶため、商品も目で見て確認することができます。

日本国内でも「インターナショナル・ギフト・ショー」や「国際ファッション雑貨EXPO」など、有名な展示会がいくつかあるので、日本国内での仕入れを行いたい方もチェックしてみてください。

3.メーカーや工場

商品を企画しているメーカーや製作を担う工場、個人で活動している作家などと直接連絡を取り合う方法です。

普段利用している商品や、偶然見かけて気になるような商品があれば作家や製造元に問い合わせてみるのも良いでしょう。

一度に仕入れられる個数などはそれぞれなので、必要な情報は早めに伝えておくとスムーズです。

4.卸問屋・問屋街

実店舗でも仕入れ用に商品を展開しているところがあります。

一般消費者では購入ができないケースも多いため、名刺や運営者であることを証明できる書類などを持参していくとスムーズです。

一般消費者では購入できない割安価格で売られているので、極力コストを抑えたいとお考えの方は候補に入れておきたい手段の1つと言えます。

5.仕入れ用オンラインショップ

卸業者向けに展開されているオンラインショップです。

卸価格は会員限定で公開されていることがほとんどで、一般消費者は購入ができません。

その代わりに一般的なオンラインショップよりも格安でまとめ売りされているので、コスト削減に力を入れたい方はチェックしておきましょう。

成功するネットショップの共通点とは

ネットショップ運営において「仕入れ」の工程は最も重要といっても過言ではありません。

仕入れの段階で判断を誤ると大量の在庫を抱えることとなり、立て直しがとても大変になってしまいます。

この項目では成功するネットショップの共通点についていくつかご紹介します。

ユーザーの心を掴む商品がある

ネットショップを運営するうえでは顧客の需要をしっかりと理解していることが何よりも大切です。

ネットショップのターゲットとなる層が「こんなものが欲しかった」「こんなラインナップだから利用しやすい」と感じられるような商品が並んでいると自然とリピーターも付きやすくなります。

商品やサービスが差別化されている

取扱い商品や提供するサービスにおいて、競合他社と差別化がなされているネットショップは成功します。

これは極端な例ですが、A社、B社、C社がクレジットカード払いしか取り扱っていない中で、D社がコンビニ払いや銀行振込、代金引換などに対応しているような場合です。

「クレジットカードを持っていないから買えない」という人に対する間口も広げることができ、より多くの消費者に利用されます。

もちろん商品の差別化も有効的です。

トレンド商品を取り入れている

ネットショップにおける「トレンド商品」とは、「よく売れる、利益が見込める商品」のことです。

よく売れる・利益が見込める商品は単純に「流行」を押さえていたり、時代に沿っている商品であったりすることも多いので、常に市場を観察してトレンド商品を見つけるアンテナを張っておきましょう。

やはりトレンド商品をしっかりと取り入れられているネットショップは人気の傾向にあるようです。

適切な在庫管理がされている

成功するネットショップはツールなどを活用して効率良く、適切な在庫管理を行っています。

売れ行きが良くない商品の在庫を抱えすぎていたり、仕入れが可能な商品なのにショップ上では在庫切れが続いているなど、上手く在庫管理がされていないと売れ行きも思うように伸びていきません。

ネットショップの販売商品を仕入れる際の注意点

  • 輸入禁止品目や関税について理解しておく
  • はじめから大量購入をしない
  • ブランド品は模造品に気をつける

ネットショップの販売商品を仕入れる際、注意したいポイントがいくつかあります。

これらのような注意点については以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方は併せて参考にしてみてください。

個人でネットショップの仕入れを行う方法について分かりやすく解説!

まとめ

今回はネットショップの仕入れる手段や、リサーチなどの必要な前準備、成功するネットショップの共通点などについて詳しくお伝えしました。

ネットショップ初心者にとって「仕入れ」はハードルが高い作業かもしれませんが、自分で実践し経験を積んでいくことが何よりも成功への近道となります。

今回まとめた記事の内容も参考にしていただきながら、上手な仕入れを目指していきましょう。

個人でネットショップを開業するときのおすすめサービス6選

ネットショップを開業する方法はいくつかあります。

皆さんが利用しているショッピングサイトへの出店や、ネットショップ専用サービスを利用してサイトを作成する方法、自分で1からサイトを立ち上げる方法などです。

どの方法にもメリットデメリットがありますので、今回はネットショップの開業ができるおすすめのサービスに着目しご紹介します。

個人でネットショップを開業してみたいとお考えの方は参考にしてみてください。

個人のネットショップ開業方法は主に3パターン

冒頭でお伝えしたようにネットショップの開業方法はいくつか種類があるため、1つずつご紹介します。

  1. ECサイトへの出品・出店
  2. ASP型ネットショップでの開業
  3. 自社サイトを使った開業

主な方法は上記の3パターンです。

1.ECサイトへの出品・出店

楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングといったモール型ECへ出店をしたり、メルカリやヤフオク!などのフリマサイトに出品をするパターンです。

もともとショッピングサイトとしての土台が整っているため集客の難易度が低く、しっかり売れる商品であれば集客をせずとも売れていきます。

一方で売り上げの目途が立ちやすい反面、販売手数料などの諸費用が嵩む傾向にあるため注意が必要です。

利用する際は毎回損益の計算を欠かさずに行いましょう。

2.ASP型ネットショップでの開業

ASP型ネットショップはECサイトへ出店するよりもコストを抑えつつ、ある程度自由なネットショップが作成できるサービスです。

予めネットショップのテンプレートや決済システム、ショッピングカート、メールマガジン、クーポンなどのネットショップ開業に必要なサービスが揃っており、サイト制作の知識が無くても簡単に利用できます。

ASP型ネットショップはあくまでもネットショップが作成できるサービスなので、購入者が訪れるわけではありません。

集客は自分で行う必要があるものの、お店のブランディングなどがしやすいといったメリットもあります。

3.自社サイトを使った開業

ASP型ネットショップなどを使わずに自分で1から自社サイトを作成する方法です。

ホームページを作成するのと同じ要領でネットショップを作成します。

サイト作成の知識がある場合や調べながら自分で操作ができる場合は、コストを最小限に抑えつつASP型ネットショップよりもさらに自由度の高いネットショップ作成ができるでしょう。

ただしサイト作成に苦手意識のある方や、自分では難しいという方はサイト作成を外注することになり費用が嵩みます。

また、集客についてもSEO集客やウェブ広告、SNS集客など様々なコンテンツを利用し工夫する必要があるでしょう。

個人のネットショップ開業におすすめのサービス6選

この項目では個人でのネットショップ開業におすすめのサービスを7つご紹介します。

  1. Amazon
  2. BASE
  3. EC-CUBE
  4. STORES
  5. カラーミーショップ
  6. Yahoo!ショッピング

有名なサービスばかりですが、やはり有名なサービスは初めて個人でネットショップをはじめる方にもおすすめしやすいです。

1つずつ特徴をご紹介していきますので参考にしてみてください。

1.Amazon

  大口出品 小口出品(月50個以内の販売)
月間登録料

4,900円/月

無料
基本成約料 無料 100円/1回
販売手数料 8%~15%

8%~15%

Amazonはご存じの通り利用者が多く世界的にも有名なモール型ECサイトです。

個人、法人どちらでもセラー(出品者)として登録することができ、月50個以内の販売であれば小口出品ということで月間登録料が無料で利用できます。

Amazonには基本成約料があるので、月に50個以上の販売であれば大口出品として登録した方がお得です。

また集客力が高く商品リサーチのツールも比較的充実しているので、初心者でも挑戦しやすいサービスと言えます。

別途手数料は必要ですが「FBA(フルフィルメントサービス)」を利用すれば、在庫をAmazonの倉庫で保管してもらったり配送を代行してもらうことも可能です。

Amazonの公式サイトはこちら

2.BASE

BASEは冒頭でご紹介したASP型ネットショップ作成サービスのうちの1つです。

おしゃれなテンプレートが揃っているほか、カートや各決済手段、販促機能などネットショップの開業に必要な機能はだいたい用意されています。

また初めて売れるまで無料で利用できる「スタンダードプラン」があるので、コストを抑えたネットショップ開業も可能です。

英語や外貨にも対応し後々越境ECにも着手したいとお考えの方にもおすすめできますよ。

BASEの公式サイトはこちら

3.EC-CUBE

EC-CUBEは自社サイトを使ったネットショップ開業をする際に利用します。

具体的にはECサイト向けのサイト構築サービスとなっており、WordPressなどのサイト作成サービスよりもさらにECサイトに特化したソフトウェアが特徴です。

商品紹介ページや注文ページ、カート機能や会員登録機能、商品管理システムなどネットショップに必要な基本機能は揃っているため、「自社サイトでネットショッピングを開業したい」という方はチェックしてみてください。

EC-CUBEの公式サイトはこちら

4.STORES

STORESもBASEと同様にASP型ネットショップ作成サービスの1つです。

月額料金のフリープランと月額2,980円のスタンダードプランがあり、フリープランは決済手数料が5%、スタンダードプランは決済手数料が3.6%ということでコスト面が変わってきます。

フリープランでもおしゃれなテンプレートが利用でき、豊富な機能も使えますが、配送日指定やアクセス解析機能など一部の機能は利用できないよう制限されています。

公式サイトにて使える機能が確認できるので、各プランやBASEのプランなどと比較をしてみてください。

STORESの公式サイトはこちら

5.カラーミーショップ

カラーミーショップもASP型ネットショップ作成サービスとなっており、充実したサポート体制と簡単に利用できる広告出稿機能などが特徴です。

ネットショップを開業する方向けの無料セミナーや宣伝効果のあるコンテストなど、ASP型ネットショップながらも集客を学べる場面や集客に活用できるイベントがあり、とにかくサポート体制が充実しています。

ただし決済手数料がBASEなどに比べるとやや高いため、カラーミーショップはノウハウやサポートをしっかりと頼りたい人にとくにおすすめです。

カラーミーショップの公式サイトはこちら

6.Yahoo!ショッピング

Yahoo!ショッピングはAmazon同様に多くのユーザーが利用するモール型ECサイトです。

初期費用や月額料金がかからないため、モール型ECサイトの集客力を活かしながらコストを抑えたネットショップ開業ができます。

ただし決済手数料やアフィリエイト手数料など、利用する機能によって手数料が加わりますので、詳細は公式サイトをチェックしてみてください。

Yahoo!ショッピングはネットショップ事業を拡大する場合にもよく利用される人気のサイトとなっています。

Yahoo!ショッピングの公式サイトはこちら

まとめ

今回はネットショップの開業によく使われている、人気のおすすめサービス6選を紹介しました。

各サービスには細かな特徴があり、自分がどのような販売スタイルを確立したいのかなどによってピッタリなサービスは変わってくるでしょう。

またサービスごとに必要な手数料も異なるため、事前にしっかりと費用面を確認してから判断してくださいね。

個人でネットショップを開設するやり方と成功のコツを分かりやすく徹底解説

近年ではネットショップを利用したお買い物が当たり前になりつつあり、「自分でもネットショップを開設してみたい」と考えている人は多いのではないでしょうか。

今回は個人でネットショップを開設するやり方や、ネットショップで成功するためのコツについて分かりやすく解説しています。

個人でネットショップを開設したい方は参考にしてみてください。

ネットショップを開設するための5STEP

はじめにネットショップを開設する手順を5つのステップに分けて説明します。

  1. 販売商品やショップのコンセプトを考える
  2. 販売商品の「仕入れ」or「制作」を決める
  3. 「自社サイトでの販売」or「ECサイトへの出店・出品」を決める
  4. ネットショップの開設準備を進める
  5. ネットショップの運用を開始する

STEP1.販売商品やショップのコンセプトを考える

最初にどのような商品を販売するのかどこまでのカテゴリを扱うショップにするのかなどのコンセプトを固めましょう。

またこの時点で購入してほしいターゲットも定めておくと、今後の流れがスムーズになります。

STEP2.販売商品の「仕入れ」or「制作」を決める

販売する商品を仕入れるのか、自分たちで企画して制作するのかによって今後の流れは大きく変わります。

商品を仕入れるのであれば在庫管理など一部の作業は自動化・効率化できますし、自分たちで商品を作る場合は生産してくれる会社などを探す必要があるでしょう。

  • 販売商品に規制がないか確認しておく

販売商品が決まった際は、その商品が個人で販売しても問題ないものか事前に確認しておくと安心です。

とくに商品を輸入して仕入れるような場合は、輸入禁止品目について予め把握しておくことをおすすめします。

以下の記事では個人輸入における関税や、輸入禁止品目などについても触れているので興味のある方はあわせてご覧ください。

個人輸入の関税はいくらから?支払うタイミングなどの基礎知識を徹底解説

STEP3.「自社サイトでの販売」or「ECサイトへの出店・出品」を決める

商品を販売する方法は、主にECサイトなどの既に確立されたショップに出店・出品をする方法と、自分でネットショップを1から作成し、集客から始める方法があります。

ECサイトといえば、たとえばAmazonやYahoo!ショッピング、そのほかメルカリなどが挙げられ、これらは利用者が非常に多く集客が容易です。

一方でECサイトにはライバルが多く価格競争が起こりやすいデメリットもあります。

また自社サイトはサイト制作や集客に手間や時間がかかったり、外注する場合は費用がかかったりしますが、細かなコンセプトは非常に反映しやすい点がメリットです。

STEP4.ネットショップの開設準備(制作や仕入れなど)を進める

ネットショップを開設するイメージが固まったら、実際に開設の準備に取り掛かりましょう。

  • 出品用アカウントの作成、出店・出品準備(ECサイトなどを利用する場合)
  • 自社サイトの制作、必要に応じて各ツールなどの導入(自社サイトを運営する場合)
  • 商品の仕入れ、制作
  • 集客

ざっくりとした準備の内容としては、主に上記のような作業が挙げられます。

お金をかけられるところにはお金をかけ、クオリティの向上や効率化を図るのもおすすめです。

一方で自分でできることは自分で行いコストを削減するのも1つの戦略ですよ。

STEP5.ネットショップの運用を開始する

準備が整ったらいよいよネットショップを開設し、運用を開始します。

  1. 在庫管理
  2. 受発注管理
  3. 集客対策(SNS集客・SEO集客)
  4. 市場・商品のリサーチ
  5. キャンペーンの打ち出し
  6. クーポンの配布
  7. メールマガジンの発行
    など

ネットショップの開設準備には時間を要するケースが多いと思いますが、実際にネットショップの運用を開始してからが本番です。

とくに開設して間もない頃は、上記のようにやるべきことがたくさんありますので、しっかりと力を入れて利益の獲得を目指していきましょう。

ネットショップ開設におすすめのサイト

ネットショップの開設に利用されるサイトはある程度決まっています。

  1. AmazonなどのECサイト
  2. BASEなどのASP型ネットショップ
  3. WordPressなどを使った自社サイト

ネットショップの開設というと主に上記の3パターンがありますので、各サイトの特徴について把握しておきましょう。

AmazonなどのECサイト

  1. Amazon
  2. Yahoo!ショッピング
  3. 楽天市場
  4. メルカリ
  5. ヤフオク!
  6. ラクマ
    など

上記のようにすでに完成されているECサイトに出品、出店するパターンです。

これらは利用者が非常に多いため、基本的には集客に力を入れなくても商品が人の目につきやすいメリットがあります。

一方で先述の通りライバルも多く、価格競争になりやすい点が主なデメリットです。

商品の選定は「ライバルが少なくて売れやすい商品」を見つけるようにしましょう。

BASEなどのASP型ネットショップ

  1. BASE
  2. Shopify
  3. makeshop
  4. STORES
    など

ASP型ネットショップは、各管理システムや決済システム、ショップのデザインテンプレート、ショッピングカードなど、ネットショップの開設に必要な土台が揃っているサービスです。

ECサイト、ECモールなどと比べて集客力は劣りますが、コストを抑えたネットショップの開設ができます。

またサイトの自由度が高く、希望のサイト構造やデザイン、必要機能などを実現しやすい点も魅力です。

一方で集客に関してはInstagramやTwitterなどのSNSを利用した宣伝や、広告運用などを行いほぼ自力で販促を行う必要がある点はデメリットと言えます。

WordPressなどを使った自社サイト

  1. WordPress
  2. EC-CUBE
    など

ECサイトやASP型ネットショップに頼らず、サーバーなどを自分で用意して自社サイトを制作する方法です。

自社サイトを使ったネットショップ開設ではWordPressEC-CUBEなどが利用されますが、かなり自由度の高いオリジナルのネットショップ開設が実現できます。

自分だけでネットショップを制作するにはセキュリティ対策などの知識が必須ですが、一度ショップが完成して集客できるようになれば他の事業にも応用できるでしょう。

個人がネットショップの開設で成功するためのポイント

  1. 損益計算はこまめに行う
  2. 在庫を抱えすぎない
  3. 常に顧客目線のサービス提供を行う

損益計算はこまめに行う

商品の販売開始後は、商品の仕入れにかかった諸費用はもちろんのこと、ネットショップの運用に必要なランニングコストも踏まえた「損益計算」をこまめに行うようにしましょう。

どこかで計算が抜けていたり誤っていたりすると、どんどん損益が狂ってしまい、気がついたら赤字になっているということもあります。

どのビジネスにも言えますが、ネットショップの運営ではとくに正しい数値を常に把握していることが大切です。

在庫を抱えすぎない

在庫を多く抱えると、在庫の保管場所を圧迫し最終的には新たな保管場所を確保しなければならなくなります。

たとえばAmazonであればFBAと呼ばれる有料サービスを利用することで、在庫を自宅や事務所に置かなくてもAmazonのFBA倉庫にて管理をしてくれるため便利です。

また、単純に売れていないのに在庫を余分に抱えてしまうことにも気をつけましょう。

常に顧客目線のサービス提供を行う

事業を行う上では常に顧客の目線に立ったサービス提供が非常に重要です。

自己満足で終わるのではなく、顧客に満足してもらえるサービス提供を心がけましょう。

分かりやすいサイト構成やアフターサービス、豊富な支払い方法、問い合わせ時の対応など、工夫できる箇所はたくさんあります。

まとめ

ネットショップは開設までに時間がかかることも多いですが、ECサイトなどを利用した販売であれば集客から販売まで手間をかけずに行えます。

ネットショップというだけあり、実店舗を持たない分コストを抑えた開業ができますので、興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

