個人でネットショップの仕入れを行う方法について分かりやすく解説!

昨今では個人でネットショップを開業する人たちも増えており、興味を持っている方は多いのではないでしょうか。

初心者がネットショップで躓きやすい作業の1つとして「仕入れ」が挙げられます。

この記事では個人でネットショップの仕入れを行う方法や、ポイントについて詳しくまとめましたので、興味のある方は参考にしてみてください。

個人でできる主な仕入れ方法7つ

個人でネットショップを開業する際の仕入れ方法は主に7つほど挙げられます。

  1. オンライン上の仕入れサービスから個人で仕入れる
  2. 見本市に参加して仕入れる
  3. メーカーや工場と交渉し直接仕入れる
  4. 卸問屋や問屋街から仕入れる
  5. OEMを利用する
  6. ドロップシッピングで商品受注後に仕入れる
  7. 海外から商品を仕入れる

これらの方法について詳しく見ていきましょう。

1.オンライン上の仕入れサービスから個人で仕入れる

オンラインで仕入れが可能な卸・仕入れサイトを利用し、ネットショッピングのような感覚で商品を仕入れることができます。

卸・仕入れ専門のサイトは上記以外にもたくさんありますが、その多くは一般消費者の入会ができなかったり、会員でなければ卸価格が閲覧できなかったりするケースがほとんどです。

2.見本市に参加して仕入れる

各メーカーが集まる見本市などのサイトに足を運び、コネクションを得る方法です。

日本国内では「東京インターナショナル・ギフト・ショー」が有名ですが、個人で海外から輸入をしたい場合は海外の見本市に参加をする方法も有効的です。

中には招待状が必要なイベントもあるため、参加方法は事前に確認しておきましょう。

3.メーカーや工場と交渉し直接仕入れる

個人のネットショップを始めるにあたり、販売商品として気になっているものがあればメーカーや工場と直接連絡を取り合って商品を仕入れる方法もあります。

また、ハンドメイド作家で気になる方がいる場合はその方とコンタクトを取り、提携の交渉をしてみるのも良いでしょう。

連絡をする際は店舗名やコンセプト、取扱い予定のジャンル、店舗の規模、開店予定日など、今後の流れがイメージしやすいような詳細な情報を伝えるとスムーズです。

4.卸問屋や問屋街から仕入れる

卸を専門に取り扱う「問屋街」から商品を仕入れる方法です。

例えば東京都内だと「馬喰町・横山町問屋街」「蔵前・問屋街」「日暮里・繊維街」「御徒町・問屋街」といったように、問屋が並ぶ商店街が複数あります。

また問屋街のお店の中には、企業であることを証明するための書類が必要なケースなど、お店独自のルールを設けている場合もあるため、まずは名刺を用意して足を運び、話を聞いてみるのがおすすめです。

5.OEMを利用する

通常、自社で企画した商品を1から製造し販売するとなるとコストもかかりますし、販売するためのノウハウやブランド力も必要です。

そこでノウハウを持っているメーカーなどへ製造を依頼するもしくは依頼先のブランド名や販売力を利用して販売してもらうことを依頼します。

そうすることによりコストを抑えながら効率よく販売ができるというのがOEMです。

6.ドロップシッピングで商品受注後に仕入れる

ドロップシッピングとは、簡単に言うと注文を受けた後に商品を仕入れる方法です。

「無在庫販売」という手段を利用することになるため、ネット販売においてネックとなりがちな在庫を抱えるリスクを極限まで抑えることができます。

ドロップシッピングでは注文を受けた後に在庫を抱える卸業者やメーカーから購入者へ直接商品を送ってもらうため、検品や発送の手間も不要です。

7.海外から商品を仕入れる

いわゆる「輸入」と呼ばれる方法です。

海外輸入といっても、海外へ足を運ばずにオンラインショップから安く商品を仕入れることができます。

もちろん機会があれば海外へ直接足を運び、品質を確認してから仕入れたり、現地のメーカーとコネクションを得たりするのも良いでしょう。

オンラインショップで仕入れる際は粗悪品が紛れていることがあるため、レビューや評価のチェックが必須です。

個人の仕入れで成功するためのポイント

個人での仕入れを成功させるためには、以下2つのポイントについて理解をしておくことが重要です。

  1. 十分な市場調査を行う
  2. 取扱い商品の差別化を図る

十分な市場調査を行う

ビジネスにおいては何事も「市場調査」が欠かせません。

競合他社がターゲットとしている層や、価格設定、売れ筋商品、ネットショップの構成など隅々までチェックしましょう。

調査の内容を参考に、差別化が図れそうな仕入れ商品やショップのコンセプトを考えていきます。

競合他社との差別化を図る

個人でビジネスを始める場合、成功者の真似をすることは常套手段ですが、同時に他社との「差別化」も非常に重要です。

競合他社製品との差別化が図れそうな部分はどこなのか、何に差をつけるべきなのかをしっかり戦略立てていきましょう。

個人仕入れの注意点

個人で仕入れる際、事前に知っておきたい最低限の注意点は以下の3つです。

  1. 利益を計算する際は諸費用も含めて算出する
  2. 商品、出品者のレビューを入念に確認する
  3. 輸入する場合は禁止商品・規制商品を把握しておく
  4. 中古品を取り扱う場合は古物商許可証を取得しなければならない

とくに初心者の方は見落としがちなので、これらの3点について詳しくお伝えします。

利益を計算する際は諸費用も含めて算出する

仕入れる際に発生する費用は商品価格だけではありません。

日本国内で仕入れる際は送料がかかる場合もありますし、海外から輸入する際は送料だけでなく、場合によって輸入代行費用や関税、手数料などが発生することもあります。

商品を仕入れるにあたっては「いくらの利益が見込めるのか」という利益計算が必須ですが、こうした諸費用も含めて利益が出せるかを算出しましょう。

商品、出品者のレビューを入念に確認する

日本国内で日本製品を仕入れる際はそれほど心配はいりませんが、海外輸入で商品を仕入れる際は粗悪品や模造品に当たってしまわないように注意が必要です。

とくに海外通販からの輸入ではモール型で各出品者から商品が販売されていることが多いため、購入者からの出品者評価や、商品レビューのチェックが重要となります。

輸入する場合は禁止商品・規制商品を把握しておく

こちらも海外から商品を輸入する際の注意点となりますが、輸入が禁止されている商品や規制されている商品は事前に理解しておきましょう。

詳しくは税関の「輸出入禁止・規制品目」をご確認ください。

中古品を取り扱う場合は古物商許可証を取得しなければならない

個人の仕入れは、新品商品に限りません。

中古商品を仕入れてメルカリやヤフオク!などのネットショップに販売をする方法もあります。

ただし中古商品(古物)の「売買」「交換」「委託による販売」「委託による交換」で事業を始める場合は「古物商許可証」の申請、取得が必要です。

中古商品の取り扱いをお考えの場合は古物商許可についても把握しておきましょう。

まとめ

今回は個人で商品を仕入れる方法における7つの手段について詳しくお伝えしました。

意外と様々な手段があることがお分かりいただけたかと思います。

どのようなネットショップを開きたいかによっても仕入れ先は変わってくると思いますので、まずは入念な市場調査からはじめ、ベストな仕入先を見つけましょう。

【国別】おすすめの個人輸入代行7社!アメリカ・韓国・ヨーロッパ・中国

「個人輸入代行で安心して使えるところが知りたい」「自分で個人輸入をするのは心配」そのような方もいるのではないでしょうか。

とくに日本語に対応していないところからの輸入は手間がかかり大変なので、個人輸入代行を利用するのがおすすめです。

今回は輸入代行を行っているおすすめの業者7社をピックアップしご紹介します。

アメリカ、韓国、ヨーロッパ、中国にのいずれかに対応しているので、輸入先に合わせて選択してみてください。

【国別】おすすめの個人輸入代行7社

さっそくですがおすすめの個人輸入代行7社を国別にご紹介します。

  1. 【アメリカ】Shipito
  2. 【アメリカ】Fishisfast
  3. 【アメリカ】malltail
  4. 【中国(タオバオ商品)】Chinamart
  5. 【アメリカ】US-BUYER
  6. 【ヨーロッパ】WE LOVE EU
  7. 【韓国・中国】Asia Trade

上記の個人輸入代行をピックアップしていますので、気になった業者があればチェックしておきましょう。

【アメリカ】Shipito

対応国 アメリカ
月額費用 無料プラン:$0
プレミアムプラン:$10
手数料

無料プラン:$3.25
プレミアムプラン:$2.25

代理購入 無料プラン:代理購入料金$8.50+手数料4.3% + コミッション8%
プレミアムプラン:代理購入料金$8.50+手数料4.3%+コミッション8%
日本語対応
支払い方法 電信送金/クレジットカード/PayPal/Bitcoin

Shipitoはアメリカの個人輸入代行に特化した業者です。

ユーザー登録で取得したアメリカの住所をショッピング時に届け先として入力することで、荷物を日本の住所まで転送してくれます。

またアメリカの住所に商品が届いた際は写真を撮って送るサービスや、緩衝材などを使った梱包もしてくれるので安心です。

月額料金の支払いによって代理購入も可能なため、日本語未対応のショッピングサイトも利用できます。

Shipitoの公式サイト

【アメリカ】Fishisfast

対応国 アメリカ
利用料金
  • 商品の撮影(単発):$5
  • 商品の撮影(毎回自動的に荷物を開け、商品を1点ずつ撮影):$2
  • 手数料:送料に含む
  • 返品手数料:$3
  • プラスチックバッグに入れる:$3
  • バブルラップに入れる:$1
  • 荷物保管:無料(6ヶ月まで)
  • 代理購入:1件$5、決済手数料として7%
日本語対応
支払い方法 クレジットカード/PayPal

Fishisfastはカリフォルニア、オレゴン、イギリスに倉庫を持つ個人輸入代行で、ユーザー登録をすると3ヵ国にある専用のロッカーが利用できるようになります。

アメリカのショッピングサイトで商品を購入する際に専用ロッカーの住所を入力することで、ロッカーを経由して日本の住所へ転送してくれます。

利用料金は各作用ごとに細かく設定されているので、必要な代行作業を選択しましょう。

代理購入も可能で日本語にも対応しているため、利用しやすいおすすめの個人輸入代行です。

Fishisfastの公式サイト

【アメリカ】malltail

対応国 アメリカ(韓国:サービス終了)
利用料金
  • 転送手数料:$3~$222
    ※重量により変動
  • 緩衝材:$3~
  • 返品:返品送料実費+返品手数料$7
日本語対応 ×
支払い方法 クレジットカード

mailtailもアメリカサイトでのショッピングに特化した個人輸入代行です。

以前までは韓国にも対応していましたが、2023年3月末には対応終了となっています。

ユーザー登録でアメリカの専用住所が取得できるので、ショッピング時に専用住所を入力して商品を購入しましょう。

返品や緩衝材の導入も可能です。

malltailの公式サイト

【中国(タオバオ商品)】Chinamart

対応国 中国(タオバオの商品が購入できる)
利用料金
  • おまかせプラン:5%~11%
  • 一括直送プラン:1%
日本語対応
支払い方法 銀行口座/クレジットカード(PayPal)

日本でも中国の輸入先として利用者が多い「タオバオ」に特化した個人輸入代行となります。

本来タオバオは日本語未対応ですが、Chinamartを利用することで日本人スタッフが代わりに購入、国際発送を代行してくれるためとても便利です。

基本的には日本の通販と同じ要領でショッピングをするだけなので、とくに難しい操作は必要ありません。

購入時に依頼したい内容と発送の方法を選択しましょう。

Chinamartの公式サイト

【アメリカ】US-BUYER

対応国 アメリカ
利用料金
  • 輸入代行サービス
     商品額の$53.33まで:$8
     $53.34~$999.99:15%
     $1,000-1,999.99:12%
     $2,000以上:10%
    ※LINEで輸入代行をする場合は、商品額の20%(最低$10)
  • 転送サービス
     届いた荷物の重量で~8LBSまで:$8
     8LBS~10LBS:$1/LB
     10LBS~20LBS:$0.75/LB
     20LBS超:$0.50/LB
    ※LBS=ポンドの複数形
  • 保管料:最初の30日間は0円/以降1注文30日毎に$15
  • 写真(届いた商品の写真を送る):$1/1枚
  • 箱代 (新しい箱に入れ替えて梱包):箱の大きさにより$8/箱
  • 返品手数料:$8
日本語対応
支払い方法 クレジットカード/PayPal

US-BUYERはアメリカのサイトに特化した個人輸入代行で、日本から注文できるショップであれば転送サービスが利用できます。

日本から注文ができない、日本の住所に届けられないショップの場合は輸入代行サービスを活用しましょう。

また注文した商品が届かないなどのトラブルにも対応してくれるため安心です。

US-BUYERの公式サイト

【ヨーロッパ】WE LOVE EU

対応国 ヨーロッパ
利用料金
  • 代行基本手数料(1ショップあたり):550円~2,750円
  • 代行手数料(1商品あたり):40ユーロ未満550円/40~80ユーロ未満1,100円
日本語対応
支払い方法 クレジットカード/銀行振込/代金引換/コンビニ決済

WELOVEEUはヨーロッパからの輸入代行に特化した業者です。

まずは購入したい商品を見つけたら、サイトのURLを送りましょう。

2日以内に輸入の可否や利用料金の見積もりが届きます。

商品が届かない、違う商品が届いたなどのトラブル発生時にも交渉対応してくれるので、はじめて個人輸入代行を利用する方でも安心ですね。

WE LOVE EUの公式サイト

【韓国・中国】Asia Trade

対応国 韓国・中国
利用料金
  • 中国
    代行手数料:500円もしくは10%で合計金額によりどちらか多い方
          月額会員は19,800円で手数料無料※梱包料金を含む
    月額会費:19,800円

  • 韓国
    代行手数料:商品1点につき800円もしくは10%で合計金額によりどちらか多い方
    検品費用:1,000₩※梱包料金含む

中国、韓国で仕様が異なるため詳しくは公式サイトをご覧ください。

日本語対応
支払い方法 銀行振込/PayPal

AsiaTradeは韓国、中国からの大量輸入におすすめの個人輸入代行です。

とくに中国の場合は月額料金が19,800円必要なので、1回にまとめて輸入することが多い場合に向いています。

1回あたり1個~数個程度の輸入では割高に感じる可能性があるため、事前によく計算してから利用を検討してみてください。

AsiaTradeの公式サイト

まとめ

今回は個人輸入代行におすすめの業者を7選ご紹介しました。

日本語に対応しているところが多く、代理購入だけでなくトラブル対応や荷物転送、商品写真の送付などにも対応した業者もあるので、初めて個人輸入を行う場合には活用したほうが安心です。

どうしても手数料がネックに感じる方は、日本語対応の通販サイトから自分で購入するのも良いでしょう。

海外輸入サイトのおすすめ8選!安い仕入れ先を見つけよう

個人輸入の関税はいくらから?支払うタイミングなどの基礎知識を徹底解説

個人輸入は商品を安く入手するための手段として活用されています。

そんな個人輸入をやってみようと思ったとき、まず気になるのが「関税」についてではないでしょうか。

今回は個人輸入をする際の関税はいくらからなのか、また支払うタイミングなどの基礎知識について詳しく解説します。

個人輸入の関税はいくらから?

まずはじめに覚えておきたいのが以下の2点です。

  1. 個人輸入では商品価格の60%が課税対象となる
  2. 課税対象額10,000円までは免税となり、関税はかからない

つまり、「課税対象額10,000円=商品小売り価格が16,666円程度」を超えると「関税」がかかるということになります。

個人輸入の関税は「海外での小売価格×60%」という式で算出できるので、小売価格10,000円÷0.6=16,666円となったわけですね。

個人輸入と一般輸入の違い

前述した関税はあくまでも個人利用が目的の「個人輸入」の場合です。

これが商業利用を目的とした「一般(商業)輸入」となると、関税の計算方法は「海外小売価格+運送費+輸入保険料」といったものに変わります。

例として20,000円の商品を各輸入方法で入手したとして、運送費+保険料が3,000円、関税率が10%だったとしましょう。

  • 個人輸入の場合の関税:(20,000×0.6)×10%=1,200円
  • 一般輸入の場合の関税:(20,000+3,000×0.6)×10%=1,380円

個人輸入と一般輸入では180円の差額が発生することが分かりました。

たったの180円程度と思われがちですが、商業目的で仕入れる際は大量に仕入れるケースが多いため「たったの180円」が積み重なり、年単位で見ていくと非常に大きな金額となるのです。

【簡易税率】課税対象額が1万円以上~20万円以下

具体的な品目の例 関税率
酒類
(1) ワイン
(2) 焼酎等の蒸留酒
(3) 清酒、りんご酒 等
70円/リットル
20円/リットル
30円/リットル
トマトソース、氷菓、なめした毛皮(ドロップスキン)、毛皮製品 等 20%
コーヒー、茶(紅茶を除く)、なめした毛皮(ドロップスキンを除く)等 15%
類及び衣類附属品(メリヤス編み又はクロセ編みのものを除く) 等 10%
プラスチック製品、ガラス製品、卑金属(銅、アルミニウム等)製品、家具 等 3%
ゴム、紙、陶磁製品、鉄鋼製品、すず製品 無税
その他 5%

引用:税関「少額輸入貨物の簡易税率

課税対象額が10,000円を超えると関税がかかることが分かりましたので、次に関税率を見ていきましょう。

課税対象額10,000円以上~200,000円以下の場合は「簡易税率」が適用され、迅速な手続きが可能となります。

ただし、以下のような商品は10,000円以上~200,000円以下でも簡易税率の対象外となるため注意が必要です。

簡易税率の対象外となる品目の例

  • ミルク及びその加工品
  • 米などの穀物とその調製品
  • 落花生・コンニャク芋
  • 肉・魚介類の調整品
  • たばこや精製塩
  • 石油
  • メントール
  • 旅行用具、ハンドバッグなどの革製品
  • ニット製の衣類
  • 履物
    など

これらの商品は次でご紹介する一般税率が適用されます。

【一般税率】課税対象額が20万円以上

一般税率は課税対象額が200,000円以上となった場合や、簡易税率対象外の品目に適用され、各品目ごと・相手国ごとにかなり細かく税率が分かれています。

一般税率については税関が発行している「実行関税表」を参考にしてください。

各品目、相手国ごとの税率が表として分かりやすく掲載されています。

実行関税率表(2023年4月1日版)

関税はいつ支払うの?