副業転売で儲かる商品を仕入れるコツとは?確定申告についても解説

近年では副業がブームとなっており、「そろそろ自分も始めてみようかな」と考えている人は多いのではないでしょうか。

数ある副業の中でも人気なのが「転売」ですが、仕入れる商品を一歩間違えると大幅な損失を被ることにもなりかねません。

今回は副業転売で商品を仕入れるコツや、副業転売を始める前に知っておきたい確定申告などについても分かりやすく解説しています。

転売ビジネスが副業として人気の理由

一部の「転売ヤー」と呼ばれる買い占めユーザーの影響によって、時には世間からマイナスなイメージを持たれることもある転売ビジネス。

なぜそれでも転売が副業として人気なのでしょうか。

  1. 初心者でも挑戦しやすい
  2. 空き時間に取り組めるため副業に適している
  3. 少ない資金でも始められる

転売ビジネスが副業として人気の理由は、主に上記の3つが挙げられます。

初心者でも挑戦しやすい

転売は意外にも特別なスキルや知識がなくても始められます。

ECサイトやフリマ、オークションサイトを通じて売れる商品を探したり、気になる商品を見つけた際に売れるかどうかを調べたりと、情報収集ができれば仕入れの判断自体は可能なためです。

また転売先としては利用者の多いサイトを選べば集客も比較的容易になりますので、転売はそういった観点から初心者でも挑戦しやすい副業として人気と言えるでしょう。

空き時間に取り組めるため副業に適している

転売は稼働時間が決められているわけではなく、自分の都合の良い時間に作業を進めても何ら問題はありません。

「今日は転売する商品のリサーチだけ進めよう」「今日は在庫を整理しよう」「今日はショップを改善しよう」など、その日その時間に行う作業も自分で自由に決められます。

時間の融通がとても利きやすく、副業に適していることが人気の理由の1つです。

少ない資金でも始められる

転売と一口に言っても、転売する商品は中国などから仕入れるような安い商品から、日本国内で人気のブランド品まで、その価格帯はさまざまです。

資金が少ない場合は安い商品の仕入れからはじめることもできるわけですね。

仕入れ価格が安い商品は比例して販売価格も安い傾向にありますが、それでも着実に利益を出していくことさえできれば結果として大きな資金となります。

資金に余裕がない方や「極力お金をかけずにリスクを抑えたい」という方も多いため、少ない資金でも始められる転売は副業に人気なのです。

主な転売方法は3種類

転売の方法は主に以下の3種類があります。

  1. 国内転売
  2. 輸入転売
  3. 輸出転売

まずはこれらの特徴について把握しておきましょう。

国内転売

文字通り、国内転売は日本国内で仕入れた商品を国内で販売します。

国内での仕入れであればオンラインショップでも比較的安全に仕入れることができますし、実店舗へ足を運び直接商品を確かめて仕入れるといったこともしやすいのが特徴です。

輸入による仕入れが不安だという方は、まずは国内転売から始めてみるのも良いでしょう。

輸入転売

海外から商品を仕入れて日本国内で販売します。

現地に直接足を運ぶ方法もありますが、多くの場合はオンラインショップを介して仕入れることとなるでしょう。

輸入サイトは日本語に対応しているサイトと対応していないサイトがあるので、場合によっては輸入代行業者を頼るのもおすすめです。

海外からの仕入れは商品の到着までに時間がかかったり関税がかかったりすることもありますが、安い商品を見つけやすく利益率を高めやすい点が特徴と言えます。

【Adologi(アドロジ)厳選】輸入物販に特化した役立つツールとその評判のまとめ

輸出転売

日本国内で仕入れた商品を海外のECサイトで販売する方法です。

海外で売れる商品を探すことになるので、翻訳機能を活用しつつリサーチを行うことになります。

慣れないうちは難しく感じるかもしれませんが、海外では日本の商品について高品質であると認められていることから、希少性や価値を高めやすいのが特徴です。

副業転売で儲かる商品を仕入れるコツ

  1. 入念なリサーチを怠らない
  2. 複数のサイトから最も安い仕入先を探す
  3. クレジットカードを上手く活用する
  4. 回転率の高い商品を販売する

副業として転売を始める際に心配なのが「仕入れ」ではないでしょうか。

お金を使う作業なので、失敗は極力避けたいものです。

副業転売で上手く仕入れるコツを上記の4点にまとめましたので、気になる方は参考にしてみてください。

1.入念なリサーチを怠らない

転売を行う上で最も重要なのが「リサーチ」作業です。

「自分だったら欲しい」という感覚ではなく、市場を客観的に見渡す必要があります。

  • 何が売れているのか
  • いくらで売れているのか
  • どのくらい売れているのか
  • 持続性はありそうか

など、しっかりとリサーチをして「これは売れる」と判断できたものを仕入れていきましょう。

また売れている商品を販売している出品者にも注目をしてみてください。

ビジネスで成功するにはすでに成功している人を観察することも大切です。

2.複数のサイトから最も安い仕入先を探す

売れそうな商品を見つけたら、その他のECサイトなどで同じ商品が安く売られていないかチェックします。

セールやクーポンを配布していたり、そもそもの販売価格が安かったりと、最も安く仕入れられるショップを探し、できるだけコストを抑えましょう。

3.クレジットカードを上手く活用する

クレジットカードは言ってしまえば「後払い」なので、給料日前などで今すぐ現金を用意できなくても商品を仕入れられます。

またポイントが貯まるクレジットカードを利用すればお得に商品を仕入れることもできるようになるでしょう。

もちろん支払い能力を超えた買い物は厳禁ですが、上手く活用すれば思ったよりも早くビジネスを軌道に乗せられるかもしれません。

4.回転率の高い商品を販売する

一定の期間内に頻繁に売れる商品は「回転率が高い」と言われます。

「回転率が高い商品=よく売れる商品」ということなので、そのような商品にあたった場合は仕入れに力を入れたいところです。

実践を重ねながら回転率の高い商品を販売できることを目指しましょう。

副業転売で知っておくべき確定申告について

副業を行う前に必ず理解しておきたいのが「確定申告」についてです。

副業の場合、経費を差し引いた副業の収入が年間で20万円を超えた際は本業の年末調整とは別で「確定申告」をしなければなりません。

本来確定申告が必要なのにも関わらず申告をしないでいると、「無申告加算税」や「延滞税」といった費用を請求されてしまう可能性があるのです。

転売は軌道に乗れば月に数万円以上を稼げることも珍しくないので、確定申告については理解をしておきましょう。

「確定申告」や「開業」は家でもできる

確定申告と聞くと、書類を用意して税務署に足を運んでと手間がかかるイメージをお持ちの方もいますよね。

現在では「freee会計」や「マネーフォワードクラウド」といったオンラインで完結できる会計ソフトがあり、スマホから帳簿を付けたり確定申告ができたりします。

家にいながらスマホ1つで「確定申告」や「開業届の提出」などができるので、ぜひ知っておいてください。

まとめ

転売ビジネスは時間の融通が利きやすく、少ない資金でも始められることから副業としても人気です。

入念なリサーチ・情報収集さえできればスキルや知識のない初心者でも比較的簡単に挑戦できますので、興味のある方は気軽に副業転売を始めてみてはいかがでしょうか。

この記事では仕入れのコツについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

副業で安全に稼ぐ方法を徹底解説!おすすめの在宅副業の探し方とは?

初めて副業で稼ぐとなった場合、どのようにして仕事を探すのか何から始めたら良いのか分からないという方は多いでしょう。

副業で安定的に稼ぐことができれば生活費の足しや趣味に使ったり、将来のための貯蓄したりと選択肢が広がります。

この記事では副業で安全に稼ぐための方法や、在宅副業の探し方などについて詳しく解説しているので、これから副業を始めたい人はぜひ参考にしてみてください。

副業で安全に稼ぐために気をつけること

副業で安全に稼いでいくために最低限気をつけたいポイントが3つあります。

  1. 本業の規則
  2. 副業の契約内容や違法性
  3. 自己管理

まずはこれらの3つについて理解しておきましょう。

1.本業の規則

副業を始める際にまず気にしたいのが「本業で副業や兼業が許されているのか」ということです。

雇用されている以上は就業規則があるはずなので、まずはそもそも副業を行っても問題なのか事前に確認しておきましょう。

就業規則の違反が発見されると、最悪の場合は解雇されてしまう可能性もゼロではありません。

2.副業の契約内容や違法性

本業の規則的に副業を始めても問題ないことが分かった場合は、次に副業の契約内容や仕事内容について様々な観点からチェックを入れましょう。

たとえば副業の契約内容について不自然な点はないか、仕事内容に違法性はないかなどです。

とくに取引先と契約をする場合は契約書の内容をよく読まずに流してしまいがちな方も多いと思いますので、しっかりと内容を理解するよう心がけてください。

また個人で輸入販売などを行う場合は、輸入禁止品目などについて把握する必要がありますし、違法な勧誘や販売を行うようなマルチ商法は絶対に関わらないよう注意が必要です。

3.自己管理

副業をする際に意外と怠ってしまうのが「自己管理」です。

体調管理 健康管理、休息時間の確保など
スケジュール管理 納期、納品スケジュールの管理など
時間管理 1日単位での稼働スケジュールの管理など

とくに上記の3点は個人で仕事を進めていくうえではとても重要となります。

働きづめでは体力が持たないため休息時間を作ることも大切ですし、取引先がいる場合には「1日、あるいは数時間納期が遅れるくらい大丈夫だろう」といった考え方もご法度です。

また、「今日は〇時までに〇〇を終わらせよう」などのようにざっくりとした1日単位でのスケジュールを立て、予定通りにタスクをこなしていくことも成功への近道となるでしょう。

副業で稼げている人の共通点

副業でしっかりと稼げている人には共通点があります。

それはスキルや知識以前のもので、地道な継続やリスク管理、自己管理などといった基本的な部分です。

地道に継続している

副業で稼ぐ人は初めて利益が出るまで地道に継続していますし、目標を達成するまでにも地道に継続しています。

一方で副業で稼げない人の多くは途中で挫折してしまい稼働することすら諦めてしまうのです。

一歩を踏み出さないと始まらないことと同じように、「続けないことには稼げない」という基本的な仕組みを忘れずに日々挑戦しましょう。

リスク管理を徹底している

副業といっても世の中には様々な仕事がありますが、そのほとんどに何かしらの「リスク」が伴います。

例えば物販であれば在庫を抱えるリスクがありますし、個人同士や企業に関わらず契約を結ぶ際は報酬の未払いなどトラブルのリスクもゼロではありません。

投資であれば損失を被る可能性もあるわけです。

副業で稼げている人は仕事内容ごとのリスクについてしっかりと把握し、そのうえで取り組むか否かの判断はもちろんのこと、取り組む場合はどうしたらリスクを抑えられるかといった部分まで考えています。

自己管理を徹底している

副業で稼げている人は自己管理を徹底し、取引先からの信頼を獲得しています。

例えば体調不良が続けば稼働時間的に収入が減るだけでなく、取引先にとっても「体調不良が多い」という印象を与えてしまいますよね。

また納品物がある場合は、納期に遅れが生じたり連絡がスムーズでなかったりすると「この人に任せて大丈夫なのか」と不信感を与えてしまうこともあるでしょう。

「自己管理」と聞くと体調管理のイメージが強いと思いますが、スケジュール管理なども含めて管理を徹底することで取引先からの信頼を得ることができ、結果として副業でも稼げるという流れに繋がるのです。

現実的に稼げるおすすめ在宅副業の探し方とは

「副業に興味があるけど、稼げるイメージが全く湧かない」という方も多いのではないでしょうか。

初心者の方ははじめから大金を稼ごうとするのではなく、まずは現実的にあるいは着実に少しずつでも稼げる在宅副業から探しましょう。

副業の探し方としては主に以下の3種類があります。

  1. クラウドソーシング
  2. スキルシェアマーケット
  3. 求人サイト

1.クラウドソーシング

「クラウドソーシング」とは、企業や個人がインターネットを利用して不特定多数のユーザーに対して業務を発注する業務形態のことです。

有名なクラウドソーシングサイトとしては「クラウドワークス」や「ランサーズ」などがあります。

データ入力やライティング、WEBデザイン、システム開発、事務作業、経理など、パソコンでできる仕事が主な募集内容となっており、依頼主によって仕事内容や報酬は様々です。

手数料がそこそこかかりますが、やり取りは全てサイト内で行うため、報酬未払いのリスクが低く安全に稼げる仕事探しの手段と言えます。

2.スキルシェアマーケット

スキルシェアマーケットとは、自分が持っている「スキル」を販売できるネットショップのようなプラットフォームです。

有名なサイトとしては「ココナラ」がありますが、そのほかにも教えたい人と教わりたい人を繋ぐ「MENTA」などのスキルシェアマーケットもあります。

ライティングやイラスト制作、通話機能を利用した話し相手、相談相手、資料や請求書などの作成代行、知識の共有など、「自分の得意」を自分で決めた価格で販売ができるので、自由度の高いビジネスが実現可能です。

評価制度もあるので、お互いに安心して取引ができます。

こちらも手数料がかかりますが、やり取りはサイト内でのみ行うためトラブルは起こりにくくなっています。

3.求人サイト

求人サイトはご存じの通り、アルバイトや就職先を探す際に利用するサイトです。

在宅副業は一般的な求人サイトでも探すことができます。

また、求人サイトは個人ではなく企業による募集が多いので、「個人は心配だから企業と契約したい」とお考えの方にもおすすめです。

求人サイトは細かな条件指定による検索が可能なことサイトも多く、「在宅」「短時間勤務」など、都合に合った求人を探しやすいのも特徴と言えます。

業務委託の募集もあるので、気になる方は求人サイトもチェックしてみてください。

まとめ

今回は副業を始めたい方向けに、副業で稼ぐコツや在宅でできる副業の探し方などについて詳しく解説しました。

副業ブームとも言える昨今では在宅で完結できる副業や、空き時間を使って取り組める副業など、様々ななお仕事が存在しています。

本業と上手くバランスを取りつつ、はじめは少しずつそして徐々に稼ぎを大きくしていけるよう地道に継続していきましょう。

初心者にもおすすめのネット副業9選!各副業の特徴や始め方も要チェック

インターネットの普及や、あらゆるサービスのオンライン化が進んでいる昨今では、自宅に居ながらお金を稼ぐ「ネット副業」が注目を集めています。

一昔前は「ネットで稼ぐ」というと怪しむ人も多かったように感じますが、現代では実現しようと目指す人も増えている印象です。

今回は初心者にもおすすめのネット副業9選と、それらのネット副業を始める方法について簡単にご紹介します。

これからインターネット上で副収入を得たいとお考えの方は参考にしてみてください。

初心者にもおすすめのネット副業9選

さっそくネット副業9選について、特徴と始め方とともにご紹介します。

1.ライター

企業や個人から「こういう記事を執筆してほしい」という依頼を受け、要望に沿って文章を執筆するお仕事となります。

単価は1記事ごとに設定されていたり、文字数ごとに設定されていたりと依頼主によって様々です。

タイピングが苦手な方や、よほど文章の程度が低いという方でない限りは、基本的にスキルがなくても始められるでしょう。

またパソコンさえあれば初期費用0円で始められるのも魅力です。

  • ライターの始め方

スキルシェアサイトを利用して、ライティングのお仕事を探したり、ライティングのお仕事を出品するという形でサービスを販売したりします。

ライターのお仕事が見つけられるサイトとしては、ココナラクラウドワークスランサーズなどがおすすめです。

また、一般的な求人サイトや転職サイトでもライターのお仕事を探すことができます。

2.ブログアフィリエイト

ブログアフィリエイトは、ブログ記事に専用のリンクを貼りつけ、リンクを経由して商品やサービスが購入されることで報酬が得られるお仕事です。

収入が得られるようになるまで時間を要することがほとんどですが、副業であれば本業の収入は確保されているので、焦る必要はありません。

また一度ブログ記事で稼げるようになれば、集客や文章執筆のスキルが身につき、新たな事業を展開する際にも役立つでしょう。

  • ブログアフィリエイトの始め方

商品・サービスリンクを貼りつけるためのブログと、リンクを提供し報酬を付与してくれる「ASP」サービスのアカウントを用意します。

ブログとしてよく利用されているのは「WordPress」で、ASPの方はA8.netアクセストレードなどが有名です。

ASPはサイトによって取り扱っている案件が異なるので、ブログのテーマに合った商品・サービスリンクを提供しているところを選ぶと良いでしょう。

3.動画編集

YouTubeなどの動画投稿サイトで活動している人から依頼を受け、動画編集を代行するお仕事です。

編集の範囲はテロップを入れるだけの場合や、そのままアップロードできるレベルまでの編集など、依頼主によって異なります。

パソコンと向き合って黙々と作業をすることが得意な方におすすめです。

  • 動画編集の始め方

ライターと同様にスキルシェアサイトや求人サイトを利用してお仕事を探します。

また案件によっては動画編集ソフトを指定しているケースもあるため、必要に応じて動画編集ソフトも用意しましょう。

機能が豊富で使いやすい動画編集ソフトは有料となる場合があります。

4.不用品販売

自宅にある不用品を販売する副業です。

商品を仕入れて販売する物販とは異なり、もともと持っている商品を売るだけなので初期費用や仕入れ費用は必要ありません。

なお、中古品を仕入れて販売することを事業にする場合は「古物商許可証」が必要となるため注意しましょう。

  • 不用品販売の始め方

自宅にある不要品をフリマサイトやオークションサイトを利用して販売します。

利用者が多く人の目につきやすいのはメルカリヤフオク!などです。

なお商品が売れると販売手数料が差し引かれるので、手数料や送料を踏まえた価格設定を行いましょう。

5.ハンドメイド、イラスト制作

ハンドメイドやイラスト制作が趣味の方は、作品を販売して副業にする方法もあります。

得意な制作物があれば趣味の一環として作り、自分で値段をつけて販売してみるのも良いでしょう。

  • ハンドメイド、イラスト制作の始め方

ハンドメイド作品の販売であれば、minneメルカリなどを利用して販売し、イラスト制作であればスキルシェアサイトのココナラなどを利用して、ユーザーの要望を受けてイラストを制作し販売するのが良いでしょう。

いずれも商品が売れた場合は販売手数料が差し引かれます。

6.アンケートモニター

アンケートモニターは、数分程度で終わるアンケートに回答することで1件あたり数円~数十円がもらえる副業です。

これまでご紹介してきたお仕事と比較して稼げる金額は圧倒的に少ないですが、暇な時間や空き時間を利用してお小遣いを稼ぐにはおすすめできます。

またスキルは一切不要でスマホ一台で始められるため、暇つぶし感覚で食費などの足しを稼ぐにはちょうど良いでしょう。

  • アンケートモニターの始め方

無料で会員登録ができるアンケートモニターサイトで募集中のアンケート案件を選び、好きなタイミングでアンケートに取り組みます。

アンケート回答後は案件ごとにポイントがもらえるので、貯まったポイントを銀行振込で換金したり、ギフト券やその他の共通ポイントなどと交換するのが一般的な流れです。

安全に利用できるアンケートモニターサイトとしては、リサーチパネルマクロミルなどが挙げられます。

7.データ入力

依頼された情報をエクセルなど所定の形式に入力しまとめていくお仕事です。

スキルが一切不要で、依頼された情報をただ入力していくだけなので単価は低い傾向にあります。

依頼内容に応じて情報収集の作業が必要な案件もあるでしょう。

  • データ入力の始め方

クラウドワークスココナラなどを使って案件を探します。

パソコンやスマホさえあれば基本的に初期費用などは一切必要ありません。

ただしデータ入力はスマホだと効率が悪くなる可能性があるため、できればパソコンがあると良いでしょう。

8.文字起こし

インタビューなどの音声ファイルを聞いて、文字に起こしていくお仕事です。

単価としては時給制となっている場合や1ファイルごとに設定されている場合など、依頼主によって様々です。

現在では文字起こしに特化した無料ソフトもあるので、作業自体は進めやすくなっています。

  • 文字起こしの始め方

クラウドワークスや求人サイトからお仕事を探すことができます。

音声ファイルは文字起こし用ソフトに取り込んでから聞くと、キーボードで再生、停止、巻き戻し、スキップなどの操作ができるので効率的です。

無料で利用できる文字起こしソフトとしては、Okoshiyasu2テープ起こしプレーヤーなどがあります。

9.写真販売

写真販売はその名の通り自分が撮影した写真を販売する副業です。

指定された構図の写真を撮影し提供する方法や、素材サイト向けに撮影した写真を登録申請する方法などがあります。

  • 写真販売の始め方

写真販売が可能なサイトに会員登録し、案内に沿って写真の登録申請を行いましょう。

有名な写真販売サイトとしてはPIXTAphotoACなどがあります。

ネット副業で知っておくべき確定申告について

ネット副業を始めるにあたって知っておきたいのが「確定申告」についてです。

副業で得た収入が経費を除いて年間20万円を超える場合、本業の年末調整とは別に確定申告を行う必要があります。

たとえば会社にバレたくないからといって、一定の所得があるにも関わらず確定申告を行っていないと「無申告加算税」が追加されるため注意が必要です。

まとめ

インターネットで完結する副業はたくさんありますが、中でもこの記事でご紹介したネット副業は比較的初心者でも挑戦しやすいものばかりです。

初期費用が不要なネット副業もあるので、気になるお仕事があればぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

副業せどりの始め方!確定申告や注意点についても詳しく解説!

「せどり」は昔から存在するビジネスのうちの1つで、現在でもせどりで稼いでいる人はたくさんいます。

副業ブームの昨今では、この「せどり」に興味を持っている人も多いのではないでしょうか。

この記事ではせどりの始め方や注意点、副業初心者がせどりを選ぶメリットデメリットなどについて詳しくまとめています。

せどりとは

せどりは物販ビジネスに含まれる手法の1つで、安く仕入れた商品を販売し、その差額で利益を得ることです。

昔は古本によるせどりが流行していたこともあり、古本をイメージされる方もいると思いますが、本来のせどりは古本に限りません。

また、「せどり」は安く仕入れた商品を販売するビジネスという広い意味で使われることが多く、中古品の販売や新品商品の販売、「転売」と明確な違いはなく、実店舗を持たずインターネット上で始められます。

副業初心者にせどりがおすすめとされる理由

せどりを始めとする物販は、副業初心者が挑戦しやすいビジネスとして人気です。

  • スキルが不要
  • 少ない資金でも始められる
  • ビジネスの基本的な知識が身につく
  • 空き時間で作業できる

理由としては上記のような内容が挙げられます。

とくにせどりは古物商許可証さえ取得していれば中古品を取り扱うことができるため、少ない資金でも商品を仕入れることができます。

新品商品を仕入れる場合でも、仕入れの個数を経済状況に合わせて自由に調整すれば問題ありません。

また、せどりは商品を売るために市場調査をしたり、商品をリサーチしたり、価格を調整したりするなど、物販ビジネスの基本的な知識も身につきます。

物販ビジネスの知識は後々の事業に役立てられるので、あって損をすることはないでしょう。

副業せどりのデメリット

  • 多少なりとも初期費用が必要
  • せどりを始めてから利益を得るまでに時間がかかる
  • 本業の規則によっては副業そのものができない場合がある

副業せどりのデメリットとして挙げられるのは主に上記の3つです。

先ほどメリットとして「少ない仕入れ資金でも始められる」とお伝えしましたが、0円で始められるわけではありません。

また在庫を持たずに販売ができる「無在庫販売」の場合でも、商品を仕入れる際は一時的に自身のお金で購入する必要があるため、多少なりとも初期費用は必要です。

また、せどりは商品が売れるまで、利益が出るまでに時間がかかることがありますので、急いでいる方には向いていない可能性があります。

副業せどりを始める5STEP

さっそくですが副業せどりの始め方を5ステップで分かりやすく解説します。

  1. せどりに必要な準備を済ませる
  2. 販売商品をリサーチする
  3. 仕入れ先、販売先を決定する
  4. 出品準備を行い販売する
  5. 商品を梱包し発送する

1.せどりに必要な準備を済ませる

  • 古物商許可証(中古品を取り扱う場合)
  • 仕入れ資金
  • 事業用の銀行口座
  • 在庫保管場所の確保

せどりに必要な準備というと、一般的には上記のようなものが挙げられます。

とくに古物商許可証は中古品を事業として販売する際には必須です。

また、ブランド物やデジタル商品など高額な品物を販売する場合は仕入れ資金もそれなりに必要となります。

2.販売商品をリサーチする

次に売れる商品を見つけるためにリサーチを行いましょう。

  • 仕入れ額
  • 販売価格の相場
  • 需要のある商品か
  • 多少価格を上げても売れそうか
  • いくらの利益が見込めるか

販売商品を見つける際は主にこれらのポイントに注目をしてリサーチしてみると良いでしょう。

とくに利益を計算する際は送料や各手数料なども含めて算出するように気をつけてください。

3.仕入れ先、販売先を決定する

販売商品の目ぼしがついたら、仕入先や販売先を決定します。

他の仕入れサイトで同じ商品を探してみると、リサーチの際に見ていたサイトよりも安く販売されていることもあるので、商品を仕入れる前にいくつかの仕入れサイトで同じ商品がないか見てみると良いでしょう。

海外サイトから輸入する場合は出品者や商品のレビューを確認し、商品の品質に問題がないかもチェックします。

また、販売先によって販売手数料やオプションなどの有無が異なることがあるため、費用周りの部分は事前に確認しておきましょう。

4.出品準備を行い販売する

仕入れ先、販売先の決定まで進んだらいよいよ商品を仕入れ、販売に移ります。

その時の価格相場や手数料、送料を踏まえて適切に価格設定を行いましょう。

また利益が出るように意識して価格設定をしないと、商品が売れても損益がマイナスになってしまうため注意が必要です。

5.商品を梱包し発送する

商品が売れたら丁寧に梱包し速やかに発送します。

梱包は購入者とのトラブルに繋がりやすいので、「自分がされて嫌な梱包方法は避ける」ということを意識すると良いでしょう。

また、大手ショッピングサイトでは商品の発送を代行してくれるサービスを提供していることもあるので、資金に余裕がある場合は代行を依頼し作業を効率化するのもおすすめです。

副業せどりを始める前の注意点

副業でせどりを始める前に知っておきたい注意点は以下の2つです。

  1. 中古品を販売する際は古物商許可証が必要
  2. 副業の年間所得が20万円を超えたら確定申告が必要

どちらも日本の法律に関わることなので、必ず確認しておきましょう。

中古品を販売する際は古物商許可証が必要

古物商許可証とは、中古商品(古物)の「売買」「交換」「委託を受けて売買/交換」を事業として行う場合に必要な許可制度です。

未使用品であっても使用のために一度取引された商品は「古物」に該当します。

また古物商許可証は申請をして許可が得られるまで営業ができないので、副業せどりで中古品を取り扱う場合は早めに古物商許可証を取得しておきましょう。

副業の年間所得が20万円を超えたら確定申告が必要

副業による収入が、経費を差し引いて年間20万円を超える場合、自身で確定申告をする必要があります。

これは本業の方で年末調整がなされていても別途申告しなければならないため注意が必要です。

副業せどりでおすすめの販売先

副業でせどりを行うにあたってよく利用されるおすすめの販売先をいくつかご紹介します。

  1. Amazon
  2. メルカリ・ラクマ
  3. ヤフオク!

Amazon

Amazonは言わずと知れた大手ECモールです。

一度は購入者として利用したことがある方も多いと思いますが、高い知名度があるためとても集客しやすいのが大きなメリットと言えます。

また、出品者専用の有料サービス「FBA」を利用すれば、在庫の保管や商品が売れた際の発送を代行してくれるので便利です。

ただし購入者の数と同様、出品者の数も膨大なため、売れる商品を仕入れても売れるまでにかなりの時間を要することもあります。

メルカリ・ラクマ

事業者から一般消費者まで、あらゆる人が不用品を販売するフリマサイト・アプリです。

とくにメルカリは利用者数がかなり多いため、商品が人の目につきやすく比較的売れやすいといった特徴があります。

「ラクマ」はメルカリと比較すると利用者は少ないですが、メルカリの販売手数料が10%なのに対し、ラクマは6%なので安いです。

ヤフオク!

ヤフオク!は言わずと知れた大手のオークションサイトで、こちらも利用者数が多く人の目につきやすいメリットがあります。

落札相場なども調べやすいので、商品リサーチが捗ります。

また、メルカリやラクマのように匿名配送も可能なため、個人で副業せどりを行う場合にも安心です。

まとめ

今回は副業せどりの始め方や注意点、確定申告などについて詳しく解説しました。

副業せどりは数あるビジネスの中でも少ない資金で始めることができ、稼働時間が決まっているわけでもないため、都合の良いタイミングで進められます。

初心者でも取り組みやすい副業といえますので、気になる方は一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

ネット販売で「売れる商品」5つ共通点とは?売れない商品との違いについても徹底解説!

自信のある商品のはずなのに、どうも売れ行きがあまり良くないとお悩みの方は多いのではないでしょうか。

ネット販売で商品を売るには「売れる商品」についてしっかりと理解を深めておく必要があります。

この記事では売れる商品の共通点や、売れる商品と売れない商品との違いなどについて詳しく解説していますので、ネット販売で商品が売れずにお困りの方は参考にしてみてください。

ネット販売で売れる商品の共通点

まずはネット販売で売れる商品とはいったいどのようなものなのか把握しましょう。

  1. ターゲットとベネフィットが明確になっている
  2. 商品に付随するサービスが充実している
  3. 買い手のニーズ・需要を満たしている
  4. オリジナリティがある
  5. 価格が適切に設定されている

売れる商品の共通点としてチェックしておきたいのは、主に上記の5つです。

ターゲットとベネフィットが明確になっている

様々なビジネスに当てはめることができますが、売れる商品・サービスには明確な「ターゲット」と「ベネフィット」が設定されています。

これら2つを明確にすることで、ピンポイントを狙ったマーケティングが行いやすくなるためです。

ターゲットを狭め、狭めたターゲット層に「ベネフィット」を伝えることで、いわゆる「(心に)刺さる」という現象が起こりやすくなります。

なお、「ベネフィット」とは商品・サービスを利用することで得られる恩恵や便宜のことです。

商品に付随するサービスが充実している

ウェブサイトを訪れてから商品を購入し、商品を購入したあとまで顧客目線のサービスが充実している商品は売れやすいですし、リピーターも付きやすいです。

例えば購入を迷っている方に向けたAIチャットによるサポートや、購入時に選択できる豊富な支払い方法、一定額以上購入した場合の送料無料サービス、購入後も安心して利用できるアフターサービスなどが挙げられます。

買い手のニーズ・需要を満たしている

売り手の「売りたい」だけでなく、買い手の「こういうモノが欲しい」「これがあると嬉しい」といったニーズや需要をしっかりと満たしている商品は売れます。

参入しようとしている市場に欲しいと思っている人がいるかどうかを見極めましょう。

オリジナリティがある

世の中には星の数ほど商品・サービスが売られていますので、オリジナリティを出したり他商品と差を付けることは容易ではありません。

しかし容易ではないことをやってのけた商品・サービスだけが得られる恩恵もあります。それが「売れる」ということです。

もちろん「やっても売れないから他の人がやりたがらない」というケースもありますが、「やれば売れるけれど、難しいから他の人がやりたがらない」という商品には大きな需要がある可能性が考えられます。

価格が適切に設定されている

「適切な価格設定」とは、商品・サービスの価格が商品・サービスのクオリティに見合っていることを指します。

最も問題なのは質の低い商品を高値で販売してしまうということです。

市場と自分の商品と向き合い、適切な価格設定を目指しましょう。

売れない商品と売れる商品の違い

売れる商品の共通点が分かったところで、次は「売れない商品」に着目してみましょう。

基本的には先にお伝えした「売れる商品」の反対に当てはまってしまうものが売れない商品となります。

  1. 売り手だけが満足している
  2. 商品だけを売ろうとしている
  3. ターゲット、ベネフィットが不明瞭

売れない商品の中でとくに問題とされる上記の3点について解説します。

売り手だけが満足している

商品やサービスを販売する際は「こんなものを売りたい」という気持ちが売り手にはあると思います。

しかし買い手からするとどうでしょうか。

A社の商品にはこれがあるのに、こっちにはないんだ」「内容の割に値段ががちょっと高いな」「思ってたものとちょっと違うな」などと思われてしまう商品はやはり売れにくいです。

このような商品・サービスは、買い手の需要、ニーズを探り応えていく努力をしなければなりません。

商品だけを売ろうとしている

極端な例えですが、分かりやすいと思うので「ただ処方薬を出すだけのクリニック」を想像してみましょう。

患者が欲しいと思っている薬は処方するけれど、電話対応が悪く、患者のヒアリングもせず、服薬後の相談も親切に乗ってくれない、さらには適切な処方でなかったために患者とのトラブルに発展してしまうとなれば、リピーターは付きません。

さらには利用者からの悪い口コミが広がり、結果として商品・サービスは売れなくなってしまいます。

買い手が期待しているのは商品・サービスそのものではなく、「それらを利用した結果」であるということを忘れてはなりません。

ターゲット、ベネフィットが不明瞭

冒頭でお伝えした「ターゲット」と「ベネフィット」が定まっていないと、適切なマーケティングができず、結果として「売れない」ということに繋がってしまいます。

①誰に向けて作っている商品・サービスなのか
②その商品・サービスを利用することでどのような未来、恩恵が待っているのか

上記の2点をしっかりと定め、マーケティングで伝えることが重要です。

ターゲット、ベネフィットが決まっていても、それらが買い手側に伝わっていなければ商品は売れなくなってしまうでしょう。

売れる商品を作るには

最後に、売れる商品の共通点や売れない商品との違いを踏まえ、「どのようにして売れる商品を作るのか」について考えていきましょう。

  1. 市場調査を入念に行う
  2. 商品のコンセプトをしっかりと固める
  3. 買い手の想像力を引き出す

ポイントとなるのは上記の3つです。

市場調査を入念に行う

商品やサービスを販売するという事業において、「市場調査」を欠かすことはできません。

これは販売開始前だけでなく、販売開始後も継続的に市場調査を行い、常に自社の商品・サービスと照らし合わせることが重要です。

これまでに実践してきたマーケティング活動の効果や、費用対効果、既存商品のシェア率などの外部データなどを洗い出し、調査した市場情報をもとに自社商品のブラッシュアップを行いましょう。

商品のコンセプトをしっかりと固める

商品のコンセプトとは、誰が何のためにどのようにして使うのか、使うことでどのような効果、恩恵が得られるのかといった部分です。

先ほどお伝えした「ターゲット」「ベネフィット」に通ずる部分ですね。

会社で商品やサービスを企画している場合は、コンセプト案を一度社内で共有し精査していきましょう。

買い手の想像力を引き出す

繰り返しお伝えしていることにはなりますが、完成した商品・サービスを販売する際はいかに「ベネフィット」を買い手に伝えるかが重要となります。

この商品・サービスを使ったらこんなメリットがあるんだな」と、マーケティングの段階で買い手側に伝えることで、買い手側は商品に興味を持ち、購買意欲が向上することでしょう。

またマーケティングを行う際は競合商品の手法を参考にするのもおすすめです。

隅々まで観察し、何に工夫を凝らしているのか探ってみましょう。

まとめ

今回は売れる商品の共通点、売れる商品と売れない商品の違いなどについて詳しく解説しました。

一見すると同じような商品でも、売れる商品には必ず何かしらの施策や工夫、買い手目線のアイデアなどが盛り込まれているはずです。

商品・サービスが売れないとお悩みの方は、ぜひ本稿を参考にしてみてください。

初心者におすすめの在宅・スマホ副業5選!始め方や注意点も解説

副業ブームとも囁かれている昨今では、在宅でできる副業やスマホで完結する副業に注目が集まっています。

今回は初心者でも始められる在宅・スマホ副業7選と、副業の始め方、注意点などについて分かりやすくまとめました。

初めて副業をはじめようとお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

初心者でもできる在宅・スマホ副業のメリット

在宅副業、スマホ副業はその名の通り「家でできる副業」「スマホでできる副業」のことを指します。

まずはこれらのメリットについて確認しましょう。

家に居ながら副業ができる

在宅副業、スマホ副業ともに家に居ながら副収入が得られます。

本業をしているとどうしても疲労が抜けず、外に出て副業をする余裕がないという方も多いでしょう。

そのような場合に在宅副業、スマホ副業はおすすめです。

スマホ1台で始められる

パソコンがないと始められない副業もありますが、スマホ1台で始められる副業は意外とたくさんあります。

またスマホ1台でできるような副業は、家事や移動時間などのちょっとした空き時間を活用して取り組める簡単なものが多いのもメリットです。

初心者でも始められる副業が多い

在宅副業、スマホ副業はスキルを必要とせず初心者でも始められる副業も多いです。

詳しくは記事の後半でご紹介しますが、たとえばアンケートモニターは基本的に質問に対して回答するだけですし、広告収入となるアフィリエイトもスキル不要で始められます。

実践をしながら知識やスキルをつけていくことも十分に可能なので、副業初心者でも挑戦しやすいのがメリットです。

初心者でもできる在宅・スマホ副業の選び方

初心者でもできる在宅副業、スマホ副業はたくさんあるため、「何から始めたら良いか分からない」「副業の選び方がよく分からない」という方も多いでしょう。

  1. 安全性を見極める
  2. 目的に合った副業を見つける

初心者の方が副業選びで失敗しないポイントは主に上記の2つです。

安全性を見極める

まずは気になっている副業が安全であるかはしっかりと事前に確認する必要があります。

大企業や知名度が高い企業が提供している副業サービスや、副業サイトを選べば間違いありません。

一方で始める際に高額な登録料や手数料などを請求するような副業や、誰でもできる簡単な作業で数万円稼げるといった謳い文句の副業は詐欺の可能性が高いため注意しましょう。