関税が発生した場合の支払うタイミングは「荷物を受け取る時」です。

荷物を受け取るときに関税額は配達員に支払うことで、関税を納めたことになります。

個人輸入で発生する3つの費用

個人輸入を行うと、主に3つの費用が発生します。

  1. 関税
  2. 消費税
  3. 通関手数料

これらは基本的に同じタイミングで算出されるため、自分で事前に費用計算をする際はこれら3つの費用を含める必要があります。

関税

「個人輸入」「一般輸入」どちらにおいても所定の条件によって関税が発生します。

関税が発生するのは課税額10,000円(小売価格にして16,666円程度)からで、個人輸入の場合は海外での小売価格の60%が課税対象です。

課税額が10,000円以上~200,000円以下では「簡易税率」、200,000円以上は「一般税率」が適用されます。

ただし課税額が200,000円以下の場合であっても、簡易税率対象外の品目に関しては一般税率が適用されるため予め把握しておきましょう。

消費税

個人輸入の場合、消費税は関税と同じく商品小売価格の60%に対して課税されます。

2023年6月時点の消費税は10%(消費税率7.8%、地方消費税率2.2%)です。

通関手数料

輸入された商品の通関手続きは宅配業者が行っているので、宅配業者に対して通関手数料を支払う必要があります。

ヤマト運輸や佐川急便の場合は通関手数料が宅配料金に含まれており、国際郵便では一律200円の通関手数料が発生します。

また、国際宅配サービスのDHLの場合は運送状1枚あたり1,000円、もしくは立替額の2%が通関手数料です。

個人輸入で関税以外に気をつけるべきポイント

個人輸入を行う際は、関税以外にも気をつけるべきポイントがいくつかあります。

  1. 輸入禁止や規制がかけられている品目を理解する
  2. 複数の荷物がある場合は合計金額で判断される
  3. 化粧品・医薬品の輸入には数量の制限がある

今回は上記の3つについて解説しますので参考にしてみてください。

輸入禁止や規制がかけられている品目を理解する

海外の商品の中には、輸入自体が禁止されていたり規制がかけられていたりする品目があります。

輸入が禁止されているものの一例

  1. 麻薬、向精神薬、大麻、覚醒剤ほか吸煙具
  2. 指定薬物(医療等の用途に供するために輸入するものを除く)
  3. けん銃、小銃、機関銃、砲、これらの銃砲弾及びけん銃部品
  4. 爆発物
  5. 火薬類
    など

今回は輸入が禁止されている一部の品目を例として挙げましたが、上記以外にも禁止品目は多数あり、輸入に規制がかけられているものも存在します。

これらを確認せずに輸入してしまうと、たとえ悪意がなくても違法となるため、個人輸入を行う際は必ず事前に確認しておきましょう。

詳しくは税関の「輸出入禁止・規制品目」をご確認ください。

複数の荷物がある場合は合計金額で判断される

冒頭では商品小売り価格が10,000円以下であれば免税となる旨お伝えしましたが、複数の商品を購入した場合は「合計金額」で判断されます。

  • 複数の荷物に分けて届いた
  • 複数の商品が1つの包装で届いた
  • 別々に配送されたものの、差出人、受取人、郵送時期が同じ

たとえば上記のような場合は、各商品の合計金額によって関税が決まるため覚えておきましょう。

化粧品・医薬品の輸入には数量の制限がある

化粧品や医薬品の輸入自体はできるものの、輸入できる数量に制限があります。

カテゴリ 品目 制限内容
医薬品または医薬部外品
  • 外用剤(毒薬、劇薬及び処方箋薬を除く)

外用剤:軟膏などの外皮用薬、点眼薬など

処方箋薬:有効で安全な使用を図るため、医師による処方が必要とされる医薬品

  • 毒薬、劇薬または処方箋薬
  • 上記以外の医薬品・医薬部外品
  • 外用剤:標準サイズで1品目24個以内
  • 毒薬、劇薬または処方箋薬:用法容量からみて1ヶ月分以内
  • 上記以外の医薬品・医薬部外品:用法容量からみて2ヶ月分以内
化粧品 化粧品

化粧品:標準サイズで1品目24個以内

例:口紅の場合、ブランドや色などに関わらず24個以内

上記のほかにも医療機器や、再生医療等製品など輸入の数量に制限が設けられている品目がいくつかあるため、該当商品を輸入する予定のある方は必ず事前に確認しておきましょう。

詳しくは厚生労働省「医薬品等の個人輸入について」をご確認ください。

まとめ

今回は主に個人輸入の関税について詳しくお伝えしました。

繰り返しお話していることにはなりますが、個人輸入では課税対象額10,000円以上、つまり商品小売り価格16,666円以上で関税がかかります。

そして課税対象額10,000円以上~200,000円以内(対象外品目あり)には「簡易税率」、課税対象額200,000円以上には「一般税率」が適用されることを覚えておきましょう。

誰でもできる中国仕入れの方法と基本の仕入れサイト3選!

中国で仕入れると商品が安く手に入れられると聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

一方で、中国からの仕入れには粗悪品が紛れている可能性や、日本語が使えないサイトが存在するのも事実です。

今回は中国から商品を仕入れる手段やメリットデメリット、知っておくべき基本の中国仕入れサイトなどについて詳しくお伝えします。

中国の仕入れを利用したいとお考えの方は参考にしてみてください。

中国から仕入れる3つの手段

中国から商品を仕入れるには、主に3つの手段があります。

  1. 個人で仕入れる
  2. 現地のパートナーと契約して仕入れる
  3. 輸入代行業者を利用して仕入れる

まずはこれらの手段について簡単に理解しておきましょう。

1.個人で仕入れる

日常の買い物と同じように、個人で通販サイトなどを利用して仕入れる方法です。

昨今では日本語に対応した中国通販サイトが多数存在しており、日本の通販と同じような感覚で安く中国製品を仕入れることが可能です。

そのため仕入れだけでなく、個人で利用するために中国通販を利用している方もたくさんいます。

2.現地のパートナーと契約して仕入れる

日本語や日本の口座、クレジットカードなどに対応していない中国サイトから仕入れる場合は、現地のパートナーと契約をして仕入れる方法が便利です。

交渉をしてもらったり、融通を利かせてもらったりといったことがしやすいですが、ゼロからパートナーを見つけるには非常に時間がかかります。

はじめのうちは代行手数料などを支払って輸入代行業者を利用するのも1つの手段です。

3.輸入代行業者を利用して仕入れる

輸入代行業者は代行手数料を支払うことで、安全かつ確実に中国通販から商品を仕入れることができます。

日本語非対応のサイトや、日本の口座、クレジットカードなどに対応していないサイトを利用する際は輸入代行業者の利用が便利です。

中国から仕入れるメリット

  1. 安く大量ロットでの注文ができる
  2. 日本にはない商品も多い
  3. 価格交渉ができる

中国から仕入れる主なメリットについてお伝えします。

安く大量ロットでの注文ができる

中国通販は「アリババ」のように工場や卸業者が直接出品しているサイトもあり、そのような場合には安く大量ロットで注文ができます。

BtoB向けのサイトも多いため、大量購入を前提としたサービスを受けられるのは中国仕入れの大きなメリットです。

日本にはない商品も多い

中国の商品には斬新なアイデアを採用したものなど、デザイン性も含めて日本では売っていないものも多いです。

例えば中国製の化粧品の場合はパッケージの美しさや発色の良さなどが日本では評価されており、昨今インフルエンサーを中心に人気を集めています。

価格交渉ができる

工場や卸業者が直接出品しているような中国通販では、価格交渉ができるのもメリットです。

値引き交渉が日常的に行われている中国ならではの魅力と言えます。

物販ではいかに1つあたりの商品を安く仕入れるかがとても重要です。

中国から仕入れるデメリット

一方で中国から商品を仕入れる前に知っておきたいデメリットもあります。

  1. 品質の低い粗悪品が紛れている
  2. 梱包が雑なケースがある
  3. 商品が届くまでに時間がかかる

品質の低い粗悪品が紛れている

中国など海外からの仕入れでよくあるのが「粗悪品」を購入してしまうというケースです。

とくに現地ではなく通販から仕入れる場合は画像やレビューを見て品質を判断することになりますが、偽物や模造品などが届いたり、画像よりも質の低い商品が届いたりすることもあります。

仕入れを判断する際は必ず商品や出品者のレビューをチェックしてから購入しましょう。

梱包が雑なケースがある

中国からの輸入は長い期間配送のために荷台の中で揺られることになるため、配送の過程で外箱が潰れて届いたり、そもそもの梱包自体が雑なケースもあります。

質の悪い梱包のまま顧客に商品を届けてしまうと、クレームや低評価、トラブルの原因となってしまうため、できるだけ検品は行うようにしましょう。

商品が届くまでに時間がかかる

中国通販からの仕入れは基本的に配送コストを抑えるため、配送に安い手段が採用されます。

安い発送方法は商品到着までに時間がかかるケースが多く、長いと1ヶ月前後待たされることもあるようです。

中国仕入れの基本の3サイト

中国から商品を仕入れるとなった際に、ほぼ必ずと言っていいほど利用されている人気のサイトが3つほどあります。

  1. 1688.com
  2. タオバオ
  3. 天猫(TMALL)

上記の3つです。

中国仕入れを行うにあたってははじめに知っておきたい中国通販とも言えますので、一度チェックしておきましょう。

1688.com

「1688.com」は世界最大級とも言われているBtoB(=企業間取引)向けサイトで、非常に安い販売価格が特徴的です。

1688.comは中国を代表する世界的なテクノロジー企業「アリババグループ」が運営するものであり、運営サイトはこのほかにも「タオバオ」「TMALL」「AliExpress」などがあります。

中でも1688.comは工場の直営店が出店しているケースも多く、ショップによってはOEMに対応してもらうことも可能です。

アリババの公式サイト

タオバオ

「タオバオ」は一般消費者同士の取引(=CtoC)ができるのが大きな特徴です。

日本で言うところの「メルカリ」内で展開されている「メルカリShops」をイメージしていただくと分かりやすいでしょう。

同じ商品を別々の出品者がそれぞれ販売していることもあります。

一般消費者同士の取引ということで、自身で取引しようとするとなかなか大変です。

利用する際は輸入代行業者に代行してもらうことをおすすめします。

タオバオの公式サイト

天猫(TMALL)