目的に合った副業を見つける

  1. 空き時間にちょっとしたお小遣いが稼げれば良い
  2. しっかりと生活費の足しになる程度のお金を稼ぎたい
  3. 後々の独立も視野に入れて副業したい
    など

上記の3つではそれぞれ目的が異なりますし、始めるべき副業も変わってきます。

たとえば「1」の場合は1件数分程度で終わるようなアンケートモニターや、ポイントサイトを選べばスキマ時間に取り組めてお小遣い程度の収入を現実的に稼ぐことが可能です。

また「2」の場合は動画編集や不用品販売、スキル販売など1件当たり1,000円~数千円以上となるような副業を選ぶ必要があります。

「3」の場合は本格的なスキルの習得を視野に入れ、ライティングやアフィリエイト、物販などを選ぶと良いでしょう。

このように、目的に合った副業を見つけることが重要です。

初心者におすすめの在宅・スマホ副業5選

早速ですが初心者におすすめの在宅副業、スマホ副業を7選ご紹介します。

各副業の始め方についても簡単に触れていますので、気になる副業があればぜひ気軽に挑戦してみてください。

1.アンケートモニター

在宅
スマホ
単価 1件あたり1円~数百円

アンケートモニターは、簡単な選択式アンケートや商品モニター、日記形式のモニター調査などを行うことで謝礼がもらえる副業です。

様々なアンケートモニターの形がありますが、基本的には簡単・短時間で終わる案件ほど単価は安くなります。

文字通りスキル不要で初心者でも簡単にできるため、1件あたりの単価はかなり低く、まとまったお金を稼ぎたい方には向いていません。

アンケートモニターの始め方

アンケートモニターサイトに無料の会員登録をして好きなアンケートを選びましょう。

回答した内容は企業のサービス改善や商品開発、研究機関での研究などに活用されます。

アンケートモニターサイトの一例

2.ポイントサイト

在宅
スマホ
単価 1件あたり数百円~10,000円前後

ポイントサイト内に掲載されている案件を選び、条件を満たすことで謝礼がもらえます。

たとえばアプリのダウンロードや、サービスの会員登録、ポイントサイトを経由した商品購入、口座の開設、クレジットカードの発行などです。

ポイントサイトには1件あたり数百円程度の簡単な案件から、クレジットカードの発行など単価の高い案件まで用意されていますので、自分が取り組める範囲内で挑戦していくと良いでしょう。

ポイントサイトの始め方

ポイントサイトに無料の会員登録をして好きな案件を選びましょう。

ポイントサイトの一例

3.不用品販売

在宅
スマホ
単価 1商品あたり数百円~数万円以上(販売する商品による)

外部から商品を仕入れて販売する方法もありますが、初心者であれば自宅にある不用品の販売から始めるのがおすすめです。

安い商品でも積み重なれば大きな金額となりますし、定価が高いデジタル商品やブランド物、メーカー物などであれば1商品で数万円以上を稼ぐこともできるでしょう。

不用品販売の始め方

身近にある不用品を、以下の販売サイトを利用して出品してみましょう。

ポイントサイトの一例

4.アフィリエイト

在宅
スマホ
単価 商品価格の〇%~(成約した商品による)

アフィリエイトはブログやSNSなどにアフィリエイト専用の商品リンクを掲載し、リンクを経由して商品の購入やサービスの契約がなされることで報酬が得られる成果報酬型の副業となります。

集客したり、購入されるための文章に工夫をしたりと収入が得られるようになるまでには時間がかかることも多いですが、軌道に乗れば生活費の足しにすることも十分に可能です。

アフィリエイトで生計を立てている人もたくさんいます。

アフィリエイトの始め方

商品リンクを貼る媒体(SNSやブログ)と、アフィリエイト専用の商品リンクを用意し、集客しましょう。

アフィリエイト専用の商品リンクは「ASP」と呼ばれるサイトから入手が可能です。

サイトによって取り扱う商品が異なります。

ASPサイトの一例

5.スキル販売

在宅
スマホ △(仕事内容による)
単価 1,000円前後~(仕事内容による)

スキル販売とは、自分の「できること」を商品・サービスとして専用のサイトに出品し、購入してもらうことで利益を得る副業となります。

音声通話を利用した悩み相談や話相手などであればスマホ1台でも十分にできますが、書類作成や動画編集、ライティングなどパソコンの方が効率が良いケースも多いです。

スキル販売の始め方

以下の「スキルシェアサイト」に登録をして、メルカリのような感覚で「スキル」を出品します。

価格や仕事内容は自由に決められるので、同業他社の出品内容を確認してみましょう。

スキルシェアサイトの一例

販売するスキルの一例

  • ライティング
  • イラスト制作
  • 悩み相談、話し相手
  • 請求書などの書類作成
  • データ入力
  • 動画編集
  • ノウハウの共有
    など

在宅・スマホ副業の注意点

  • 年間所得が20万円を超えたら確定申告が必要
  • 高額報酬の案件は詐欺の可能性がある
  • 本業の就業規則を確認する

在宅副業、スマホ副業をする際は主に上記のような注意点に気をつけましょう。

とくに副業でしっかりと稼ごうとお考えの方は、本業の就業規則や確定申告について理解をしておく必要があります。

まとめ

今回は初心者でも始められるおすすめの在宅副業、スマホ副業についてご紹介しました。

各副業の始め方についても簡単に紹介していますので、気になる副業があればぜひ気軽に挑戦してみてください。

納品期日があるようなお仕事でない限りは、基本的に自分のペースで副業を進めることができます。

個人事業主でフランチャイズ開業するメリットとは?個人経営との違いも解説

独立開業する方法は個人事業主、もしくは法人でフランチャイズに加盟したり、フランチャイズを利用せず個人経営で開業したり、法人を設立して自社で開業するなどがいくつかの選択肢があります。

その中でも今回は個人事業主や個人経営など、個人で開業する方法に着目し情報をまとめました。

個人事業主でフランチャイズ開業をするメリットや、個人経営との違い、法人でのフランチャイズ開業との違いなどについてお伝えしていきますので、興味のある方は参考にしてみてください。

【Adologi(アドロジ)おすすめ】初めてでも分かるフランチャイズ加盟の基礎知識!評判の良いフランチャイズは?

そもそもフランチャイズとは

フランチャイズとは、フランチャイズの本部と契約を結ぶことでノウハウやブランド力、サポートなどを活かして開業し、その対価として毎月ロイヤリティを支払う形式のビジネスです。

本部からすると毎月ロイヤリティを受け取ることで収入源の確保ができるうえ、事業拡大、認知度の向上などといったメリットがあります。

また加盟する側としても、すでに確立されたノウハウやブランド力を利用して開業ができるため、全く無知の状態から開業をするよりもスピーディーな事業の成長が期待できる点がメリットです。

ロイヤリティとは

フランチャイズに加盟をしたら、一般的には毎月「ロイヤリティ」と呼ばれる費用を本部へ支払わなければなりません。

フランチャイズにおけるロイヤリティとは「対価」を意味しています。

これは本部が時間をかけて積み上げてきたノウハウやブランド力、認知度の高い商標やブランドロゴを継続的に使用することに対する対価です。

ロイヤリティの算出方法や金額は、加盟する会社によって大きく異なります。

詳細は以下の記事で詳しく触れているので、気になる方はあわせてご覧になってみてください。

【業種別】フランチャイズのロイヤリティ相場について解説

フランチャイズの開業方法は主に2種類

フランチャイズに加盟し開業する方法は主に2パターンあります。

  1. 個人事業主としての開業
  2. 法人としての開業

個人事業主としての開業

  • 開業届提出時に費用がかからない
  • 開業手続きが簡単/オンラインでも可能
  • 支払う税金は所得税、住民税、個人事業税、消費税
  • 法人よりも費用計上できる項目は少ない

個人事業主の特徴としては主に上記のような内容が挙げられます。

法人の場合は開業の手続き行うために10万円~25万円程度の諸費用が必要ですが、個人事業主の開業自体はお金をかけずに手続きができます。

昨今では開業手続きをサポートする無料アプリもあるので、より手軽に個人事業主の手続きができるようになっています。

小規模で事業を行う場合やアウトソーシングが難しい場合は個人事業主として開業することも多いようです。

法人としての開業

  • 開業と届け提出時に10万円~25万円の諸費用が必要(印紙代、手数料など)
  • 登録免許税の支払いや定款認証など手続きがやや煩雑
  • 支払う税金は法人税、法人住民税、法人事業税、地方法人特別税、消費税
    場合によっては固定資産税など
  • 個人事業主よりも経費計上できる項目が多い

法人として開業する際の主な特徴は上記の通りです。

一見すると法人化したほうが諸費用もかかりますし、納税額も多いように感じますが、所得額が大きくなるとむしろ法人化をした方が個人事業主よりも納税額を軽減しやすいと言われています。

また、法人であれば自分自身や家族従業員への給与支払いも経費計上できるなどメリットも大きいです。

フランチャイズの募集内容によっては、法人であることを条件にしているところもあります。

フランチャイズ開業と個人経営の違い

フランチャイズに加盟をして開業するのと、個人経営者として開業するのとではどのような違いがあるのでしょうか。

この項目ではフランチャイズで開業するメリットから見える個人経営との違いを考えてみましょう。

フランチャイズの仕組みをわかりやすく解説!メリットとデメリットも知ろう

すでに確立されたノウハウやブランド力を利用できる

冒頭でもお伝えした通り、フランチャイズに加盟をすると本部がこれまでの事業で培ってきたノウハウや、認知度の高い商標やブランドロゴ、集客力を活かして事業をスタートさせることができます。

未経験者が1から個人経営をするとなればすべてが手探り状態ですし、ノウハウ、ブランド力、認知度などすべてを自分で育てていかなければなりません。

フランチャイズは加盟金やロイヤリティの支払いは必要ですが、スムーズに開業し店舗の運営にはじめから力を注げるのは大きなメリットと言えるでしょう。

またフランチャイズであれば、立地や経営のアドバイスなど本部による手厚いサポートも受けられます。

本部の行動が大きく影響する

良くも悪くもフランチャイズは本部の動きが大きく影響します。

たとえば本部が広告に莫大な費用をかけていればそれだけ顧客の増加が見込めますし、一方で公式SNSなどで炎上してしまえば自身の店舗にもクレームなどが寄せられるかもしれません。

逆に加盟店がトラブルなどを起こしてしまうと本部に迷惑がかかり、何かしらのペナルティを受けてしまう可能性もあります。

一方で個人経営ではすべて自分の行動にかかっているので、その点はフランチャイズ開業との大きな違いと言えるでしょう。

個人事業主でフランチャイズ開業する際の注意点

個人事業主としてフランチャイズに加盟し開業する際には注意点も少なからずあります。

  1. 確定申告について理解しておく
  2. 個人経営よりも利益率は低くなる
  3. 本部の意向に沿って事業を進める必要がある

この項目では上記の3点にまとめましたので、これから個人事業主でフランチャイズ開業をしようとお考えの方は参考にしてみてください。

確定申告について理解しておく

法人を設立する場合にも言えますが、フランチャイズに加盟をしていても毎年の「確定申告」は自分で行う必要があります。

現在では便利な会計ソフトもいくつかあるので帳簿作成の手間は大きく省けるようになっていますが、それでも確定申告の内容についてはある程度自分で理解しておきましょう。

個人経営よりも利益率は低くなる

冒頭でもお伝えした通り、フランチャイズ加盟店の多くは毎月本部へ「ロイヤリティ」を支払わなければなりません。

またフランチャイズ加盟時には開業の準備資金とも言える「加盟金」が必要なケースも多く、個人経営よりも支出額が増えます。

ロイヤリティの算出方法や比率は本部によって様々ですが、やはり個人経営と比較するとどうしても利益率が低くなる点には理解が必要でしょう。

本部の意向に沿って事業を進める必要がある

個人経営の場合、経営方針や戦略などはすべて自分が決定し、やりたいように事業を進めていくことができます。

一方でフランチャイズの場合は本部によって経営方針や事業の進め方、戦略などがすでに決定されており、加盟店はそれらに沿って店舗運営を進めていかなければなりません。

「自分の考えた通りに事業を進めたい」と考える方にとっては少々ストレスを感じる可能性がある点には注意が必要です。

まとめ

今回は個人事業主としてフランチャイズ開業をする場合と個人経営の違い、個人事業主と法人の違いなどについて詳しくお伝えしました。

個人事業主はお金をかけずに開業手続きができて、手続きの内容自体も簡単です。

一方で所得が圧倒的に大きい場合は法人の方が税金面で有利ですし、個人で自由に経営したい場合は個人経営の方が向いていることもあります。

このように開業の手段ごとにそれぞれメリットやデメリットがありますので、違いを十分に理解し理想に合った開業方法を選択するようにしましょう。

フランチャイズの説明会とは?参加方法や服装など気になる疑問を解決

ほとんどのフランチャイズ本部では「説明会」を実施しており、事業が気になっている人への具体的な仕事内容や費用面の説明、質疑応答の場を設けています。

しかし初めてフランチャイズの加盟を考えている人にとっては「参加したあとに断っても大丈夫かな」「どんな服装で行けば良いのかな」など疑問は尽きないことでしょう。

今回はフランチャイズの説明会とはどのような場なのか、また参加方法や服装などについて詳しくお伝えします。

【Adologi(アドロジ)おすすめ】初めてでも分かるフランチャイズ加盟の基礎知識!評判の良いフランチャイズは?

フランチャイズの説明会とは

フランチャイズの「説明会」とはフランチャイズの加盟店を募集している本部が、加盟を検討している人向けに開催するものです。

加盟希望者や興味がある人たちに対して、本部の企業情報やフランチャイズ事業の概要、ビジネスモデル、開業費用、具体的な収益のイメージなど、募集サイトには掲載しきれない情報を詳しく説明してくれる場となっています。

説明会の内容はもちろん企業によって様々ですが、中には実際に加盟店として頑張っている先輩たちの声が聞けるケースもあるようです。

加盟するには説明会への参加がほぼ必須

フランチャイズ事業の具体的な説明を聞かずに加盟するという流れはあまりありません。

本部・加盟店双方のためにも、加盟希望者の理解をしっかりと得たうえで加盟してもらった方が、その後のトラブルが少なくスムーズに進みやすいためです。

ただし説明会に参加をしたからといって、必ず加盟しなければならないということは一切ありません。

少しでも悩んだら一旦話を持ち帰るというのも全く問題ありません。

フランチャイズの説明会に参加するメリット

  1. 具体的な事業の内容が把握できる
  2. 疑問や不安を解消できる
  3. オンラインで参加できる説明会も多い

フランチャイズの説明会参加をすると上記のようなメリットがあります。

基本的には事業の詳しい内容や費用面などについて知ることができて、直接質問ができることも多いため、気になるフランチャイズ加盟店の募集があれば、まずは説明会に参加してみるのがおすすめです。

具体的な事業の内容が把握できる

具体的な事業内容の説明はフランチャイズ説明会の基本の内容です。

フランチャイズ加盟の募集ページは主に興味を持ってもらうための、言わば「広告」のような役割ですが、説明会に参加をすることで募集ページにはなかった具体的な話を聞くことができるでしょう。

  • どうやって収益を得る仕組みなのか
  • 加盟金やロイヤリティはいくら必要なのか
  • 一ヶ月にどれくらい稼げそうなのか
  • 開業前や開業後の流れ
  • その事業のメリットデメリット
    など

上記のように、踏み込んだ情報が得られるのは説明会参加の大きなメリットです。

疑問や不安を直接質問できる

フランチャイズに加盟をして開業するには費用も時間もかかるので、質疑応答の場があれば疑問や不安を1つ残らずしっかりと解消してから判断したいところです。

フランチャイズの説明会では質疑応答の場を設けていることも多く、説明会終了後に別途希望者にのみ質疑応答の場を設けていることもあります。

なお説明会に質疑応答の場がない場合は電話やメールで問い合わせるなど、別の方法で疑問や不安を解消しましょう。

オンラインで参加できる説明会も多い

昨今の情勢的によってあらゆる物事の在宅化やオンライン化が進み、フランチャイズの説明会においてもオンラインで参加できるケースが増えました。

もちろん会場に足を運ばなければならない説明会も多いですが、オンラインの説明会があれば普段忙しい方でも参加しやすいですよね。

説明会に参加したら加盟は必須?

とくに初めてフランチャイズの説明会に参加する人にとって、「無理に加盟させられるんじゃないか」「断りにくい雰囲気だったらどうしよう」などといった不安を持っている人は多いかもしれません。

しかし冒頭でもお伝えしたようにフランチャイズの説明会は、参加したからといって加盟しなければならないということは一切ありません。

本部側からしても無理に加盟をさせてもトラブルの原因となったり、事業存続が危ぶまれる可能性がありますから、まともな企業であれば加盟を無理に勧めてくることはないでしょう。

フランチャイズ説明会の参加方法

ほとんどのフランチャイズ説明会は無料で参加ができます。

  1. フランチャイズの募集サイト
  2. 企業公式サイトのフランチャイズ募集ページ
  3. メールや電話による問い合わせ

フランチャイズ説明会の申込窓口としては主に上記の3つが挙げられます。

フランチャイズの募集サイトや企業公式サイトに掲載がない場合で、どうしてもフランチャイズ加盟がしたいという人はメールや電話で話を聞けないか問い合わせてみるのも良いでしょう。

説明会の参加日時については、毎週定期的に実施されている日時の中で都合の良い日に出向くパターンや、希望の日時を申し込んで相手方に合わせてもらうパターンなどがあります。

説明会参加の申込ページから選択できることが多いので、画面の案内に沿って入力を進めていきましょう。

説明会参加時の服装はどうすべき?

説明会参加時の服装に悩む人もいるかもしれませんが、ほとんどのフランチャイズ説明会ではスーツを着る必要がないケースが多いです。

サンダル+短パン、ミニスカート+厚底など、あからさまにカジュアルすぎたり着飾りすぎていると判断されるような服装はマナー的に避けるべきですが、長ズボン+Tシャツなどごく一般的なカジュアルな服装であれば問題ないでしょう。

また服装に迷う場合は無難にワイシャツを組み合わせるのもおすすめです。

フランチャイズの説明会は会社の面接などではないので、社会人として節度のある服装で参加ができれば問題ありません。

フランチャイズ加盟までの流れ

  1. 加盟したいフランチャイズを探す
  2. 説明会に参加する
  3. 必要資金を用意する
  4. 契約・開業の手続きを進める
  5. 加盟

フランチャイズ加盟までの主な流れは上記の通りです。

なお、正式にフランチャイズの加盟が決定したら店舗開店の準備に取り掛かります。

本部のサポートを受けながら準備を進めていきましょう。

おすすめのフランチャイズ募集サイト

この項目ではフランチャイズ募集サイトを一部ピックアップしてご紹介します。

フランチャイズ比較.net

求人サイトと同じような使い心地でフランチャイズの募集が探しやすく、掲載数が多いのが特徴です。

LINEの友達登録をしておくことで、フランチャイズの人気案件や新着情報を受け取ることができるので、希望の募集をじっくりと探したい人は利用してみてください。

フランチャイズ比較.netの公式サイトはこちら

マイナビ独立

大手人材・広告企業の株式会社マイナビでは、フランチャイズ情報に特化した「マイナビ独立」を運営しています。

募集情報を検索するだけでなく、独立・開業に関する役立つコンテンツも多く、フランチャイズ加盟前の情報収集にもおすすめです。

先輩たちの経験談も多く参考になりますよ。

マイナビ独立の公式サイトはこちら

フランチャイズの窓口

フランチャイズの窓口はフランチャイズ募集の検索以外にも「買取ビジネス特集」「不動産ビジネス特集」など、業界ごとの特集が定期的に更新されているほか、画像つきの先輩の声なども多く掲載されています。

知らないフランチャイズの業種を知れる機会にもなるので、こちらも情報収集のサイトとして利用していただくのがおすすめです。

フランチャイズの窓口の公式サイトはこちら

まとめ

今回はフランチャイズの「説明会」に着目し詳しく解説しました。

説明会は本部の企業情報やフランチャイズ事業の内容、費用など具体的な情報を知ることができますので、気になるフランチャイズの募集があれば積極的に参加してみてください。

Adologiのフランチャイズ情報はこちら

知っておくべきフランチャイズの「加盟金」を解説!加盟金なしってどうなの?

フランチャイズについて調べていてよく耳にするのが「加盟金」という言葉です。

また事業を始める際はできるだけコストを押さえたいものですが、加盟金なしのフランチャイズはないのか気になっている人もいるでしょう。

今回はフランチャイズの中でも「加盟金」に着目し、深掘りした情報をお届けします。

加盟金の意味や相場、加盟金なしのフランチャイズについて触れているので参考にしてください。

【Adologi(アドロジ)おすすめ】初めてでも分かるフランチャイズ加盟の基礎知識!評判の良いフランチャイズは?

フランチャイズの「加盟金」とは

「加盟金」は、言葉通りフランチャイズに加盟するときに本部へ支払うお金のことです。

フランチャイズに加盟をすると、本部から事業に役立つさまざまなものが提供されます。

例えば本部が独自に確立したノウハウや、手厚いサポート、ブランド力などです。

また、フランチャイズに加盟した後は本部によるサポートのもと、開業準備を進めなければなりません。

加盟店はそういった権利使用の許可を受けられることへの「対価」や、「開業資金」として加盟金を支払うわけです。

フランチャイズの「加盟金」と「保証金」の違い

フランチャイズに加盟する際、加盟金のほかにも「保証金」の支払いが発生することがあります。

保証金の有無は企業によって異なりますが、「保証金」とはフランチャイズ本部へ一時的に預けるお金のことです。

フランチャイズの加盟店は、一般的に毎月ロイヤリティを支払う必要がありますが、何らかの事情でロイヤリティが支払えなくなる可能性もあります。

そんな時に不足したロイヤリティに充てるのが「保証金」です。

保証金から充当した場合はその後に同じ額まで戻す必要がありますが、預けた保証金はフランチャイズ加盟解約後に返金されます。

加盟金が返金されることはある?

加盟金はまとまった金額であることが多く、「解約したら返金してくれるのかな」と考える方もいるでしょう。

権利使用の対価である加盟金は、一般的に返金されることはありません。

ほとんどのフランチャイズ契約時には、契約書の中で「加盟金府返還特約」という内容が記載されていますので、契約書類は事前に隅々まで確認しましょう。

フランチャイズのロイヤリティとは

フランチャイズには加盟金のほかにも「ロイヤリティ」と呼ばれる費用が存在します。

売上歩合方式 売上金額に対して一定の割合をかけた金額がロイヤリティとなる
粗利分配方式 売上-仕入原価(粗利高)×一定の割合がロイヤリティとなる
定額方式 売上金額に関わらず毎月決まった金額をロイヤリティとして支払う

ロイヤリティの算出方法は上記の3パターンに分かれ、毎月フランチャイズ本部への対価として決まった方式で算出された金額を支払います。

なおロイヤリティの金額や算出方法は企業によって異なります。

ロイヤリティについては以下の記事で詳しくご紹介していますので、気になる方はご覧ください。

【業種別】フランチャイズのロイヤリティ相場について解説

「加盟金」と「ロイヤリティ」の違い

加盟時に支払うものが「加盟金」、毎月支払うものが「ロイヤリティ」です。

フランチャイズに加盟し、ブランド力やサポート、ノウハウなどを本格的に活用するのは店舗オープン後になりますので、「ロイヤリティ」の方が対価としての意味合いは強いかもしれません。

フランチャイズ加盟金の相場

加盟金の金額については店舗によってかなりの差がありますが、一般的には数十万円~数百万円の間として考えておけば間違いないでしょう。

フランチャイズは、実店舗をしっかりと構えるタイプやキッチンカーを利用するタイプ、自宅でパソコンを使って起業できるタイプなど様々な業種があります。

店舗の規模が小さければ小さいほど、加盟金の相場も低くなるのが一般的です。

加盟金なしのフランチャイズはある?

結論からお伝えすると加盟金が0円のフランチャイズは存在します。

ざっと調べてみたところでは、実店舗を持たないクリーニング業やインターネットを利用したビジネスなどの場合に加盟金なしで開業できることもあるようです。

また、最初に加盟金を用意できなくても本部からの融資を受けて開業できるところもあります。

フランチャイズで加盟金なしにする理由

  • 加盟金以外で収益を賄える仕組みが完成しているから
  • 加盟店を増やしたいから
  • 「独立開業支援型」でフランチャイズを運営しているから

加盟金をなしにする理由としては主に上記の3つが考えられます。

加盟店は毎月「ロイヤリティ」を本部へ支払うのが一般的で、本部はロイヤリティをフランチャイズにおける主な収入源としているケースが多いです。

また飲食店であれば食材などを本部から仕入れる仕組みにすることで、加盟金やロイヤリティがなくても利益が得られることもあります。

実店舗を持たないフランチャイズであれば、ロイヤリティだけでも十分に収益を賄えることも多いため、意外と加盟金なしでも本部にはしっかりと利益が入っていくわけです。

フランチャイズ加盟金なしのメリット

  • 少ない資金でフランチャイズ加盟ができる
  • 実店舗を持たずに開業できるケースがある

加盟金なしのフランチャイズを利用する主なメリットは上記の2つが挙げられます。

少ない資金でフランチャイズ加盟ができる

加盟金なしのフランチャイズを利用する一番のメリットは、やはりお金をかけずに開業できることではないでしょうか。

起業・開業をしたいけれど、知識もノウハウもない」という方は、初期費用を用意せずともフランチャイズに加盟することで本部のサポートを受けながら開業準備を進めていくことができます。

実店舗を持たずに開業できるケースがある

加盟金が不要なフランチャイズでは実店舗を持たないビジネスであることも多いです。

とくに副業でフランチャイズを始めたいとお考えの方にとっては、気楽に開業できる点が大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

実店舗を持たないということは物件の取得に関わる費用が不要ということなので、多額の初期費用を用意せずに済みますね。

フランチャイズ加盟金なしのデメリット

一方で加盟金なしのフランチャイズにもデメリットはあります。

  • 業種があまり選べない
  • ロイヤリティが高い可能性がある

主なデメリットとして挙げられるのは上記の2つです。

業種があまり選べない

まず1つデメリットとして挙げられるのは「業種があまり選べない」ということです。

フランチャイズビジネスの構造上、加盟店になるうえで加盟金を支払うことは至って一般的なので、そもそも加盟金なしで開業できる業種自体があまりありません。

加盟金なしでも本部がしっかりと利益が得られる必要があるため、「加盟金なしでフランチャイズを始めたい」という場合は希望の業種が見つからない可能性もあります。

ロイヤリティが高い可能性がある

加盟金なしのフランチャイズの中には、加盟金をとらない代わりに毎月支払うロイヤリティを高めに設定しているケースがあります。

またロイヤリティに限らず、研修費や備品購入費などの名目で支払い費用が発生する可能性もあるため、加盟金なしのフランチャイズに加盟する際は、事前に必要な費用をすべて整理してから検討しましょう。

まとめ

今回はフランチャイズの加盟店になるうえで関連性が非常に高い「加盟金」について詳しく解説しました。

加盟金は権利使用の対価のほか、スムーズに開業を進めるための準備資金として必要となる費用です。

ビジネスモデル上、加盟金がなくても何らおかしくないフランチャイズもありますが、中には悪質なフランチャイズビジネスもあるため十分に注意しましょう。

フランチャイズ契約前にはしっかりと契約内容を確認し、トラブルを未然に防ぐ意識が重要です。

ネットショップの仕入れで成功しているショップの共通点とは

ネットショップを始めたいと考えた場合、具体的な仕入れ方法のイメージは浮かんでいるでしょうか。

どこからどれくらい仕入れるのかそもそも何を仕入れたら良いのかなど、ネットショップ初心者の方にとって疑問は尽きないことでしょう。

そこで今回は、ネットショップの販売商品を仕入れるコツなどについて分かりやすくまとめていきます。

ネットショップの販売商品を仕入れる前準備

ネットショップで販売する商品を仕入れるには、「何を仕入れるのか」を予め決める必要があります。

当たり前のことではありますが、仕入れる商品は「売れるもの」でなければなりませんから、リサーチを行って仕入れても問題ない商品であるかを判断するわけですね。

まずは販売商品を仕入れる「前準備」を3つの項目に分けてご紹介します。

1.仕入れる商品の目ぼしをつける

WEBサイトやSNS、実店舗、オンラインショップなどを利用して、売れそうな商品の目ぼしをつけます。

実際に売れそうな見込みがあるか判断をするのはこの後の工程なので、現時点では「これは良いかも」「売れるかもしれない」といった感覚でも問題ありません。

また、商品の目ぼしをつけたら「商品名」「ブランド名」などの商品の特定が可能な情報もあわせて記録しておきましょう。

2.商品の競合状況や販売状況をリサーチする

「1」の工程で目ぼしをつけた商品について、競合他社のシェア状況や販売状況、売れ行きなどをリサーチしましょう。

多くのショップで取扱いがある商品は人気商品である可能性が高いですが、いわゆる「ライバル」が多いということになるため、仕入れるかどうかは慎重に判断する必要があります。

また、取扱い店舗数が少なく人気のある商品は、自社で販売することでよく売れる可能性がありますが、取引がしづらいなど何かしらの理由が隠れていることもあります。

この工程では、様々な角度からリサーチすることが大切です。

3.仕入れ先を発掘する

商品を仕入れることが決まったら、ベストな仕入れ先を探します。

1つの仕入れ先だけを見るのではなく、同じ商品を販売している仕入れ先が複数ないか確認し、最も安く仕入れられるところを選ぶのがおすすめです。

送料や手数料など、商品価格以外に支払うものがないか、どのくらいで商品が発送されるのかも事前にチェックしておくと良いでしょう。

ネットショップの主な仕入れ先5選

  1. オンラインショップ
  2. 見本市などのイベント
  3. メーカーや工場
  4. 卸問屋・問屋街
  5. 仕入れようオンラインショップ

ネットショップで販売する商品の仕入れ先は主に上記の5つが挙げられます。

物販で仕入れるための基礎知識!おすすめの仕入れ先や仕入れのコツについて解説

1.オンラインショップ

現在では国内外を問わず様々なオンラインショップで商品を仕入れられるようになりました。

日本語非対応の海外のオンラインショップから仕入れる場合でも、輸入代行業者に依頼することで安全に商品を入手できます。

一般消費者も購入するオンラインショップもあれば、卸業者向けに運営されているショップもあるので、仕入れる個数や取扱い商品によって使い分けてみてください。

2.見本市などのイベント

日本国内や海外で開催される見本市では、企業とのコネクションを得る機会として場を活用するショップ運営者も多いです。

実際に現地へ足を運ぶため、商品も目で見て確認することができます。

日本国内でも「インターナショナル・ギフト・ショー」や「国際ファッション雑貨EXPO」など、有名な展示会がいくつかあるので、日本国内での仕入れを行いたい方もチェックしてみてください。

3.メーカーや工場

商品を企画しているメーカーや製作を担う工場、個人で活動している作家などと直接連絡を取り合う方法です。

普段利用している商品や、偶然見かけて気になるような商品があれば作家や製造元に問い合わせてみるのも良いでしょう。

一度に仕入れられる個数などはそれぞれなので、必要な情報は早めに伝えておくとスムーズです。

4.卸問屋・問屋街

実店舗でも仕入れ用に商品を展開しているところがあります。

一般消費者では購入ができないケースも多いため、名刺や運営者であることを証明できる書類などを持参していくとスムーズです。

一般消費者では購入できない割安価格で売られているので、極力コストを抑えたいとお考えの方は候補に入れておきたい手段の1つと言えます。

5.仕入れ用オンラインショップ

卸業者向けに展開されているオンラインショップです。

卸価格は会員限定で公開されていることがほとんどで、一般消費者は購入ができません。

その代わりに一般的なオンラインショップよりも格安でまとめ売りされているので、コスト削減に力を入れたい方はチェックしておきましょう。

成功するネットショップの共通点とは

ネットショップ運営において「仕入れ」の工程は最も重要といっても過言ではありません。

仕入れの段階で判断を誤ると大量の在庫を抱えることとなり、立て直しがとても大変になってしまいます。

この項目では成功するネットショップの共通点についていくつかご紹介します。

ユーザーの心を掴む商品がある

ネットショップを運営するうえでは顧客の需要をしっかりと理解していることが何よりも大切です。

ネットショップのターゲットとなる層が「こんなものが欲しかった」「こんなラインナップだから利用しやすい」と感じられるような商品が並んでいると自然とリピーターも付きやすくなります。

商品やサービスが差別化されている

取扱い商品や提供するサービスにおいて、競合他社と差別化がなされているネットショップは成功します。

これは極端な例ですが、A社、B社、C社がクレジットカード払いしか取り扱っていない中で、D社がコンビニ払いや銀行振込、代金引換などに対応しているような場合です。

「クレジットカードを持っていないから買えない」という人に対する間口も広げることができ、より多くの消費者に利用されます。

もちろん商品の差別化も有効的です。

トレンド商品を取り入れている

ネットショップにおける「トレンド商品」とは、「よく売れる、利益が見込める商品」のことです。

よく売れる・利益が見込める商品は単純に「流行」を押さえていたり、時代に沿っている商品であったりすることも多いので、常に市場を観察してトレンド商品を見つけるアンテナを張っておきましょう。

やはりトレンド商品をしっかりと取り入れられているネットショップは人気の傾向にあるようです。

適切な在庫管理がされている

成功するネットショップはツールなどを活用して効率良く、適切な在庫管理を行っています。

売れ行きが良くない商品の在庫を抱えすぎていたり、仕入れが可能な商品なのにショップ上では在庫切れが続いているなど、上手く在庫管理がされていないと売れ行きも思うように伸びていきません。

ネットショップの販売商品を仕入れる際の注意点

  • 輸入禁止品目や関税について理解しておく
  • はじめから大量購入をしない
  • ブランド品は模造品に気をつける

ネットショップの販売商品を仕入れる際、注意したいポイントがいくつかあります。

これらのような注意点については以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方は併せて参考にしてみてください。

個人でネットショップの仕入れを行う方法について分かりやすく解説!