1688.comが「BtoB」、タオバオが「CtoC」、そして天猫(TMALL)は「BtoC(=企業と一般消費者間の取引)」向けの中国通販です。

イメージとしては楽天市場やYahoo!ショッピングなどのECモールをイメージしていただくと分かりやすいでしょう。

BtoCというだけあり、天猫には日本の大企業も参入していることや、企業向けの厳しい審査を導入していることなどから信頼度はとても高いです。

なお、天猫の売れ筋商品としては美容関連商品、食品・健康関連商品、マタニティ・ベビー関連商品などが挙げられます。

TMALLの公式サイト

中国の仕入れで失敗しないために

いくら中国からの仕入れが安くても、お金を使うことには変わりないので失敗は避けたいものです。

  1. 商品、出品者レビューは入念に確認する
  2. スケジュールに余裕をもって仕入れる
  3. 輸入禁止商品を把握しておく

中国仕入れで失敗しないためのポイントを押さえておきましょう。

商品、出品者レビューは入念に確認する

記事内でご紹介しているような「アリババグループ」が運営する大手の中国通販は、利用者が安心して購入できるように、購入者による「商品や出品者のレビュー(評価)」機能が整っています。

どれほど魅力的な商品であっても、必ず購入前に商品レビュー、出品者レビュー、各評価などをしっかりと確認し、安全に購入できるもののみを仕入れるようにしましょう。

スケジュールに余裕をもって仕入れる

中国通販の発送元は基本的に中国国内からとなるため、どうしても商品の到着まで時間がかかります。

速いと10日前後で届くこともありますが、遅いと1ヶ月前後待ってもなかなか届かないケースも稀にあるため、スケジュールに余裕をもって仕入れるようにしてください。

また、中国通販サイトでは補償サービスを用意していることも多いので、事前に補償内容を確認しておきましょう。

輸入禁止商品を把握しておく

海外からの仕入れには、輸入が禁止されているものもあります。

詳しくは「税関」の輸入禁止品目をご覧ください。

悪意のない仕入であっても、規制を破ることで法律違反となってしまうこともあります。

まとめ

中国通販は、非常に安い価格で商品を仕入れられるのが大きなメリットです。

今回は主要の中国仕入れサイトを3つご紹介しましたが、AliExpressなど日本語に対応した中国仕入れサイトもありますよ。

中国対応が難しい場合は輸入代行業者を利用する方法もあるので、気になる方はぜひ一度仕入れ商品を探して商品を仕入れてみてください。

中国輸入が儲からないと言われる理由と稼ぐためのポイント

中国輸入は、中国製品の商品価格が安いことを利用した輸入物販ビジネスで、コストを抑えて仕入れができるのが大きな魅力です。

未だに初めて参入するという個人や法人も多く、インターネット上でも常に注目されているビジネスと言えます。

一方で、市場規模が拡大した結果「中国輸入は儲からない」「中国輸入はもう稼げない」と噂されていることもあるようです。

今回はなぜ中国輸入は儲からない、稼げないと言われてしまうのか、その理由と稼ぐコツについて詳しく解説します。

知っておきたい中国輸入の仕組み

中国輸入とは、主に中国のECサイトを利用して商品を安く仕入れ、日本国内のECサイトで販売するビジネスのことを指します。

もちろん現地に足を運んで仕入れたり、中国で仕入れたものを日本の実店舗で販売したりすることも「中国輸入」ですが、昨今ではインターネット上でのビジネスが主流です。

また、中国輸入といえば「OEM」と呼ばれるオリジナルブランド商品の製造、販売も人気を集めています。

こうした中国輸入は、個人から法人まで本格的な事業として取り入れている方が多い、注目の物販ビジネスとなっています。

中国輸入を物販ビジネスの一歩にする人は多い

物販ビジネスにも様々な手法がありますが、中でも中国輸入は仕入れ値が安いため、より少ない資金から始められる物販ビジネスとして人気です。

輸入代行業者を利用することでアリババなどの中国向けECサイトでもスムーズな仕入れができますし、OEM商品の取引時やトラブル発生時にも間に入ってくれるため安心して取り組めます。

このように、中国輸入は既に輸入物販ビジネスを行うための環境が整っており、「物販ビジネスの一歩」にしやすいのが特徴です。

中国輸入が儲からないと言われる理由

一見すると中国輸入はメリットばかりのように思えますが、「中国輸入は儲からない、稼げない」と噂されることもあり、中国輸入で稼げずに辞めてしまう方がいるのも事実です。

この項目ではなぜ中国輸入が儲からないと言われてしまうのか、その理由について解説します。

中国輸入は、正しいやり方で取り組むことができれば現代でもしっかり利益を上げられる物販なのです。

1.中国輸入への理解が不足している

中国輸入にはメリットやデメリット、中国ならではの特性があり、それらについて深く理解することが重要です。

他にはない安い仕入れ値で購入できる反面、不良品が届く確率は日本製品よりも高いですし、商品が届くまでに時間も要します。

また、中国の連休時にはECサイトでセールが行われることも多く、こうした文化を理解していなければ安く購入できたはずの商品を定価で購入してしまうこともあるでしょう。

このように、中国と日本ではECサイト1つを取っても文化の違いが大きく影響しているため、それらを理解して行動する必要があるのです。

2.中国輸入のやり方を間違っている

中国輸入で稼げない場合、中国輸入のやり方自体が間違っている可能性があります。

たとえば、「自分だったら購入したいかも」という客観性や根拠に欠けた感覚で仕入れたり「簡単に稼げそう」というイメージで安易にOEM商品に手を付けてしまうなどです。

中国輸入ではすでに成功例が山ほどあるので、それだけ学べることもたくさんあります。

独自の方法で進めるよりも、まずは中国輸入で利益を上げるための基礎的なやり方から学び、実践を重ねていきましょう。

3.リサーチが不足している

中国輸入に限らず、物販ビジネスは「リサーチ」が非常に重要です。

その商品に売れる見込みがあるのか仕入れ値がいくらで、日本での販売相場はいくらなのか過去にどれくらい売れた実績があるのか売れた場合の利益はいくらなのかなど、時間をかけてしっかりとリサーチする必要があります。

この「リサーチ」が不足していると、売れる商品を仕入れられず結果として稼げない中国輸入となってしまうでしょう。

4.利益計算が間違っている

物販ビジネスで利益が得られる仕組みは「販売価格>仕入れ値+手数料や送料などの諸費用」です。

「仕入れ値よりも高く売れたはずなのに利益がプラスにならない」「商品自体は売れているのに手元にお金が残らない」このような場合は利益の計算が間違っている可能性があります。

日本での販売価格を見ながら、手数料や送料などの諸費用を含めて仕入れ値にいくらまで出せるのかをしっかり計算しましょう。

また、売れた場合の利益がいくらになるのかも重要です。

5.顧客目線で考えられていない

中国輸入をはじめ、物販ビジネスは購入してくれる顧客がいるからこそ成り立つビジネスであるということを忘れてはなりません。

顧客のために目に見える何かを行うことも大切ですが、まずは意識から変えていく必要があります。

顧客目線に立つ意識が常にできていれば、自然と事業にも表れていくものです。

6.利益が出る前に諦めてしまう

中国輸入ビジネスをはじめてから利益が出るまでにはかなりの時間を要することがあります。

利益を上げられるようになるまでの期間は人によって様々ですが、はじめて数週間で利益を上げられる人もいれば、数ヶ月かかる人もいるわけです。

また、そもそも中国からの仕入れは単純に時間がかかるということもあり、思うように稼げないと感じることもあるでしょう。

こうして利益が出る前に諦めてしまうのも、中国輸入が儲からないと言われる理由の1つとして挙げられます。

7.目標を立てずに取り組んでいる

中国輸入に取り組むにあたり、意外と目標を立てていなかったり、最初に立てた目標が曖昧になってしまったりするケースは多いです。

「〇〇円稼ぐ」と決めたら、まずはその金額分の利益を上げられるまで取り組みましょう。

何事も目標を立てて取り組むことは大切です。

稼げない中国輸入から抜け出すコツ

中国輸入が儲からない、稼げないと言われてしまう理由については理解できたでしょうか。

理由を知ることで「対策できそう」と感じた方は多いかもしれませんね。

ここまで解説してきた内容をもとに、稼げない中国輸入から抜け出すためのコツについてお伝えします。

中国の文化を知る

中国輸入を行うにあたっては、中国輸入や中国自体の文化を知ることが大切です。

  • 中国の連休を知る:セールや仕入れのタイミングが分かる
  • 中国製の商品を知る:中には不良品や粗悪品が届くこともある=レビューや評価でしっかりと見極める
  • 中国輸入の特性を知る:商品の到着までに時間を要することを理解してビジネスに取り組む

上記のように、まずは中国輸入について積極的に情報収集を行いましょう。

成功事例を真似る

ビジネスで成功するために、すでにある成功事例に沿って取り組むことはビジネスのセオリーとも言えます。

中国輸入においても、現在の方法が自己流でなお且つ稼げていないと感じているのであれば、まずは成功事例を真似ることからはじめてみましょう。

またこれから中国輸入を始めようとしている方も、成功事例から学ぶという手順はおすすめです。

正しいリサーチ方法を学ぶ

物販ビジネスで利益を上げるためには、正しくリサーチをして正しく判断することが重要です。

昨今ではYouTube動画やブログなど、無料で知れる情報もたくさんあるので、成功している人たちがどのような方法でリサーチを行っているかを学ぶと良いでしょう。

まとめ

中国輸入は昨今人気の物販ビジネスで、すでに参入している個人、法人もたくさんいます。

また思うように稼げない人たちによって「中国輸入は儲からない」「中国輸入はもう稼げない」と噂されてしまっているのも事実です。

しかし中国輸入は正しい方法で取り組めば、現在でもしっかりと利益を上げられるビジネスと言えます。

ぜひ今回お伝えした情報をもとに、できることから挑戦してみてはいかがでしょうか。

個人でネットショップの仕入れを行う方法について分かりやすく解説!