まとめ

今回はネットショップの仕入れる手段や、リサーチなどの必要な前準備、成功するネットショップの共通点などについて詳しくお伝えしました。

ネットショップ初心者にとって「仕入れ」はハードルが高い作業かもしれませんが、自分で実践し経験を積んでいくことが何よりも成功への近道となります。

今回まとめた記事の内容も参考にしていただきながら、上手な仕入れを目指していきましょう。

個人でネットショップを開業するときのおすすめサービス6選

ネットショップを開業する方法はいくつかあります。

皆さんが利用しているショッピングサイトへの出店や、ネットショップ専用サービスを利用してサイトを作成する方法、自分で1からサイトを立ち上げる方法などです。

どの方法にもメリットデメリットがありますので、今回はネットショップの開業ができるおすすめのサービスに着目しご紹介します。

個人でネットショップを開業してみたいとお考えの方は参考にしてみてください。

個人のネットショップ開業方法は主に3パターン

冒頭でお伝えしたようにネットショップの開業方法はいくつか種類があるため、1つずつご紹介します。

  1. ECサイトへの出品・出店
  2. ASP型ネットショップでの開業
  3. 自社サイトを使った開業

主な方法は上記の3パターンです。

1.ECサイトへの出品・出店

楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングといったモール型ECへ出店をしたり、メルカリやヤフオク!などのフリマサイトに出品をするパターンです。

もともとショッピングサイトとしての土台が整っているため集客の難易度が低く、しっかり売れる商品であれば集客をせずとも売れていきます。

一方で売り上げの目途が立ちやすい反面、販売手数料などの諸費用が嵩む傾向にあるため注意が必要です。

利用する際は毎回損益の計算を欠かさずに行いましょう。

2.ASP型ネットショップでの開業

ASP型ネットショップはECサイトへ出店するよりもコストを抑えつつ、ある程度自由なネットショップが作成できるサービスです。

予めネットショップのテンプレートや決済システム、ショッピングカート、メールマガジン、クーポンなどのネットショップ開業に必要なサービスが揃っており、サイト制作の知識が無くても簡単に利用できます。

ASP型ネットショップはあくまでもネットショップが作成できるサービスなので、購入者が訪れるわけではありません。

集客は自分で行う必要があるものの、お店のブランディングなどがしやすいといったメリットもあります。

3.自社サイトを使った開業

ASP型ネットショップなどを使わずに自分で1から自社サイトを作成する方法です。

ホームページを作成するのと同じ要領でネットショップを作成します。

サイト作成の知識がある場合や調べながら自分で操作ができる場合は、コストを最小限に抑えつつASP型ネットショップよりもさらに自由度の高いネットショップ作成ができるでしょう。

ただしサイト作成に苦手意識のある方や、自分では難しいという方はサイト作成を外注することになり費用が嵩みます。

また、集客についてもSEO集客やウェブ広告、SNS集客など様々なコンテンツを利用し工夫する必要があるでしょう。

個人のネットショップ開業におすすめのサービス6選

この項目では個人でのネットショップ開業におすすめのサービスを7つご紹介します。

  1. Amazon
  2. BASE
  3. EC-CUBE
  4. STORES
  5. カラーミーショップ
  6. Yahoo!ショッピング

有名なサービスばかりですが、やはり有名なサービスは初めて個人でネットショップをはじめる方にもおすすめしやすいです。

1つずつ特徴をご紹介していきますので参考にしてみてください。

1.Amazon

  大口出品 小口出品(月50個以内の販売)
月間登録料

4,900円/月

無料
基本成約料 無料 100円/1回
販売手数料 8%~15%

8%~15%

Amazonはご存じの通り利用者が多く世界的にも有名なモール型ECサイトです。

個人、法人どちらでもセラー(出品者)として登録することができ、月50個以内の販売であれば小口出品ということで月間登録料が無料で利用できます。

Amazonには基本成約料があるので、月に50個以上の販売であれば大口出品として登録した方がお得です。

また集客力が高く商品リサーチのツールも比較的充実しているので、初心者でも挑戦しやすいサービスと言えます。

別途手数料は必要ですが「FBA(フルフィルメントサービス)」を利用すれば、在庫をAmazonの倉庫で保管してもらったり配送を代行してもらうことも可能です。

Amazonの公式サイトはこちら

2.BASE

BASEは冒頭でご紹介したASP型ネットショップ作成サービスのうちの1つです。

おしゃれなテンプレートが揃っているほか、カートや各決済手段、販促機能などネットショップの開業に必要な機能はだいたい用意されています。

また初めて売れるまで無料で利用できる「スタンダードプラン」があるので、コストを抑えたネットショップ開業も可能です。

英語や外貨にも対応し後々越境ECにも着手したいとお考えの方にもおすすめできますよ。

BASEの公式サイトはこちら

3.EC-CUBE

EC-CUBEは自社サイトを使ったネットショップ開業をする際に利用します。

具体的にはECサイト向けのサイト構築サービスとなっており、WordPressなどのサイト作成サービスよりもさらにECサイトに特化したソフトウェアが特徴です。

商品紹介ページや注文ページ、カート機能や会員登録機能、商品管理システムなどネットショップに必要な基本機能は揃っているため、「自社サイトでネットショッピングを開業したい」という方はチェックしてみてください。

EC-CUBEの公式サイトはこちら

4.STORES

STORESもBASEと同様にASP型ネットショップ作成サービスの1つです。

月額料金のフリープランと月額2,980円のスタンダードプランがあり、フリープランは決済手数料が5%、スタンダードプランは決済手数料が3.6%ということでコスト面が変わってきます。

フリープランでもおしゃれなテンプレートが利用でき、豊富な機能も使えますが、配送日指定やアクセス解析機能など一部の機能は利用できないよう制限されています。

公式サイトにて使える機能が確認できるので、各プランやBASEのプランなどと比較をしてみてください。

STORESの公式サイトはこちら

5.カラーミーショップ

カラーミーショップもASP型ネットショップ作成サービスとなっており、充実したサポート体制と簡単に利用できる広告出稿機能などが特徴です。

ネットショップを開業する方向けの無料セミナーや宣伝効果のあるコンテストなど、ASP型ネットショップながらも集客を学べる場面や集客に活用できるイベントがあり、とにかくサポート体制が充実しています。

ただし決済手数料がBASEなどに比べるとやや高いため、カラーミーショップはノウハウやサポートをしっかりと頼りたい人にとくにおすすめです。

カラーミーショップの公式サイトはこちら

6.Yahoo!ショッピング

Yahoo!ショッピングはAmazon同様に多くのユーザーが利用するモール型ECサイトです。

初期費用や月額料金がかからないため、モール型ECサイトの集客力を活かしながらコストを抑えたネットショップ開業ができます。

ただし決済手数料やアフィリエイト手数料など、利用する機能によって手数料が加わりますので、詳細は公式サイトをチェックしてみてください。

Yahoo!ショッピングはネットショップ事業を拡大する場合にもよく利用される人気のサイトとなっています。

Yahoo!ショッピングの公式サイトはこちら

まとめ

今回はネットショップの開業によく使われている、人気のおすすめサービス6選を紹介しました。

各サービスには細かな特徴があり、自分がどのような販売スタイルを確立したいのかなどによってピッタリなサービスは変わってくるでしょう。

またサービスごとに必要な手数料も異なるため、事前にしっかりと費用面を確認してから判断してくださいね。

個人でネットショップを開設するやり方と成功のコツを分かりやすく徹底解説

近年ではネットショップを利用したお買い物が当たり前になりつつあり、「自分でもネットショップを開設してみたい」と考えている人は多いのではないでしょうか。

今回は個人でネットショップを開設するやり方や、ネットショップで成功するためのコツについて分かりやすく解説しています。

個人でネットショップを開設したい方は参考にしてみてください。

ネットショップを開設するための5STEP

はじめにネットショップを開設する手順を5つのステップに分けて説明します。

  1. 販売商品やショップのコンセプトを考える
  2. 販売商品の「仕入れ」or「制作」を決める
  3. 「自社サイトでの販売」or「ECサイトへの出店・出品」を決める
  4. ネットショップの開設準備を進める
  5. ネットショップの運用を開始する

STEP1.販売商品やショップのコンセプトを考える

最初にどのような商品を販売するのかどこまでのカテゴリを扱うショップにするのかなどのコンセプトを固めましょう。

またこの時点で購入してほしいターゲットも定めておくと、今後の流れがスムーズになります。

STEP2.販売商品の「仕入れ」or「制作」を決める

販売する商品を仕入れるのか、自分たちで企画して制作するのかによって今後の流れは大きく変わります。

商品を仕入れるのであれば在庫管理など一部の作業は自動化・効率化できますし、自分たちで商品を作る場合は生産してくれる会社などを探す必要があるでしょう。

  • 販売商品に規制がないか確認しておく

販売商品が決まった際は、その商品が個人で販売しても問題ないものか事前に確認しておくと安心です。

とくに商品を輸入して仕入れるような場合は、輸入禁止品目について予め把握しておくことをおすすめします。

以下の記事では個人輸入における関税や、輸入禁止品目などについても触れているので興味のある方はあわせてご覧ください。

個人輸入の関税はいくらから?支払うタイミングなどの基礎知識を徹底解説

STEP3.「自社サイトでの販売」or「ECサイトへの出店・出品」を決める

商品を販売する方法は、主にECサイトなどの既に確立されたショップに出店・出品をする方法と、自分でネットショップを1から作成し、集客から始める方法があります。

ECサイトといえば、たとえばAmazonやYahoo!ショッピング、そのほかメルカリなどが挙げられ、これらは利用者が非常に多く集客が容易です。

一方でECサイトにはライバルが多く価格競争が起こりやすいデメリットもあります。

また自社サイトはサイト制作や集客に手間や時間がかかったり、外注する場合は費用がかかったりしますが、細かなコンセプトは非常に反映しやすい点がメリットです。

STEP4.ネットショップの開設準備(制作や仕入れなど)を進める

ネットショップを開設するイメージが固まったら、実際に開設の準備に取り掛かりましょう。

  • 出品用アカウントの作成、出店・出品準備(ECサイトなどを利用する場合)
  • 自社サイトの制作、必要に応じて各ツールなどの導入(自社サイトを運営する場合)
  • 商品の仕入れ、制作
  • 集客

ざっくりとした準備の内容としては、主に上記のような作業が挙げられます。

お金をかけられるところにはお金をかけ、クオリティの向上や効率化を図るのもおすすめです。

一方で自分でできることは自分で行いコストを削減するのも1つの戦略ですよ。

STEP5.ネットショップの運用を開始する

準備が整ったらいよいよネットショップを開設し、運用を開始します。

  1. 在庫管理
  2. 受発注管理
  3. 集客対策(SNS集客・SEO集客)
  4. 市場・商品のリサーチ
  5. キャンペーンの打ち出し
  6. クーポンの配布
  7. メールマガジンの発行
    など

ネットショップの開設準備には時間を要するケースが多いと思いますが、実際にネットショップの運用を開始してからが本番です。

とくに開設して間もない頃は、上記のようにやるべきことがたくさんありますので、しっかりと力を入れて利益の獲得を目指していきましょう。

ネットショップ開設におすすめのサイト

ネットショップの開設に利用されるサイトはある程度決まっています。

  1. AmazonなどのECサイト
  2. BASEなどのASP型ネットショップ
  3. WordPressなどを使った自社サイト

ネットショップの開設というと主に上記の3パターンがありますので、各サイトの特徴について把握しておきましょう。

AmazonなどのECサイト

  1. Amazon
  2. Yahoo!ショッピング
  3. 楽天市場
  4. メルカリ
  5. ヤフオク!
  6. ラクマ
    など

上記のようにすでに完成されているECサイトに出品、出店するパターンです。

これらは利用者が非常に多いため、基本的には集客に力を入れなくても商品が人の目につきやすいメリットがあります。

一方で先述の通りライバルも多く、価格競争になりやすい点が主なデメリットです。

商品の選定は「ライバルが少なくて売れやすい商品」を見つけるようにしましょう。

BASEなどのASP型ネットショップ

  1. BASE
  2. Shopify
  3. makeshop
  4. STORES
    など

ASP型ネットショップは、各管理システムや決済システム、ショップのデザインテンプレート、ショッピングカードなど、ネットショップの開設に必要な土台が揃っているサービスです。

ECサイト、ECモールなどと比べて集客力は劣りますが、コストを抑えたネットショップの開設ができます。

またサイトの自由度が高く、希望のサイト構造やデザイン、必要機能などを実現しやすい点も魅力です。

一方で集客に関してはInstagramやTwitterなどのSNSを利用した宣伝や、広告運用などを行いほぼ自力で販促を行う必要がある点はデメリットと言えます。

WordPressなどを使った自社サイト

  1. WordPress
  2. EC-CUBE
    など

ECサイトやASP型ネットショップに頼らず、サーバーなどを自分で用意して自社サイトを制作する方法です。

自社サイトを使ったネットショップ開設ではWordPressEC-CUBEなどが利用されますが、かなり自由度の高いオリジナルのネットショップ開設が実現できます。

自分だけでネットショップを制作するにはセキュリティ対策などの知識が必須ですが、一度ショップが完成して集客できるようになれば他の事業にも応用できるでしょう。

個人がネットショップの開設で成功するためのポイント

  1. 損益計算はこまめに行う
  2. 在庫を抱えすぎない
  3. 常に顧客目線のサービス提供を行う

損益計算はこまめに行う

商品の販売開始後は、商品の仕入れにかかった諸費用はもちろんのこと、ネットショップの運用に必要なランニングコストも踏まえた「損益計算」をこまめに行うようにしましょう。

どこかで計算が抜けていたり誤っていたりすると、どんどん損益が狂ってしまい、気がついたら赤字になっているということもあります。

どのビジネスにも言えますが、ネットショップの運営ではとくに正しい数値を常に把握していることが大切です。

在庫を抱えすぎない

在庫を多く抱えると、在庫の保管場所を圧迫し最終的には新たな保管場所を確保しなければならなくなります。

たとえばAmazonであればFBAと呼ばれる有料サービスを利用することで、在庫を自宅や事務所に置かなくてもAmazonのFBA倉庫にて管理をしてくれるため便利です。

また、単純に売れていないのに在庫を余分に抱えてしまうことにも気をつけましょう。

常に顧客目線のサービス提供を行う

事業を行う上では常に顧客の目線に立ったサービス提供が非常に重要です。

自己満足で終わるのではなく、顧客に満足してもらえるサービス提供を心がけましょう。

分かりやすいサイト構成やアフターサービス、豊富な支払い方法、問い合わせ時の対応など、工夫できる箇所はたくさんあります。

まとめ

ネットショップは開設までに時間がかかることも多いですが、ECサイトなどを利用した販売であれば集客から販売まで手間をかけずに行えます。

ネットショップというだけあり、実店舗を持たない分コストを抑えた開業ができますので、興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

副業転売で儲かる商品を仕入れるコツとは?確定申告についても解説

近年では副業がブームとなっており、「そろそろ自分も始めてみようかな」と考えている人は多いのではないでしょうか。

数ある副業の中でも人気なのが「転売」ですが、仕入れる商品を一歩間違えると大幅な損失を被ることにもなりかねません。

今回は副業転売で商品を仕入れるコツや、副業転売を始める前に知っておきたい確定申告などについても分かりやすく解説しています。

転売ビジネスが副業として人気の理由

一部の「転売ヤー」と呼ばれる買い占めユーザーの影響によって、時には世間からマイナスなイメージを持たれることもある転売ビジネス。

なぜそれでも転売が副業として人気なのでしょうか。

  1. 初心者でも挑戦しやすい
  2. 空き時間に取り組めるため副業に適している
  3. 少ない資金でも始められる

転売ビジネスが副業として人気の理由は、主に上記の3つが挙げられます。

初心者でも挑戦しやすい

転売は意外にも特別なスキルや知識がなくても始められます。

ECサイトやフリマ、オークションサイトを通じて売れる商品を探したり、気になる商品を見つけた際に売れるかどうかを調べたりと、情報収集ができれば仕入れの判断自体は可能なためです。

また転売先としては利用者の多いサイトを選べば集客も比較的容易になりますので、転売はそういった観点から初心者でも挑戦しやすい副業として人気と言えるでしょう。

空き時間に取り組めるため副業に適している

転売は稼働時間が決められているわけではなく、自分の都合の良い時間に作業を進めても何ら問題はありません。

「今日は転売する商品のリサーチだけ進めよう」「今日は在庫を整理しよう」「今日はショップを改善しよう」など、その日その時間に行う作業も自分で自由に決められます。

時間の融通がとても利きやすく、副業に適していることが人気の理由の1つです。

少ない資金でも始められる

転売と一口に言っても、転売する商品は中国などから仕入れるような安い商品から、日本国内で人気のブランド品まで、その価格帯はさまざまです。

資金が少ない場合は安い商品の仕入れからはじめることもできるわけですね。

仕入れ価格が安い商品は比例して販売価格も安い傾向にありますが、それでも着実に利益を出していくことさえできれば結果として大きな資金となります。

資金に余裕がない方や「極力お金をかけずにリスクを抑えたい」という方も多いため、少ない資金でも始められる転売は副業に人気なのです。

主な転売方法は3種類

転売の方法は主に以下の3種類があります。

  1. 国内転売
  2. 輸入転売
  3. 輸出転売

まずはこれらの特徴について把握しておきましょう。

国内転売

文字通り、国内転売は日本国内で仕入れた商品を国内で販売します。

国内での仕入れであればオンラインショップでも比較的安全に仕入れることができますし、実店舗へ足を運び直接商品を確かめて仕入れるといったこともしやすいのが特徴です。

輸入による仕入れが不安だという方は、まずは国内転売から始めてみるのも良いでしょう。

輸入転売

海外から商品を仕入れて日本国内で販売します。

現地に直接足を運ぶ方法もありますが、多くの場合はオンラインショップを介して仕入れることとなるでしょう。

輸入サイトは日本語に対応しているサイトと対応していないサイトがあるので、場合によっては輸入代行業者を頼るのもおすすめです。

海外からの仕入れは商品の到着までに時間がかかったり関税がかかったりすることもありますが、安い商品を見つけやすく利益率を高めやすい点が特徴と言えます。

【Adologi(アドロジ)厳選】輸入物販に特化した役立つツールとその評判のまとめ

輸出転売

日本国内で仕入れた商品を海外のECサイトで販売する方法です。

海外で売れる商品を探すことになるので、翻訳機能を活用しつつリサーチを行うことになります。

慣れないうちは難しく感じるかもしれませんが、海外では日本の商品について高品質であると認められていることから、希少性や価値を高めやすいのが特徴です。

副業転売で儲かる商品を仕入れるコツ

  1. 入念なリサーチを怠らない
  2. 複数のサイトから最も安い仕入先を探す
  3. クレジットカードを上手く活用する
  4. 回転率の高い商品を販売する

副業として転売を始める際に心配なのが「仕入れ」ではないでしょうか。

お金を使う作業なので、失敗は極力避けたいものです。

副業転売で上手く仕入れるコツを上記の4点にまとめましたので、気になる方は参考にしてみてください。

1.入念なリサーチを怠らない

転売を行う上で最も重要なのが「リサーチ」作業です。

「自分だったら欲しい」という感覚ではなく、市場を客観的に見渡す必要があります。

  • 何が売れているのか
  • いくらで売れているのか
  • どのくらい売れているのか
  • 持続性はありそうか

など、しっかりとリサーチをして「これは売れる」と判断できたものを仕入れていきましょう。

また売れている商品を販売している出品者にも注目をしてみてください。

ビジネスで成功するにはすでに成功している人を観察することも大切です。

2.複数のサイトから最も安い仕入先を探す

売れそうな商品を見つけたら、その他のECサイトなどで同じ商品が安く売られていないかチェックします。

セールやクーポンを配布していたり、そもそもの販売価格が安かったりと、最も安く仕入れられるショップを探し、できるだけコストを抑えましょう。

3.クレジットカードを上手く活用する

クレジットカードは言ってしまえば「後払い」なので、給料日前などで今すぐ現金を用意できなくても商品を仕入れられます。

またポイントが貯まるクレジットカードを利用すればお得に商品を仕入れることもできるようになるでしょう。

もちろん支払い能力を超えた買い物は厳禁ですが、上手く活用すれば思ったよりも早くビジネスを軌道に乗せられるかもしれません。

4.回転率の高い商品を販売する

一定の期間内に頻繁に売れる商品は「回転率が高い」と言われます。

「回転率が高い商品=よく売れる商品」ということなので、そのような商品にあたった場合は仕入れに力を入れたいところです。

実践を重ねながら回転率の高い商品を販売できることを目指しましょう。

副業転売で知っておくべき確定申告について

副業を行う前に必ず理解しておきたいのが「確定申告」についてです。

副業の場合、経費を差し引いた副業の収入が年間で20万円を超えた際は本業の年末調整とは別で「確定申告」をしなければなりません。

本来確定申告が必要なのにも関わらず申告をしないでいると、「無申告加算税」や「延滞税」といった費用を請求されてしまう可能性があるのです。

転売は軌道に乗れば月に数万円以上を稼げることも珍しくないので、確定申告については理解をしておきましょう。

「確定申告」や「開業」は家でもできる

確定申告と聞くと、書類を用意して税務署に足を運んでと手間がかかるイメージをお持ちの方もいますよね。

現在では「freee会計」や「マネーフォワードクラウド」といったオンラインで完結できる会計ソフトがあり、スマホから帳簿を付けたり確定申告ができたりします。

家にいながらスマホ1つで「確定申告」や「開業届の提出」などができるので、ぜひ知っておいてください。

まとめ

転売ビジネスは時間の融通が利きやすく、少ない資金でも始められることから副業としても人気です。

入念なリサーチ・情報収集さえできればスキルや知識のない初心者でも比較的簡単に挑戦できますので、興味のある方は気軽に副業転売を始めてみてはいかがでしょうか。

この記事では仕入れのコツについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

副業で安全に稼ぐ方法を徹底解説!おすすめの在宅副業の探し方とは?