昨今では個人でネットショップを開業する人たちも増えており、興味を持っている方は多いのではないでしょうか。

初心者がネットショップで躓きやすい作業の1つとして「仕入れ」が挙げられます。

この記事では個人でネットショップの仕入れを行う方法や、ポイントについて詳しくまとめましたので、興味のある方は参考にしてみてください。

個人でできる主な仕入れ方法7つ

個人でネットショップを開業する際の仕入れ方法は主に7つほど挙げられます。

  1. オンライン上の仕入れサービスから個人で仕入れる
  2. 見本市に参加して仕入れる
  3. メーカーや工場と交渉し直接仕入れる
  4. 卸問屋や問屋街から仕入れる
  5. OEMを利用する
  6. ドロップシッピングで商品受注後に仕入れる
  7. 海外から商品を仕入れる

これらの方法について詳しく見ていきましょう。

1.オンライン上の仕入れサービスから個人で仕入れる

オンラインで仕入れが可能な卸・仕入れサイトを利用し、ネットショッピングのような感覚で商品を仕入れることができます。

卸・仕入れ専門のサイトは上記以外にもたくさんありますが、その多くは一般消費者の入会ができなかったり、会員でなければ卸価格が閲覧できなかったりするケースがほとんどです。

2.見本市に参加して仕入れる

各メーカーが集まる見本市などのサイトに足を運び、コネクションを得る方法です。

日本国内では「東京インターナショナル・ギフト・ショー」が有名ですが、個人で海外から輸入をしたい場合は海外の見本市に参加をする方法も有効的です。

中には招待状が必要なイベントもあるため、参加方法は事前に確認しておきましょう。

3.メーカーや工場と交渉し直接仕入れる

個人のネットショップを始めるにあたり、販売商品として気になっているものがあればメーカーや工場と直接連絡を取り合って商品を仕入れる方法もあります。

また、ハンドメイド作家で気になる方がいる場合はその方とコンタクトを取り、提携の交渉をしてみるのも良いでしょう。

連絡をする際は店舗名やコンセプト、取扱い予定のジャンル、店舗の規模、開店予定日など、今後の流れがイメージしやすいような詳細な情報を伝えるとスムーズです。

4.卸問屋や問屋街から仕入れる

卸を専門に取り扱う「問屋街」から商品を仕入れる方法です。

例えば東京都内だと「馬喰町・横山町問屋街」「蔵前・問屋街」「日暮里・繊維街」「御徒町・問屋街」といったように、問屋が並ぶ商店街が複数あります。

また問屋街のお店の中には、企業であることを証明するための書類が必要なケースなど、お店独自のルールを設けている場合もあるため、まずは名刺を用意して足を運び、話を聞いてみるのがおすすめです。

5.OEMを利用する

通常、自社で企画した商品を1から製造し販売するとなるとコストもかかりますし、販売するためのノウハウやブランド力も必要です。

そこでノウハウを持っているメーカーなどへ製造を依頼するもしくは依頼先のブランド名や販売力を利用して販売してもらうことを依頼します。

そうすることによりコストを抑えながら効率よく販売ができるというのがOEMです。

6.ドロップシッピングで商品受注後に仕入れる

ドロップシッピングとは、簡単に言うと注文を受けた後に商品を仕入れる方法です。

「無在庫販売」という手段を利用することになるため、ネット販売においてネックとなりがちな在庫を抱えるリスクを極限まで抑えることができます。

ドロップシッピングでは注文を受けた後に在庫を抱える卸業者やメーカーから購入者へ直接商品を送ってもらうため、検品や発送の手間も不要です。

7.海外から商品を仕入れる

いわゆる「輸入」と呼ばれる方法です。

海外輸入といっても、海外へ足を運ばずにオンラインショップから安く商品を仕入れることができます。

もちろん機会があれば海外へ直接足を運び、品質を確認してから仕入れたり、現地のメーカーとコネクションを得たりするのも良いでしょう。

オンラインショップで仕入れる際は粗悪品が紛れていることがあるため、レビューや評価のチェックが必須です。

個人の仕入れで成功するためのポイント

個人での仕入れを成功させるためには、以下2つのポイントについて理解をしておくことが重要です。

  1. 十分な市場調査を行う
  2. 取扱い商品の差別化を図る

十分な市場調査を行う

ビジネスにおいては何事も「市場調査」が欠かせません。

競合他社がターゲットとしている層や、価格設定、売れ筋商品、ネットショップの構成など隅々までチェックしましょう。

調査の内容を参考に、差別化が図れそうな仕入れ商品やショップのコンセプトを考えていきます。

競合他社との差別化を図る

個人でビジネスを始める場合、成功者の真似をすることは常套手段ですが、同時に他社との「差別化」も非常に重要です。

競合他社製品との差別化が図れそうな部分はどこなのか、何に差をつけるべきなのかをしっかり戦略立てていきましょう。

個人仕入れの注意点

個人で仕入れる際、事前に知っておきたい最低限の注意点は以下の3つです。

  1. 利益を計算する際は諸費用も含めて算出する
  2. 商品、出品者のレビューを入念に確認する
  3. 輸入する場合は禁止商品・規制商品を把握しておく
  4. 中古品を取り扱う場合は古物商許可証を取得しなければならない

とくに初心者の方は見落としがちなので、これらの3点について詳しくお伝えします。

利益を計算する際は諸費用も含めて算出する

仕入れる際に発生する費用は商品価格だけではありません。

日本国内で仕入れる際は送料がかかる場合もありますし、海外から輸入する際は送料だけでなく、場合によって輸入代行費用や関税、手数料などが発生することもあります。

商品を仕入れるにあたっては「いくらの利益が見込めるのか」という利益計算が必須ですが、こうした諸費用も含めて利益が出せるかを算出しましょう。

商品、出品者のレビューを入念に確認する

日本国内で日本製品を仕入れる際はそれほど心配はいりませんが、海外輸入で商品を仕入れる際は粗悪品や模造品に当たってしまわないように注意が必要です。

とくに海外通販からの輸入ではモール型で各出品者から商品が販売されていることが多いため、購入者からの出品者評価や、商品レビューのチェックが重要となります。

輸入する場合は禁止商品・規制商品を把握しておく

こちらも海外から商品を輸入する際の注意点となりますが、輸入が禁止されている商品や規制されている商品は事前に理解しておきましょう。

詳しくは税関の「輸出入禁止・規制品目」をご確認ください。

中古品を取り扱う場合は古物商許可証を取得しなければならない

個人の仕入れは、新品商品に限りません。

中古商品を仕入れてメルカリやヤフオク!などのネットショップに販売をする方法もあります。

ただし中古商品(古物)の「売買」「交換」「委託による販売」「委託による交換」で事業を始める場合は「古物商許可証」の申請、取得が必要です。

中古商品の取り扱いをお考えの場合は古物商許可についても把握しておきましょう。

まとめ

今回は個人で商品を仕入れる方法における7つの手段について詳しくお伝えしました。

意外と様々な手段があることがお分かりいただけたかと思います。

どのようなネットショップを開きたいかによっても仕入れ先は変わってくると思いますので、まずは入念な市場調査からはじめ、ベストな仕入先を見つけましょう。

【国別】おすすめの個人輸入代行7社!アメリカ・韓国・ヨーロッパ・中国

「個人輸入代行で安心して使えるところが知りたい」「自分で個人輸入をするのは心配」そのような方もいるのではないでしょうか。

とくに日本語に対応していないところからの輸入は手間がかかり大変なので、個人輸入代行を利用するのがおすすめです。

今回は輸入代行を行っているおすすめの業者7社をピックアップしご紹介します。

アメリカ、韓国、ヨーロッパ、中国にのいずれかに対応しているので、輸入先に合わせて選択してみてください。

【国別】おすすめの個人輸入代行7社

さっそくですがおすすめの個人輸入代行7社を国別にご紹介します。

  1. 【アメリカ】Shipito
  2. 【アメリカ】Fishisfast
  3. 【アメリカ】malltail
  4. 【中国(タオバオ商品)】Chinamart
  5. 【アメリカ】US-BUYER
  6. 【ヨーロッパ】WE LOVE EU
  7. 【韓国・中国】Asia Trade

上記の個人輸入代行をピックアップしていますので、気になった業者があればチェックしておきましょう。

【アメリカ】Shipito

対応国 アメリカ
月額費用 無料プラン:$0
プレミアムプラン:$10
手数料

無料プラン:$3.25
プレミアムプラン:$2.25

代理購入 無料プラン:代理購入料金$8.50+手数料4.3% + コミッション8%
プレミアムプラン:代理購入料金$8.50+手数料4.3%+コミッション8%
日本語対応
支払い方法 電信送金/クレジットカード/PayPal/Bitcoin

Shipitoはアメリカの個人輸入代行に特化した業者です。

ユーザー登録で取得したアメリカの住所をショッピング時に届け先として入力することで、荷物を日本の住所まで転送してくれます。

またアメリカの住所に商品が届いた際は写真を撮って送るサービスや、緩衝材などを使った梱包もしてくれるので安心です。

月額料金の支払いによって代理購入も可能なため、日本語未対応のショッピングサイトも利用できます。

Shipitoの公式サイト

【アメリカ】Fishisfast

対応国 アメリカ
利用料金
  • 商品の撮影(単発):$5
  • 商品の撮影(毎回自動的に荷物を開け、商品を1点ずつ撮影):$2
  • 手数料:送料に含む
  • 返品手数料:$3
  • プラスチックバッグに入れる:$3
  • バブルラップに入れる:$1
  • 荷物保管:無料(6ヶ月まで)
  • 代理購入:1件$5、決済手数料として7%
日本語対応
支払い方法 クレジットカード/PayPal