初めて副業で稼ぐとなった場合、どのようにして仕事を探すのか何から始めたら良いのか分からないという方は多いでしょう。

副業で安定的に稼ぐことができれば生活費の足しや趣味に使ったり、将来のための貯蓄したりと選択肢が広がります。

この記事では副業で安全に稼ぐための方法や、在宅副業の探し方などについて詳しく解説しているので、これから副業を始めたい人はぜひ参考にしてみてください。

副業で安全に稼ぐために気をつけること

副業で安全に稼いでいくために最低限気をつけたいポイントが3つあります。

  1. 本業の規則
  2. 副業の契約内容や違法性
  3. 自己管理

まずはこれらの3つについて理解しておきましょう。

1.本業の規則

副業を始める際にまず気にしたいのが「本業で副業や兼業が許されているのか」ということです。

雇用されている以上は就業規則があるはずなので、まずはそもそも副業を行っても問題なのか事前に確認しておきましょう。

就業規則の違反が発見されると、最悪の場合は解雇されてしまう可能性もゼロではありません。

2.副業の契約内容や違法性

本業の規則的に副業を始めても問題ないことが分かった場合は、次に副業の契約内容や仕事内容について様々な観点からチェックを入れましょう。

たとえば副業の契約内容について不自然な点はないか、仕事内容に違法性はないかなどです。

とくに取引先と契約をする場合は契約書の内容をよく読まずに流してしまいがちな方も多いと思いますので、しっかりと内容を理解するよう心がけてください。

また個人で輸入販売などを行う場合は、輸入禁止品目などについて把握する必要がありますし、違法な勧誘や販売を行うようなマルチ商法は絶対に関わらないよう注意が必要です。

3.自己管理

副業をする際に意外と怠ってしまうのが「自己管理」です。

体調管理 健康管理、休息時間の確保など
スケジュール管理 納期、納品スケジュールの管理など
時間管理 1日単位での稼働スケジュールの管理など

とくに上記の3点は個人で仕事を進めていくうえではとても重要となります。

働きづめでは体力が持たないため休息時間を作ることも大切ですし、取引先がいる場合には「1日、あるいは数時間納期が遅れるくらい大丈夫だろう」といった考え方もご法度です。

また、「今日は〇時までに〇〇を終わらせよう」などのようにざっくりとした1日単位でのスケジュールを立て、予定通りにタスクをこなしていくことも成功への近道となるでしょう。

副業で稼げている人の共通点

副業でしっかりと稼げている人には共通点があります。

それはスキルや知識以前のもので、地道な継続やリスク管理、自己管理などといった基本的な部分です。

地道に継続している

副業で稼ぐ人は初めて利益が出るまで地道に継続していますし、目標を達成するまでにも地道に継続しています。

一方で副業で稼げない人の多くは途中で挫折してしまい稼働することすら諦めてしまうのです。

一歩を踏み出さないと始まらないことと同じように、「続けないことには稼げない」という基本的な仕組みを忘れずに日々挑戦しましょう。

リスク管理を徹底している

副業といっても世の中には様々な仕事がありますが、そのほとんどに何かしらの「リスク」が伴います。

例えば物販であれば在庫を抱えるリスクがありますし、個人同士や企業に関わらず契約を結ぶ際は報酬の未払いなどトラブルのリスクもゼロではありません。

投資であれば損失を被る可能性もあるわけです。

副業で稼げている人は仕事内容ごとのリスクについてしっかりと把握し、そのうえで取り組むか否かの判断はもちろんのこと、取り組む場合はどうしたらリスクを抑えられるかといった部分まで考えています。

自己管理を徹底している

副業で稼げている人は自己管理を徹底し、取引先からの信頼を獲得しています。

例えば体調不良が続けば稼働時間的に収入が減るだけでなく、取引先にとっても「体調不良が多い」という印象を与えてしまいますよね。

また納品物がある場合は、納期に遅れが生じたり連絡がスムーズでなかったりすると「この人に任せて大丈夫なのか」と不信感を与えてしまうこともあるでしょう。

「自己管理」と聞くと体調管理のイメージが強いと思いますが、スケジュール管理なども含めて管理を徹底することで取引先からの信頼を得ることができ、結果として副業でも稼げるという流れに繋がるのです。

現実的に稼げるおすすめ在宅副業の探し方とは

「副業に興味があるけど、稼げるイメージが全く湧かない」という方も多いのではないでしょうか。

初心者の方ははじめから大金を稼ごうとするのではなく、まずは現実的にあるいは着実に少しずつでも稼げる在宅副業から探しましょう。

副業の探し方としては主に以下の3種類があります。

  1. クラウドソーシング
  2. スキルシェアマーケット
  3. 求人サイト

1.クラウドソーシング

「クラウドソーシング」とは、企業や個人がインターネットを利用して不特定多数のユーザーに対して業務を発注する業務形態のことです。

有名なクラウドソーシングサイトとしては「クラウドワークス」や「ランサーズ」などがあります。

データ入力やライティング、WEBデザイン、システム開発、事務作業、経理など、パソコンでできる仕事が主な募集内容となっており、依頼主によって仕事内容や報酬は様々です。

手数料がそこそこかかりますが、やり取りは全てサイト内で行うため、報酬未払いのリスクが低く安全に稼げる仕事探しの手段と言えます。

2.スキルシェアマーケット

スキルシェアマーケットとは、自分が持っている「スキル」を販売できるネットショップのようなプラットフォームです。

有名なサイトとしては「ココナラ」がありますが、そのほかにも教えたい人と教わりたい人を繋ぐ「MENTA」などのスキルシェアマーケットもあります。

ライティングやイラスト制作、通話機能を利用した話し相手、相談相手、資料や請求書などの作成代行、知識の共有など、「自分の得意」を自分で決めた価格で販売ができるので、自由度の高いビジネスが実現可能です。

評価制度もあるので、お互いに安心して取引ができます。

こちらも手数料がかかりますが、やり取りはサイト内でのみ行うためトラブルは起こりにくくなっています。

3.求人サイト

求人サイトはご存じの通り、アルバイトや就職先を探す際に利用するサイトです。

在宅副業は一般的な求人サイトでも探すことができます。

また、求人サイトは個人ではなく企業による募集が多いので、「個人は心配だから企業と契約したい」とお考えの方にもおすすめです。

求人サイトは細かな条件指定による検索が可能なことサイトも多く、「在宅」「短時間勤務」など、都合に合った求人を探しやすいのも特徴と言えます。

業務委託の募集もあるので、気になる方は求人サイトもチェックしてみてください。

まとめ

今回は副業を始めたい方向けに、副業で稼ぐコツや在宅でできる副業の探し方などについて詳しく解説しました。

副業ブームとも言える昨今では在宅で完結できる副業や、空き時間を使って取り組める副業など、様々ななお仕事が存在しています。

本業と上手くバランスを取りつつ、はじめは少しずつそして徐々に稼ぎを大きくしていけるよう地道に継続していきましょう。

初心者にもおすすめのネット副業9選!各副業の特徴や始め方も要チェック

インターネットの普及や、あらゆるサービスのオンライン化が進んでいる昨今では、自宅に居ながらお金を稼ぐ「ネット副業」が注目を集めています。

一昔前は「ネットで稼ぐ」というと怪しむ人も多かったように感じますが、現代では実現しようと目指す人も増えている印象です。

今回は初心者にもおすすめのネット副業9選と、それらのネット副業を始める方法について簡単にご紹介します。

これからインターネット上で副収入を得たいとお考えの方は参考にしてみてください。

初心者にもおすすめのネット副業9選

さっそくネット副業9選について、特徴と始め方とともにご紹介します。

1.ライター

企業や個人から「こういう記事を執筆してほしい」という依頼を受け、要望に沿って文章を執筆するお仕事となります。

単価は1記事ごとに設定されていたり、文字数ごとに設定されていたりと依頼主によって様々です。

タイピングが苦手な方や、よほど文章の程度が低いという方でない限りは、基本的にスキルがなくても始められるでしょう。

またパソコンさえあれば初期費用0円で始められるのも魅力です。

  • ライターの始め方

スキルシェアサイトを利用して、ライティングのお仕事を探したり、ライティングのお仕事を出品するという形でサービスを販売したりします。

ライターのお仕事が見つけられるサイトとしては、ココナラクラウドワークスランサーズなどがおすすめです。

また、一般的な求人サイトや転職サイトでもライターのお仕事を探すことができます。

2.ブログアフィリエイト

ブログアフィリエイトは、ブログ記事に専用のリンクを貼りつけ、リンクを経由して商品やサービスが購入されることで報酬が得られるお仕事です。

収入が得られるようになるまで時間を要することがほとんどですが、副業であれば本業の収入は確保されているので、焦る必要はありません。

また一度ブログ記事で稼げるようになれば、集客や文章執筆のスキルが身につき、新たな事業を展開する際にも役立つでしょう。

  • ブログアフィリエイトの始め方

商品・サービスリンクを貼りつけるためのブログと、リンクを提供し報酬を付与してくれる「ASP」サービスのアカウントを用意します。

ブログとしてよく利用されているのは「WordPress」で、ASPの方はA8.netアクセストレードなどが有名です。

ASPはサイトによって取り扱っている案件が異なるので、ブログのテーマに合った商品・サービスリンクを提供しているところを選ぶと良いでしょう。

3.動画編集

YouTubeなどの動画投稿サイトで活動している人から依頼を受け、動画編集を代行するお仕事です。

編集の範囲はテロップを入れるだけの場合や、そのままアップロードできるレベルまでの編集など、依頼主によって異なります。

パソコンと向き合って黙々と作業をすることが得意な方におすすめです。

  • 動画編集の始め方

ライターと同様にスキルシェアサイトや求人サイトを利用してお仕事を探します。

また案件によっては動画編集ソフトを指定しているケースもあるため、必要に応じて動画編集ソフトも用意しましょう。

機能が豊富で使いやすい動画編集ソフトは有料となる場合があります。

4.不用品販売

自宅にある不用品を販売する副業です。

商品を仕入れて販売する物販とは異なり、もともと持っている商品を売るだけなので初期費用や仕入れ費用は必要ありません。

なお、中古品を仕入れて販売することを事業にする場合は「古物商許可証」が必要となるため注意しましょう。

  • 不用品販売の始め方

自宅にある不要品をフリマサイトやオークションサイトを利用して販売します。

利用者が多く人の目につきやすいのはメルカリヤフオク!などです。

なお商品が売れると販売手数料が差し引かれるので、手数料や送料を踏まえた価格設定を行いましょう。

5.ハンドメイド、イラスト制作

ハンドメイドやイラスト制作が趣味の方は、作品を販売して副業にする方法もあります。

得意な制作物があれば趣味の一環として作り、自分で値段をつけて販売してみるのも良いでしょう。

  • ハンドメイド、イラスト制作の始め方

ハンドメイド作品の販売であれば、minneメルカリなどを利用して販売し、イラスト制作であればスキルシェアサイトのココナラなどを利用して、ユーザーの要望を受けてイラストを制作し販売するのが良いでしょう。

いずれも商品が売れた場合は販売手数料が差し引かれます。

6.アンケートモニター

アンケートモニターは、数分程度で終わるアンケートに回答することで1件あたり数円~数十円がもらえる副業です。

これまでご紹介してきたお仕事と比較して稼げる金額は圧倒的に少ないですが、暇な時間や空き時間を利用してお小遣いを稼ぐにはおすすめできます。

またスキルは一切不要でスマホ一台で始められるため、暇つぶし感覚で食費などの足しを稼ぐにはちょうど良いでしょう。

  • アンケートモニターの始め方

無料で会員登録ができるアンケートモニターサイトで募集中のアンケート案件を選び、好きなタイミングでアンケートに取り組みます。

アンケート回答後は案件ごとにポイントがもらえるので、貯まったポイントを銀行振込で換金したり、ギフト券やその他の共通ポイントなどと交換するのが一般的な流れです。

安全に利用できるアンケートモニターサイトとしては、リサーチパネルマクロミルなどが挙げられます。

7.データ入力

依頼された情報をエクセルなど所定の形式に入力しまとめていくお仕事です。

スキルが一切不要で、依頼された情報をただ入力していくだけなので単価は低い傾向にあります。

依頼内容に応じて情報収集の作業が必要な案件もあるでしょう。

  • データ入力の始め方

クラウドワークスココナラなどを使って案件を探します。

パソコンやスマホさえあれば基本的に初期費用などは一切必要ありません。

ただしデータ入力はスマホだと効率が悪くなる可能性があるため、できればパソコンがあると良いでしょう。

8.文字起こし

インタビューなどの音声ファイルを聞いて、文字に起こしていくお仕事です。

単価としては時給制となっている場合や1ファイルごとに設定されている場合など、依頼主によって様々です。

現在では文字起こしに特化した無料ソフトもあるので、作業自体は進めやすくなっています。

  • 文字起こしの始め方

クラウドワークスや求人サイトからお仕事を探すことができます。

音声ファイルは文字起こし用ソフトに取り込んでから聞くと、キーボードで再生、停止、巻き戻し、スキップなどの操作ができるので効率的です。

無料で利用できる文字起こしソフトとしては、Okoshiyasu2テープ起こしプレーヤーなどがあります。

9.写真販売

写真販売はその名の通り自分が撮影した写真を販売する副業です。

指定された構図の写真を撮影し提供する方法や、素材サイト向けに撮影した写真を登録申請する方法などがあります。

  • 写真販売の始め方

写真販売が可能なサイトに会員登録し、案内に沿って写真の登録申請を行いましょう。

有名な写真販売サイトとしてはPIXTAphotoACなどがあります。

ネット副業で知っておくべき確定申告について

ネット副業を始めるにあたって知っておきたいのが「確定申告」についてです。

副業で得た収入が経費を除いて年間20万円を超える場合、本業の年末調整とは別に確定申告を行う必要があります。

たとえば会社にバレたくないからといって、一定の所得があるにも関わらず確定申告を行っていないと「無申告加算税」が追加されるため注意が必要です。

まとめ

インターネットで完結する副業はたくさんありますが、中でもこの記事でご紹介したネット副業は比較的初心者でも挑戦しやすいものばかりです。

初期費用が不要なネット副業もあるので、気になるお仕事があればぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

副業せどりの始め方!確定申告や注意点についても詳しく解説!

「せどり」は昔から存在するビジネスのうちの1つで、現在でもせどりで稼いでいる人はたくさんいます。

副業ブームの昨今では、この「せどり」に興味を持っている人も多いのではないでしょうか。

この記事ではせどりの始め方や注意点、副業初心者がせどりを選ぶメリットデメリットなどについて詳しくまとめています。

せどりとは

せどりは物販ビジネスに含まれる手法の1つで、安く仕入れた商品を販売し、その差額で利益を得ることです。

昔は古本によるせどりが流行していたこともあり、古本をイメージされる方もいると思いますが、本来のせどりは古本に限りません。

また、「せどり」は安く仕入れた商品を販売するビジネスという広い意味で使われることが多く、中古品の販売や新品商品の販売、「転売」と明確な違いはなく、実店舗を持たずインターネット上で始められます。

副業初心者にせどりがおすすめとされる理由

せどりを始めとする物販は、副業初心者が挑戦しやすいビジネスとして人気です。

  • スキルが不要
  • 少ない資金でも始められる
  • ビジネスの基本的な知識が身につく
  • 空き時間で作業できる

理由としては上記のような内容が挙げられます。

とくにせどりは古物商許可証さえ取得していれば中古品を取り扱うことができるため、少ない資金でも商品を仕入れることができます。

新品商品を仕入れる場合でも、仕入れの個数を経済状況に合わせて自由に調整すれば問題ありません。

また、せどりは商品を売るために市場調査をしたり、商品をリサーチしたり、価格を調整したりするなど、物販ビジネスの基本的な知識も身につきます。

物販ビジネスの知識は後々の事業に役立てられるので、あって損をすることはないでしょう。

副業せどりのデメリット

  • 多少なりとも初期費用が必要
  • せどりを始めてから利益を得るまでに時間がかかる
  • 本業の規則によっては副業そのものができない場合がある

副業せどりのデメリットとして挙げられるのは主に上記の3つです。

先ほどメリットとして「少ない仕入れ資金でも始められる」とお伝えしましたが、0円で始められるわけではありません。

また在庫を持たずに販売ができる「無在庫販売」の場合でも、商品を仕入れる際は一時的に自身のお金で購入する必要があるため、多少なりとも初期費用は必要です。

また、せどりは商品が売れるまで、利益が出るまでに時間がかかることがありますので、急いでいる方には向いていない可能性があります。

副業せどりを始める5STEP

さっそくですが副業せどりの始め方を5ステップで分かりやすく解説します。

  1. せどりに必要な準備を済ませる
  2. 販売商品をリサーチする
  3. 仕入れ先、販売先を決定する
  4. 出品準備を行い販売する
  5. 商品を梱包し発送する

1.せどりに必要な準備を済ませる

  • 古物商許可証(中古品を取り扱う場合)
  • 仕入れ資金
  • 事業用の銀行口座
  • 在庫保管場所の確保

せどりに必要な準備というと、一般的には上記のようなものが挙げられます。

とくに古物商許可証は中古品を事業として販売する際には必須です。

また、ブランド物やデジタル商品など高額な品物を販売する場合は仕入れ資金もそれなりに必要となります。

2.販売商品をリサーチする

次に売れる商品を見つけるためにリサーチを行いましょう。

  • 仕入れ額
  • 販売価格の相場
  • 需要のある商品か
  • 多少価格を上げても売れそうか
  • いくらの利益が見込めるか

販売商品を見つける際は主にこれらのポイントに注目をしてリサーチしてみると良いでしょう。

とくに利益を計算する際は送料や各手数料なども含めて算出するように気をつけてください。

3.仕入れ先、販売先を決定する

販売商品の目ぼしがついたら、仕入先や販売先を決定します。

他の仕入れサイトで同じ商品を探してみると、リサーチの際に見ていたサイトよりも安く販売されていることもあるので、商品を仕入れる前にいくつかの仕入れサイトで同じ商品がないか見てみると良いでしょう。