Fishisfastはカリフォルニア、オレゴン、イギリスに倉庫を持つ個人輸入代行で、ユーザー登録をすると3ヵ国にある専用のロッカーが利用できるようになります。

アメリカのショッピングサイトで商品を購入する際に専用ロッカーの住所を入力することで、ロッカーを経由して日本の住所へ転送してくれます。

利用料金は各作用ごとに細かく設定されているので、必要な代行作業を選択しましょう。

代理購入も可能で日本語にも対応しているため、利用しやすいおすすめの個人輸入代行です。

Fishisfastの公式サイト

【アメリカ】malltail

対応国 アメリカ(韓国:サービス終了)
利用料金
  • 転送手数料:$3~$222
    ※重量により変動
  • 緩衝材:$3~
  • 返品:返品送料実費+返品手数料$7
日本語対応 ×
支払い方法 クレジットカード

mailtailもアメリカサイトでのショッピングに特化した個人輸入代行です。

以前までは韓国にも対応していましたが、2023年3月末には対応終了となっています。

ユーザー登録でアメリカの専用住所が取得できるので、ショッピング時に専用住所を入力して商品を購入しましょう。

返品や緩衝材の導入も可能です。

malltailの公式サイト

【中国(タオバオ商品)】Chinamart

対応国 中国(タオバオの商品が購入できる)
利用料金
  • おまかせプラン:5%~11%
  • 一括直送プラン:1%
日本語対応
支払い方法 銀行口座/クレジットカード(PayPal)

日本でも中国の輸入先として利用者が多い「タオバオ」に特化した個人輸入代行となります。

本来タオバオは日本語未対応ですが、Chinamartを利用することで日本人スタッフが代わりに購入、国際発送を代行してくれるためとても便利です。

基本的には日本の通販と同じ要領でショッピングをするだけなので、とくに難しい操作は必要ありません。

購入時に依頼したい内容と発送の方法を選択しましょう。

Chinamartの公式サイト

【アメリカ】US-BUYER

対応国 アメリカ
利用料金
  • 輸入代行サービス
     商品額の$53.33まで:$8
     $53.34~$999.99:15%
     $1,000-1,999.99:12%
     $2,000以上:10%
    ※LINEで輸入代行をする場合は、商品額の20%(最低$10)
  • 転送サービス
     届いた荷物の重量で~8LBSまで:$8
     8LBS~10LBS:$1/LB
     10LBS~20LBS:$0.75/LB
     20LBS超:$0.50/LB
    ※LBS=ポンドの複数形
  • 保管料:最初の30日間は0円/以降1注文30日毎に$15
  • 写真(届いた商品の写真を送る):$1/1枚
  • 箱代 (新しい箱に入れ替えて梱包):箱の大きさにより$8/箱
  • 返品手数料:$8
日本語対応
支払い方法 クレジットカード/PayPal

US-BUYERはアメリカのサイトに特化した個人輸入代行で、日本から注文できるショップであれば転送サービスが利用できます。

日本から注文ができない、日本の住所に届けられないショップの場合は輸入代行サービスを活用しましょう。

また注文した商品が届かないなどのトラブルにも対応してくれるため安心です。

US-BUYERの公式サイト

【ヨーロッパ】WE LOVE EU

対応国 ヨーロッパ
利用料金
  • 代行基本手数料(1ショップあたり):550円~2,750円
  • 代行手数料(1商品あたり):40ユーロ未満550円/40~80ユーロ未満1,100円
日本語対応
支払い方法 クレジットカード/銀行振込/代金引換/コンビニ決済

WELOVEEUはヨーロッパからの輸入代行に特化した業者です。

まずは購入したい商品を見つけたら、サイトのURLを送りましょう。

2日以内に輸入の可否や利用料金の見積もりが届きます。

商品が届かない、違う商品が届いたなどのトラブル発生時にも交渉対応してくれるので、はじめて個人輸入代行を利用する方でも安心ですね。

WE LOVE EUの公式サイト

【韓国・中国】Asia Trade

対応国 韓国・中国
利用料金
  • 中国
    代行手数料:500円もしくは10%で合計金額によりどちらか多い方
          月額会員は19,800円で手数料無料※梱包料金を含む
    月額会費:19,800円

  • 韓国
    代行手数料:商品1点につき800円もしくは10%で合計金額によりどちらか多い方
    検品費用:1,000₩※梱包料金含む

中国、韓国で仕様が異なるため詳しくは公式サイトをご覧ください。

日本語対応
支払い方法 銀行振込/PayPal

AsiaTradeは韓国、中国からの大量輸入におすすめの個人輸入代行です。

とくに中国の場合は月額料金が19,800円必要なので、1回にまとめて輸入することが多い場合に向いています。

1回あたり1個~数個程度の輸入では割高に感じる可能性があるため、事前によく計算してから利用を検討してみてください。

AsiaTradeの公式サイト

まとめ

今回は個人輸入代行におすすめの業者を7選ご紹介しました。

日本語に対応しているところが多く、代理購入だけでなくトラブル対応や荷物転送、商品写真の送付などにも対応した業者もあるので、初めて個人輸入を行う場合には活用したほうが安心です。

どうしても手数料がネックに感じる方は、日本語対応の通販サイトから自分で購入するのも良いでしょう。

海外輸入サイトのおすすめ8選!安い仕入れ先を見つけよう

個人輸入の関税はいくらから?支払うタイミングなどの基礎知識を徹底解説

個人輸入は商品を安く入手するための手段として活用されています。

そんな個人輸入をやってみようと思ったとき、まず気になるのが「関税」についてではないでしょうか。

今回は個人輸入をする際の関税はいくらからなのか、また支払うタイミングなどの基礎知識について詳しく解説します。

個人輸入の関税はいくらから?

まずはじめに覚えておきたいのが以下の2点です。

  1. 個人輸入では商品価格の60%が課税対象となる
  2. 課税対象額10,000円までは免税となり、関税はかからない

つまり、「課税対象額10,000円=商品小売り価格が16,666円程度」を超えると「関税」がかかるということになります。

個人輸入の関税は「海外での小売価格×60%」という式で算出できるので、小売価格10,000円÷0.6=16,666円となったわけですね。

個人輸入と一般輸入の違い

前述した関税はあくまでも個人利用が目的の「個人輸入」の場合です。

これが商業利用を目的とした「一般(商業)輸入」となると、関税の計算方法は「海外小売価格+運送費+輸入保険料」といったものに変わります。

例として20,000円の商品を各輸入方法で入手したとして、運送費+保険料が3,000円、関税率が10%だったとしましょう。

  • 個人輸入の場合の関税:(20,000×0.6)×10%=1,200円
  • 一般輸入の場合の関税:(20,000+3,000×0.6)×10%=1,380円

個人輸入と一般輸入では180円の差額が発生することが分かりました。

たったの180円程度と思われがちですが、商業目的で仕入れる際は大量に仕入れるケースが多いため「たったの180円」が積み重なり、年単位で見ていくと非常に大きな金額となるのです。

【簡易税率】課税対象額が1万円以上~20万円以下

具体的な品目の例 関税率
酒類
(1) ワイン
(2) 焼酎等の蒸留酒
(3) 清酒、りんご酒 等
70円/リットル
20円/リットル
30円/リットル
トマトソース、氷菓、なめした毛皮(ドロップスキン)、毛皮製品 等 20%
コーヒー、茶(紅茶を除く)、なめした毛皮(ドロップスキンを除く)等 15%
類及び衣類附属品(メリヤス編み又はクロセ編みのものを除く) 等 10%
プラスチック製品、ガラス製品、卑金属(銅、アルミニウム等)製品、家具 等 3%
ゴム、紙、陶磁製品、鉄鋼製品、すず製品 無税
その他 5%

引用:税関「少額輸入貨物の簡易税率

課税対象額が10,000円を超えると関税がかかることが分かりましたので、次に関税率を見ていきましょう。

課税対象額10,000円以上~200,000円以下の場合は「簡易税率」が適用され、迅速な手続きが可能となります。

ただし、以下のような商品は10,000円以上~200,000円以下でも簡易税率の対象外となるため注意が必要です。

簡易税率の対象外となる品目の例

  • ミルク及びその加工品
  • 米などの穀物とその調製品
  • 落花生・コンニャク芋
  • 肉・魚介類の調整品
  • たばこや精製塩
  • 石油
  • メントール
  • 旅行用具、ハンドバッグなどの革製品
  • ニット製の衣類
  • 履物
    など

これらの商品は次でご紹介する一般税率が適用されます。

【一般税率】課税対象額が20万円以上

一般税率は課税対象額が200,000円以上となった場合や、簡易税率対象外の品目に適用され、各品目ごと・相手国ごとにかなり細かく税率が分かれています。

一般税率については税関が発行している「実行関税表」を参考にしてください。

各品目、相手国ごとの税率が表として分かりやすく掲載されています。

実行関税率表(2023年4月1日版)

関税はいつ支払うの?

関税が発生した場合の支払うタイミングは「荷物を受け取る時」です。

荷物を受け取るときに関税額は配達員に支払うことで、関税を納めたことになります。

個人輸入で発生する3つの費用

個人輸入を行うと、主に3つの費用が発生します。

  1. 関税
  2. 消費税
  3. 通関手数料

これらは基本的に同じタイミングで算出されるため、自分で事前に費用計算をする際はこれら3つの費用を含める必要があります。

関税

「個人輸入」「一般輸入」どちらにおいても所定の条件によって関税が発生します。

関税が発生するのは課税額10,000円(小売価格にして16,666円程度)からで、個人輸入の場合は海外での小売価格の60%が課税対象です。

課税額が10,000円以上~200,000円以下では「簡易税率」、200,000円以上は「一般税率」が適用されます。

ただし課税額が200,000円以下の場合であっても、簡易税率対象外の品目に関しては一般税率が適用されるため予め把握しておきましょう。

消費税

個人輸入の場合、消費税は関税と同じく商品小売価格の60%に対して課税されます。

2023年6月時点の消費税は10%(消費税率7.8%、地方消費税率2.2%)です。

通関手数料

輸入された商品の通関手続きは宅配業者が行っているので、宅配業者に対して通関手数料を支払う必要があります。

ヤマト運輸や佐川急便の場合は通関手数料が宅配料金に含まれており、国際郵便では一律200円の通関手数料が発生します。

また、国際宅配サービスのDHLの場合は運送状1枚あたり1,000円、もしくは立替額の2%が通関手数料です。

個人輸入で関税以外に気をつけるべきポイント

個人輸入を行う際は、関税以外にも気をつけるべきポイントがいくつかあります。

  1. 輸入禁止や規制がかけられている品目を理解する
  2. 複数の荷物がある場合は合計金額で判断される
  3. 化粧品・医薬品の輸入には数量の制限がある

今回は上記の3つについて解説しますので参考にしてみてください。

輸入禁止や規制がかけられている品目を理解する

海外の商品の中には、輸入自体が禁止されていたり規制がかけられていたりする品目があります。

輸入が禁止されているものの一例

  1. 麻薬、向精神薬、大麻、覚醒剤ほか吸煙具
  2. 指定薬物(医療等の用途に供するために輸入するものを除く)
  3. けん銃、小銃、機関銃、砲、これらの銃砲弾及びけん銃部品
  4. 爆発物
  5. 火薬類
    など

今回は輸入が禁止されている一部の品目を例として挙げましたが、上記以外にも禁止品目は多数あり、輸入に規制がかけられているものも存在します。

これらを確認せずに輸入してしまうと、たとえ悪意がなくても違法となるため、個人輸入を行う際は必ず事前に確認しておきましょう。

詳しくは税関の「輸出入禁止・規制品目」をご確認ください。

複数の荷物がある場合は合計金額で判断される

冒頭では商品小売り価格が10,000円以下であれば免税となる旨お伝えしましたが、複数の商品を購入した場合は「合計金額」で判断されます。

  • 複数の荷物に分けて届いた
  • 複数の商品が1つの包装で届いた
  • 別々に配送されたものの、差出人、受取人、郵送時期が同じ

たとえば上記のような場合は、各商品の合計金額によって関税が決まるため覚えておきましょう。

化粧品・医薬品の輸入には数量の制限がある

化粧品や医薬品の輸入自体はできるものの、輸入できる数量に制限があります。

カテゴリ 品目 制限内容
医薬品または医薬部外品
  • 外用剤(毒薬、劇薬及び処方箋薬を除く)

外用剤:軟膏などの外皮用薬、点眼薬など

処方箋薬:有効で安全な使用を図るため、医師による処方が必要とされる医薬品

  • 毒薬、劇薬または処方箋薬
  • 上記以外の医薬品・医薬部外品
  • 外用剤:標準サイズで1品目24個以内
  • 毒薬、劇薬または処方箋薬:用法容量からみて1ヶ月分以内
  • 上記以外の医薬品・医薬部外品:用法容量からみて2ヶ月分以内
化粧品 化粧品

化粧品:標準サイズで1品目24個以内

例:口紅の場合、ブランドや色などに関わらず24個以内

上記のほかにも医療機器や、再生医療等製品など輸入の数量に制限が設けられている品目がいくつかあるため、該当商品を輸入する予定のある方は必ず事前に確認しておきましょう。

詳しくは厚生労働省「医薬品等の個人輸入について」をご確認ください。

まとめ

今回は主に個人輸入の関税について詳しくお伝えしました。

繰り返しお話していることにはなりますが、個人輸入では課税対象額10,000円以上、つまり商品小売り価格16,666円以上で関税がかかります。

そして課税対象額10,000円以上~200,000円以内(対象外品目あり)には「簡易税率」、課税対象額200,000円以上には「一般税率」が適用されることを覚えておきましょう。

誰でもできる中国仕入れの方法と基本の仕入れサイト3選!

中国で仕入れると商品が安く手に入れられると聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

一方で、中国からの仕入れには粗悪品が紛れている可能性や、日本語が使えないサイトが存在するのも事実です。

今回は中国から商品を仕入れる手段やメリットデメリット、知っておくべき基本の中国仕入れサイトなどについて詳しくお伝えします。

中国の仕入れを利用したいとお考えの方は参考にしてみてください。

中国から仕入れる3つの手段

中国から商品を仕入れるには、主に3つの手段があります。

  1. 個人で仕入れる
  2. 現地のパートナーと契約して仕入れる
  3. 輸入代行業者を利用して仕入れる

まずはこれらの手段について簡単に理解しておきましょう。

1.個人で仕入れる

日常の買い物と同じように、個人で通販サイトなどを利用して仕入れる方法です。

昨今では日本語に対応した中国通販サイトが多数存在しており、日本の通販と同じような感覚で安く中国製品を仕入れることが可能です。

そのため仕入れだけでなく、個人で利用するために中国通販を利用している方もたくさんいます。

2.現地のパートナーと契約して仕入れる

日本語や日本の口座、クレジットカードなどに対応していない中国サイトから仕入れる場合は、現地のパートナーと契約をして仕入れる方法が便利です。

交渉をしてもらったり、融通を利かせてもらったりといったことがしやすいですが、ゼロからパートナーを見つけるには非常に時間がかかります。

はじめのうちは代行手数料などを支払って輸入代行業者を利用するのも1つの手段です。

3.輸入代行業者を利用して仕入れる

輸入代行業者は代行手数料を支払うことで、安全かつ確実に中国通販から商品を仕入れることができます。

日本語非対応のサイトや、日本の口座、クレジットカードなどに対応していないサイトを利用する際は輸入代行業者の利用が便利です。

中国から仕入れるメリット

  1. 安く大量ロットでの注文ができる
  2. 日本にはない商品も多い
  3. 価格交渉ができる

中国から仕入れる主なメリットについてお伝えします。

安く大量ロットでの注文ができる

中国通販は「アリババ」のように工場や卸業者が直接出品しているサイトもあり、そのような場合には安く大量ロットで注文ができます。

BtoB向けのサイトも多いため、大量購入を前提としたサービスを受けられるのは中国仕入れの大きなメリットです。

日本にはない商品も多い

中国の商品には斬新なアイデアを採用したものなど、デザイン性も含めて日本では売っていないものも多いです。

例えば中国製の化粧品の場合はパッケージの美しさや発色の良さなどが日本では評価されており、昨今インフルエンサーを中心に人気を集めています。

価格交渉ができる

工場や卸業者が直接出品しているような中国通販では、価格交渉ができるのもメリットです。

値引き交渉が日常的に行われている中国ならではの魅力と言えます。

物販ではいかに1つあたりの商品を安く仕入れるかがとても重要です。

中国から仕入れるデメリット

一方で中国から商品を仕入れる前に知っておきたいデメリットもあります。

  1. 品質の低い粗悪品が紛れている
  2. 梱包が雑なケースがある
  3. 商品が届くまでに時間がかかる

品質の低い粗悪品が紛れている

中国など海外からの仕入れでよくあるのが「粗悪品」を購入してしまうというケースです。

とくに現地ではなく通販から仕入れる場合は画像やレビューを見て品質を判断することになりますが、偽物や模造品などが届いたり、画像よりも質の低い商品が届いたりすることもあります。

仕入れを判断する際は必ず商品や出品者のレビューをチェックしてから購入しましょう。

梱包が雑なケースがある

中国からの輸入は長い期間配送のために荷台の中で揺られることになるため、配送の過程で外箱が潰れて届いたり、そもそもの梱包自体が雑なケースもあります。

質の悪い梱包のまま顧客に商品を届けてしまうと、クレームや低評価、トラブルの原因となってしまうため、できるだけ検品は行うようにしましょう。

商品が届くまでに時間がかかる

中国通販からの仕入れは基本的に配送コストを抑えるため、配送に安い手段が採用されます。

安い発送方法は商品到着までに時間がかかるケースが多く、長いと1ヶ月前後待たされることもあるようです。

中国仕入れの基本の3サイト

中国から商品を仕入れるとなった際に、ほぼ必ずと言っていいほど利用されている人気のサイトが3つほどあります。

  1. 1688.com
  2. タオバオ
  3. 天猫(TMALL)

上記の3つです。

中国仕入れを行うにあたってははじめに知っておきたい中国通販とも言えますので、一度チェックしておきましょう。

1688.com

「1688.com」は世界最大級とも言われているBtoB(=企業間取引)向けサイトで、非常に安い販売価格が特徴的です。

1688.comは中国を代表する世界的なテクノロジー企業「アリババグループ」が運営するものであり、運営サイトはこのほかにも「タオバオ」「TMALL」「AliExpress」などがあります。

中でも1688.comは工場の直営店が出店しているケースも多く、ショップによってはOEMに対応してもらうことも可能です。

アリババの公式サイト

タオバオ

「タオバオ」は一般消費者同士の取引(=CtoC)ができるのが大きな特徴です。

日本で言うところの「メルカリ」内で展開されている「メルカリShops」をイメージしていただくと分かりやすいでしょう。

同じ商品を別々の出品者がそれぞれ販売していることもあります。

一般消費者同士の取引ということで、自身で取引しようとするとなかなか大変です。

利用する際は輸入代行業者に代行してもらうことをおすすめします。

タオバオの公式サイト

天猫(TMALL)