海外サイトから輸入する場合は出品者や商品のレビューを確認し、商品の品質に問題がないかもチェックします。

また、販売先によって販売手数料やオプションなどの有無が異なることがあるため、費用周りの部分は事前に確認しておきましょう。

4.出品準備を行い販売する

仕入れ先、販売先の決定まで進んだらいよいよ商品を仕入れ、販売に移ります。

その時の価格相場や手数料、送料を踏まえて適切に価格設定を行いましょう。

また利益が出るように意識して価格設定をしないと、商品が売れても損益がマイナスになってしまうため注意が必要です。

5.商品を梱包し発送する

商品が売れたら丁寧に梱包し速やかに発送します。

梱包は購入者とのトラブルに繋がりやすいので、「自分がされて嫌な梱包方法は避ける」ということを意識すると良いでしょう。

また、大手ショッピングサイトでは商品の発送を代行してくれるサービスを提供していることもあるので、資金に余裕がある場合は代行を依頼し作業を効率化するのもおすすめです。

副業せどりを始める前の注意点

副業でせどりを始める前に知っておきたい注意点は以下の2つです。

  1. 中古品を販売する際は古物商許可証が必要
  2. 副業の年間所得が20万円を超えたら確定申告が必要

どちらも日本の法律に関わることなので、必ず確認しておきましょう。

中古品を販売する際は古物商許可証が必要

古物商許可証とは、中古商品(古物)の「売買」「交換」「委託を受けて売買/交換」を事業として行う場合に必要な許可制度です。

未使用品であっても使用のために一度取引された商品は「古物」に該当します。

また古物商許可証は申請をして許可が得られるまで営業ができないので、副業せどりで中古品を取り扱う場合は早めに古物商許可証を取得しておきましょう。

副業の年間所得が20万円を超えたら確定申告が必要

副業による収入が、経費を差し引いて年間20万円を超える場合、自身で確定申告をする必要があります。

これは本業の方で年末調整がなされていても別途申告しなければならないため注意が必要です。

副業せどりでおすすめの販売先

副業でせどりを行うにあたってよく利用されるおすすめの販売先をいくつかご紹介します。

  1. Amazon
  2. メルカリ・ラクマ
  3. ヤフオク!

Amazon

Amazonは言わずと知れた大手ECモールです。

一度は購入者として利用したことがある方も多いと思いますが、高い知名度があるためとても集客しやすいのが大きなメリットと言えます。

また、出品者専用の有料サービス「FBA」を利用すれば、在庫の保管や商品が売れた際の発送を代行してくれるので便利です。

ただし購入者の数と同様、出品者の数も膨大なため、売れる商品を仕入れても売れるまでにかなりの時間を要することもあります。

メルカリ・ラクマ

事業者から一般消費者まで、あらゆる人が不用品を販売するフリマサイト・アプリです。

とくにメルカリは利用者数がかなり多いため、商品が人の目につきやすく比較的売れやすいといった特徴があります。

「ラクマ」はメルカリと比較すると利用者は少ないですが、メルカリの販売手数料が10%なのに対し、ラクマは6%なので安いです。

ヤフオク!

ヤフオク!は言わずと知れた大手のオークションサイトで、こちらも利用者数が多く人の目につきやすいメリットがあります。

落札相場なども調べやすいので、商品リサーチが捗ります。

また、メルカリやラクマのように匿名配送も可能なため、個人で副業せどりを行う場合にも安心です。

まとめ

今回は副業せどりの始め方や注意点、確定申告などについて詳しく解説しました。

副業せどりは数あるビジネスの中でも少ない資金で始めることができ、稼働時間が決まっているわけでもないため、都合の良いタイミングで進められます。

初心者でも取り組みやすい副業といえますので、気になる方は一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

ネット販売で「売れる商品」5つ共通点とは?売れない商品との違いについても徹底解説!

自信のある商品のはずなのに、どうも売れ行きがあまり良くないとお悩みの方は多いのではないでしょうか。

ネット販売で商品を売るには「売れる商品」についてしっかりと理解を深めておく必要があります。

この記事では売れる商品の共通点や、売れる商品と売れない商品との違いなどについて詳しく解説していますので、ネット販売で商品が売れずにお困りの方は参考にしてみてください。

ネット販売で売れる商品の共通点

まずはネット販売で売れる商品とはいったいどのようなものなのか把握しましょう。

  1. ターゲットとベネフィットが明確になっている
  2. 商品に付随するサービスが充実している
  3. 買い手のニーズ・需要を満たしている
  4. オリジナリティがある
  5. 価格が適切に設定されている

売れる商品の共通点としてチェックしておきたいのは、主に上記の5つです。

ターゲットとベネフィットが明確になっている

様々なビジネスに当てはめることができますが、売れる商品・サービスには明確な「ターゲット」と「ベネフィット」が設定されています。

これら2つを明確にすることで、ピンポイントを狙ったマーケティングが行いやすくなるためです。

ターゲットを狭め、狭めたターゲット層に「ベネフィット」を伝えることで、いわゆる「(心に)刺さる」という現象が起こりやすくなります。

なお、「ベネフィット」とは商品・サービスを利用することで得られる恩恵や便宜のことです。

商品に付随するサービスが充実している

ウェブサイトを訪れてから商品を購入し、商品を購入したあとまで顧客目線のサービスが充実している商品は売れやすいですし、リピーターも付きやすいです。

例えば購入を迷っている方に向けたAIチャットによるサポートや、購入時に選択できる豊富な支払い方法、一定額以上購入した場合の送料無料サービス、購入後も安心して利用できるアフターサービスなどが挙げられます。

買い手のニーズ・需要を満たしている

売り手の「売りたい」だけでなく、買い手の「こういうモノが欲しい」「これがあると嬉しい」といったニーズや需要をしっかりと満たしている商品は売れます。

参入しようとしている市場に欲しいと思っている人がいるかどうかを見極めましょう。

オリジナリティがある

世の中には星の数ほど商品・サービスが売られていますので、オリジナリティを出したり他商品と差を付けることは容易ではありません。

しかし容易ではないことをやってのけた商品・サービスだけが得られる恩恵もあります。それが「売れる」ということです。

もちろん「やっても売れないから他の人がやりたがらない」というケースもありますが、「やれば売れるけれど、難しいから他の人がやりたがらない」という商品には大きな需要がある可能性が考えられます。

価格が適切に設定されている

「適切な価格設定」とは、商品・サービスの価格が商品・サービスのクオリティに見合っていることを指します。

最も問題なのは質の低い商品を高値で販売してしまうということです。

市場と自分の商品と向き合い、適切な価格設定を目指しましょう。

売れない商品と売れる商品の違い

売れる商品の共通点が分かったところで、次は「売れない商品」に着目してみましょう。

基本的には先にお伝えした「売れる商品」の反対に当てはまってしまうものが売れない商品となります。

  1. 売り手だけが満足している
  2. 商品だけを売ろうとしている
  3. ターゲット、ベネフィットが不明瞭

売れない商品の中でとくに問題とされる上記の3点について解説します。

売り手だけが満足している

商品やサービスを販売する際は「こんなものを売りたい」という気持ちが売り手にはあると思います。

しかし買い手からするとどうでしょうか。

A社の商品にはこれがあるのに、こっちにはないんだ」「内容の割に値段ががちょっと高いな」「思ってたものとちょっと違うな」などと思われてしまう商品はやはり売れにくいです。

このような商品・サービスは、買い手の需要、ニーズを探り応えていく努力をしなければなりません。

商品だけを売ろうとしている

極端な例えですが、分かりやすいと思うので「ただ処方薬を出すだけのクリニック」を想像してみましょう。

患者が欲しいと思っている薬は処方するけれど、電話対応が悪く、患者のヒアリングもせず、服薬後の相談も親切に乗ってくれない、さらには適切な処方でなかったために患者とのトラブルに発展してしまうとなれば、リピーターは付きません。

さらには利用者からの悪い口コミが広がり、結果として商品・サービスは売れなくなってしまいます。

買い手が期待しているのは商品・サービスそのものではなく、「それらを利用した結果」であるということを忘れてはなりません。

ターゲット、ベネフィットが不明瞭

冒頭でお伝えした「ターゲット」と「ベネフィット」が定まっていないと、適切なマーケティングができず、結果として「売れない」ということに繋がってしまいます。

①誰に向けて作っている商品・サービスなのか
②その商品・サービスを利用することでどのような未来、恩恵が待っているのか

上記の2点をしっかりと定め、マーケティングで伝えることが重要です。

ターゲット、ベネフィットが決まっていても、それらが買い手側に伝わっていなければ商品は売れなくなってしまうでしょう。

売れる商品を作るには

最後に、売れる商品の共通点や売れない商品との違いを踏まえ、「どのようにして売れる商品を作るのか」について考えていきましょう。

  1. 市場調査を入念に行う
  2. 商品のコンセプトをしっかりと固める
  3. 買い手の想像力を引き出す

ポイントとなるのは上記の3つです。

市場調査を入念に行う

商品やサービスを販売するという事業において、「市場調査」を欠かすことはできません。

これは販売開始前だけでなく、販売開始後も継続的に市場調査を行い、常に自社の商品・サービスと照らし合わせることが重要です。

これまでに実践してきたマーケティング活動の効果や、費用対効果、既存商品のシェア率などの外部データなどを洗い出し、調査した市場情報をもとに自社商品のブラッシュアップを行いましょう。

商品のコンセプトをしっかりと固める

商品のコンセプトとは、誰が何のためにどのようにして使うのか、使うことでどのような効果、恩恵が得られるのかといった部分です。

先ほどお伝えした「ターゲット」「ベネフィット」に通ずる部分ですね。

会社で商品やサービスを企画している場合は、コンセプト案を一度社内で共有し精査していきましょう。

買い手の想像力を引き出す

繰り返しお伝えしていることにはなりますが、完成した商品・サービスを販売する際はいかに「ベネフィット」を買い手に伝えるかが重要となります。

この商品・サービスを使ったらこんなメリットがあるんだな」と、マーケティングの段階で買い手側に伝えることで、買い手側は商品に興味を持ち、購買意欲が向上することでしょう。

またマーケティングを行う際は競合商品の手法を参考にするのもおすすめです。

隅々まで観察し、何に工夫を凝らしているのか探ってみましょう。

まとめ

今回は売れる商品の共通点、売れる商品と売れない商品の違いなどについて詳しく解説しました。

一見すると同じような商品でも、売れる商品には必ず何かしらの施策や工夫、買い手目線のアイデアなどが盛り込まれているはずです。

商品・サービスが売れないとお悩みの方は、ぜひ本稿を参考にしてみてください。

初心者におすすめの在宅・スマホ副業5選!始め方や注意点も解説

副業ブームとも囁かれている昨今では、在宅でできる副業やスマホで完結する副業に注目が集まっています。

今回は初心者でも始められる在宅・スマホ副業7選と、副業の始め方、注意点などについて分かりやすくまとめました。

初めて副業をはじめようとお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

初心者でもできる在宅・スマホ副業のメリット

在宅副業、スマホ副業はその名の通り「家でできる副業」「スマホでできる副業」のことを指します。

まずはこれらのメリットについて確認しましょう。

家に居ながら副業ができる

在宅副業、スマホ副業ともに家に居ながら副収入が得られます。

本業をしているとどうしても疲労が抜けず、外に出て副業をする余裕がないという方も多いでしょう。

そのような場合に在宅副業、スマホ副業はおすすめです。

スマホ1台で始められる

パソコンがないと始められない副業もありますが、スマホ1台で始められる副業は意外とたくさんあります。

またスマホ1台でできるような副業は、家事や移動時間などのちょっとした空き時間を活用して取り組める簡単なものが多いのもメリットです。

初心者でも始められる副業が多い

在宅副業、スマホ副業はスキルを必要とせず初心者でも始められる副業も多いです。

詳しくは記事の後半でご紹介しますが、たとえばアンケートモニターは基本的に質問に対して回答するだけですし、広告収入となるアフィリエイトもスキル不要で始められます。

実践をしながら知識やスキルをつけていくことも十分に可能なので、副業初心者でも挑戦しやすいのがメリットです。

初心者でもできる在宅・スマホ副業の選び方

初心者でもできる在宅副業、スマホ副業はたくさんあるため、「何から始めたら良いか分からない」「副業の選び方がよく分からない」という方も多いでしょう。

  1. 安全性を見極める
  2. 目的に合った副業を見つける

初心者の方が副業選びで失敗しないポイントは主に上記の2つです。

安全性を見極める

まずは気になっている副業が安全であるかはしっかりと事前に確認する必要があります。

大企業や知名度が高い企業が提供している副業サービスや、副業サイトを選べば間違いありません。

一方で始める際に高額な登録料や手数料などを請求するような副業や、誰でもできる簡単な作業で数万円稼げるといった謳い文句の副業は詐欺の可能性が高いため注意しましょう。

目的に合った副業を見つける

  1. 空き時間にちょっとしたお小遣いが稼げれば良い
  2. しっかりと生活費の足しになる程度のお金を稼ぎたい
  3. 後々の独立も視野に入れて副業したい
    など

上記の3つではそれぞれ目的が異なりますし、始めるべき副業も変わってきます。

たとえば「1」の場合は1件数分程度で終わるようなアンケートモニターや、ポイントサイトを選べばスキマ時間に取り組めてお小遣い程度の収入を現実的に稼ぐことが可能です。

また「2」の場合は動画編集や不用品販売、スキル販売など1件当たり1,000円~数千円以上となるような副業を選ぶ必要があります。

「3」の場合は本格的なスキルの習得を視野に入れ、ライティングやアフィリエイト、物販などを選ぶと良いでしょう。

このように、目的に合った副業を見つけることが重要です。

初心者におすすめの在宅・スマホ副業5選

早速ですが初心者におすすめの在宅副業、スマホ副業を7選ご紹介します。

各副業の始め方についても簡単に触れていますので、気になる副業があればぜひ気軽に挑戦してみてください。

1.アンケートモニター

在宅
スマホ
単価 1件あたり1円~数百円

アンケートモニターは、簡単な選択式アンケートや商品モニター、日記形式のモニター調査などを行うことで謝礼がもらえる副業です。

様々なアンケートモニターの形がありますが、基本的には簡単・短時間で終わる案件ほど単価は安くなります。

文字通りスキル不要で初心者でも簡単にできるため、1件あたりの単価はかなり低く、まとまったお金を稼ぎたい方には向いていません。

アンケートモニターの始め方

アンケートモニターサイトに無料の会員登録をして好きなアンケートを選びましょう。

回答した内容は企業のサービス改善や商品開発、研究機関での研究などに活用されます。

アンケートモニターサイトの一例

2.ポイントサイト

在宅
スマホ
単価 1件あたり数百円~10,000円前後

ポイントサイト内に掲載されている案件を選び、条件を満たすことで謝礼がもらえます。

たとえばアプリのダウンロードや、サービスの会員登録、ポイントサイトを経由した商品購入、口座の開設、クレジットカードの発行などです。

ポイントサイトには1件あたり数百円程度の簡単な案件から、クレジットカードの発行など単価の高い案件まで用意されていますので、自分が取り組める範囲内で挑戦していくと良いでしょう。

ポイントサイトの始め方

ポイントサイトに無料の会員登録をして好きな案件を選びましょう。

ポイントサイトの一例

3.不用品販売

在宅
スマホ
単価 1商品あたり数百円~数万円以上(販売する商品による)

外部から商品を仕入れて販売する方法もありますが、初心者であれば自宅にある不用品の販売から始めるのがおすすめです。

安い商品でも積み重なれば大きな金額となりますし、定価が高いデジタル商品やブランド物、メーカー物などであれば1商品で数万円以上を稼ぐこともできるでしょう。

不用品販売の始め方

身近にある不用品を、以下の販売サイトを利用して出品してみましょう。

ポイントサイトの一例

4.アフィリエイト

在宅
スマホ
単価 商品価格の〇%~(成約した商品による)

アフィリエイトはブログやSNSなどにアフィリエイト専用の商品リンクを掲載し、リンクを経由して商品の購入やサービスの契約がなされることで報酬が得られる成果報酬型の副業となります。

集客したり、購入されるための文章に工夫をしたりと収入が得られるようになるまでには時間がかかることも多いですが、軌道に乗れば生活費の足しにすることも十分に可能です。

アフィリエイトで生計を立てている人もたくさんいます。

アフィリエイトの始め方

商品リンクを貼る媒体(SNSやブログ)と、アフィリエイト専用の商品リンクを用意し、集客しましょう。

アフィリエイト専用の商品リンクは「ASP」と呼ばれるサイトから入手が可能です。

サイトによって取り扱う商品が異なります。

ASPサイトの一例

5.スキル販売

在宅
スマホ △(仕事内容による)
単価 1,000円前後~(仕事内容による)

スキル販売とは、自分の「できること」を商品・サービスとして専用のサイトに出品し、購入してもらうことで利益を得る副業となります。

音声通話を利用した悩み相談や話相手などであればスマホ1台でも十分にできますが、書類作成や動画編集、ライティングなどパソコンの方が効率が良いケースも多いです。

スキル販売の始め方

以下の「スキルシェアサイト」に登録をして、メルカリのような感覚で「スキル」を出品します。

価格や仕事内容は自由に決められるので、同業他社の出品内容を確認してみましょう。

スキルシェアサイトの一例

販売するスキルの一例

  • ライティング
  • イラスト制作
  • 悩み相談、話し相手
  • 請求書などの書類作成
  • データ入力
  • 動画編集
  • ノウハウの共有
    など

在宅・スマホ副業の注意点

  • 年間所得が20万円を超えたら確定申告が必要
  • 高額報酬の案件は詐欺の可能性がある
  • 本業の就業規則を確認する

在宅副業、スマホ副業をする際は主に上記のような注意点に気をつけましょう。

とくに副業でしっかりと稼ごうとお考えの方は、本業の就業規則や確定申告について理解をしておく必要があります。

まとめ

今回は初心者でも始められるおすすめの在宅副業、スマホ副業についてご紹介しました。

各副業の始め方についても簡単に紹介していますので、気になる副業があればぜひ気軽に挑戦してみてください。

納品期日があるようなお仕事でない限りは、基本的に自分のペースで副業を進めることができます。