1688.comが「BtoB」、タオバオが「CtoC」、そして天猫(TMALL)は「BtoC(=企業と一般消費者間の取引)」向けの中国通販です。

イメージとしては楽天市場やYahoo!ショッピングなどのECモールをイメージしていただくと分かりやすいでしょう。

BtoCというだけあり、天猫には日本の大企業も参入していることや、企業向けの厳しい審査を導入していることなどから信頼度はとても高いです。

なお、天猫の売れ筋商品としては美容関連商品、食品・健康関連商品、マタニティ・ベビー関連商品などが挙げられます。

TMALLの公式サイト

中国の仕入れで失敗しないために

いくら中国からの仕入れが安くても、お金を使うことには変わりないので失敗は避けたいものです。

  1. 商品、出品者レビューは入念に確認する
  2. スケジュールに余裕をもって仕入れる
  3. 輸入禁止商品を把握しておく

中国仕入れで失敗しないためのポイントを押さえておきましょう。

商品、出品者レビューは入念に確認する

記事内でご紹介しているような「アリババグループ」が運営する大手の中国通販は、利用者が安心して購入できるように、購入者による「商品や出品者のレビュー(評価)」機能が整っています。

どれほど魅力的な商品であっても、必ず購入前に商品レビュー、出品者レビュー、各評価などをしっかりと確認し、安全に購入できるもののみを仕入れるようにしましょう。

スケジュールに余裕をもって仕入れる

中国通販の発送元は基本的に中国国内からとなるため、どうしても商品の到着まで時間がかかります。

速いと10日前後で届くこともありますが、遅いと1ヶ月前後待ってもなかなか届かないケースも稀にあるため、スケジュールに余裕をもって仕入れるようにしてください。

また、中国通販サイトでは補償サービスを用意していることも多いので、事前に補償内容を確認しておきましょう。

輸入禁止商品を把握しておく

海外からの仕入れには、輸入が禁止されているものもあります。

詳しくは「税関」の輸入禁止品目をご覧ください。

悪意のない仕入であっても、規制を破ることで法律違反となってしまうこともあります。

まとめ

中国通販は、非常に安い価格で商品を仕入れられるのが大きなメリットです。

今回は主要の中国仕入れサイトを3つご紹介しましたが、AliExpressなど日本語に対応した中国仕入れサイトもありますよ。

中国対応が難しい場合は輸入代行業者を利用する方法もあるので、気になる方はぜひ一度仕入れ商品を探して商品を仕入れてみてください。

中国輸入が儲からないと言われる理由と稼ぐためのポイント

中国輸入は、中国製品の商品価格が安いことを利用した輸入物販ビジネスで、コストを抑えて仕入れができるのが大きな魅力です。

未だに初めて参入するという個人や法人も多く、インターネット上でも常に注目されているビジネスと言えます。

一方で、市場規模が拡大した結果「中国輸入は儲からない」「中国輸入はもう稼げない」と噂されていることもあるようです。

今回はなぜ中国輸入は儲からない、稼げないと言われてしまうのか、その理由と稼ぐコツについて詳しく解説します。

知っておきたい中国輸入の仕組み

中国輸入とは、主に中国のECサイトを利用して商品を安く仕入れ、日本国内のECサイトで販売するビジネスのことを指します。

もちろん現地に足を運んで仕入れたり、中国で仕入れたものを日本の実店舗で販売したりすることも「中国輸入」ですが、昨今ではインターネット上でのビジネスが主流です。

また、中国輸入といえば「OEM」と呼ばれるオリジナルブランド商品の製造、販売も人気を集めています。

こうした中国輸入は、個人から法人まで本格的な事業として取り入れている方が多い、注目の物販ビジネスとなっています。

中国輸入を物販ビジネスの一歩にする人は多い

物販ビジネスにも様々な手法がありますが、中でも中国輸入は仕入れ値が安いため、より少ない資金から始められる物販ビジネスとして人気です。

輸入代行業者を利用することでアリババなどの中国向けECサイトでもスムーズな仕入れができますし、OEM商品の取引時やトラブル発生時にも間に入ってくれるため安心して取り組めます。

このように、中国輸入は既に輸入物販ビジネスを行うための環境が整っており、「物販ビジネスの一歩」にしやすいのが特徴です。

中国輸入が儲からないと言われる理由

一見すると中国輸入はメリットばかりのように思えますが、「中国輸入は儲からない、稼げない」と噂されることもあり、中国輸入で稼げずに辞めてしまう方がいるのも事実です。

この項目ではなぜ中国輸入が儲からないと言われてしまうのか、その理由について解説します。

中国輸入は、正しいやり方で取り組むことができれば現代でもしっかり利益を上げられる物販なのです。

1.中国輸入への理解が不足している

中国輸入にはメリットやデメリット、中国ならではの特性があり、それらについて深く理解することが重要です。

他にはない安い仕入れ値で購入できる反面、不良品が届く確率は日本製品よりも高いですし、商品が届くまでに時間も要します。

また、中国の連休時にはECサイトでセールが行われることも多く、こうした文化を理解していなければ安く購入できたはずの商品を定価で購入してしまうこともあるでしょう。

このように、中国と日本ではECサイト1つを取っても文化の違いが大きく影響しているため、それらを理解して行動する必要があるのです。

2.中国輸入のやり方を間違っている

中国輸入で稼げない場合、中国輸入のやり方自体が間違っている可能性があります。

たとえば、「自分だったら購入したいかも」という客観性や根拠に欠けた感覚で仕入れたり「簡単に稼げそう」というイメージで安易にOEM商品に手を付けてしまうなどです。

中国輸入ではすでに成功例が山ほどあるので、それだけ学べることもたくさんあります。

独自の方法で進めるよりも、まずは中国輸入で利益を上げるための基礎的なやり方から学び、実践を重ねていきましょう。

3.リサーチが不足している

中国輸入に限らず、物販ビジネスは「リサーチ」が非常に重要です。

その商品に売れる見込みがあるのか仕入れ値がいくらで、日本での販売相場はいくらなのか過去にどれくらい売れた実績があるのか売れた場合の利益はいくらなのかなど、時間をかけてしっかりとリサーチする必要があります。

この「リサーチ」が不足していると、売れる商品を仕入れられず結果として稼げない中国輸入となってしまうでしょう。

4.利益計算が間違っている

物販ビジネスで利益が得られる仕組みは「販売価格>仕入れ値+手数料や送料などの諸費用」です。

「仕入れ値よりも高く売れたはずなのに利益がプラスにならない」「商品自体は売れているのに手元にお金が残らない」このような場合は利益の計算が間違っている可能性があります。

日本での販売価格を見ながら、手数料や送料などの諸費用を含めて仕入れ値にいくらまで出せるのかをしっかり計算しましょう。

また、売れた場合の利益がいくらになるのかも重要です。

5.顧客目線で考えられていない

中国輸入をはじめ、物販ビジネスは購入してくれる顧客がいるからこそ成り立つビジネスであるということを忘れてはなりません。

顧客のために目に見える何かを行うことも大切ですが、まずは意識から変えていく必要があります。

顧客目線に立つ意識が常にできていれば、自然と事業にも表れていくものです。

6.利益が出る前に諦めてしまう

中国輸入ビジネスをはじめてから利益が出るまでにはかなりの時間を要することがあります。

利益を上げられるようになるまでの期間は人によって様々ですが、はじめて数週間で利益を上げられる人もいれば、数ヶ月かかる人もいるわけです。

また、そもそも中国からの仕入れは単純に時間がかかるということもあり、思うように稼げないと感じることもあるでしょう。

こうして利益が出る前に諦めてしまうのも、中国輸入が儲からないと言われる理由の1つとして挙げられます。

7.目標を立てずに取り組んでいる

中国輸入に取り組むにあたり、意外と目標を立てていなかったり、最初に立てた目標が曖昧になってしまったりするケースは多いです。

「〇〇円稼ぐ」と決めたら、まずはその金額分の利益を上げられるまで取り組みましょう。

何事も目標を立てて取り組むことは大切です。

稼げない中国輸入から抜け出すコツ

中国輸入が儲からない、稼げないと言われてしまう理由については理解できたでしょうか。

理由を知ることで「対策できそう」と感じた方は多いかもしれませんね。

ここまで解説してきた内容をもとに、稼げない中国輸入から抜け出すためのコツについてお伝えします。

中国の文化を知る

中国輸入を行うにあたっては、中国輸入や中国自体の文化を知ることが大切です。

  • 中国の連休を知る:セールや仕入れのタイミングが分かる
  • 中国製の商品を知る:中には不良品や粗悪品が届くこともある=レビューや評価でしっかりと見極める
  • 中国輸入の特性を知る:商品の到着までに時間を要することを理解してビジネスに取り組む

上記のように、まずは中国輸入について積極的に情報収集を行いましょう。

成功事例を真似る

ビジネスで成功するために、すでにある成功事例に沿って取り組むことはビジネスのセオリーとも言えます。

中国輸入においても、現在の方法が自己流でなお且つ稼げていないと感じているのであれば、まずは成功事例を真似ることからはじめてみましょう。

またこれから中国輸入を始めようとしている方も、成功事例から学ぶという手順はおすすめです。

正しいリサーチ方法を学ぶ

物販ビジネスで利益を上げるためには、正しくリサーチをして正しく判断することが重要です。

昨今ではYouTube動画やブログなど、無料で知れる情報もたくさんあるので、成功している人たちがどのような方法でリサーチを行っているかを学ぶと良いでしょう。

まとめ

中国輸入は昨今人気の物販ビジネスで、すでに参入している個人、法人もたくさんいます。

また思うように稼げない人たちによって「中国輸入は儲からない」「中国輸入はもう稼げない」と噂されてしまっているのも事実です。

しかし中国輸入は正しい方法で取り組めば、現在でもしっかりと利益を上げられるビジネスと言えます。

ぜひ今回お伝えした情報をもとに、できることから挑戦してみてはいかがでしょうか。