物販ビジネスを副業で始めるメリットとデメリットとは

昨今の副業ブームやインターネットの普及によって、本業の傍らで物販ビジネスを始める人が増えています。

物販ビジネスは比較的低コストで、一人でも始められる副業であることから、初心者の方でも挑戦しやすい事業のひとつです。

今回はこれから副業で物販ビジネスを始めるメリットとデメリットや、始め方などについてお話しをします。

ポイントは物販ビジネスのデメリットもしっかりと把握し、できるだけリスクを抑えることです。

副業で物販を始めたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

物販ビジネスとは

物販ビジネスは物を販売することの総称を指しており、インターネット上で販売するイメージが強いかもしれませんが、実店舗で物を販売することも物販と呼びます。

たとえばインターネット上に自社サイトを立ち上げて、卸売業者から仕入れた商品やオリジナル商品を販売することも物販ビジネスですし、ライブ会場の一部でグッズを販売しているのも物販ビジネスです。

また家電量販店やスーパー、書店、八百屋なども物販ビジネスと呼んでも間違いではありません。

なお、商品を安く仕入れて利益を上乗せし販売する「せどり」や「転売」は、細かく分類すると「物販」とは区別されることが多いですが、広い意味では転売についても物販ビジネスと呼ぶこともあります。

物販ビジネスを副業で始めるメリット

冒頭でもお伝えした通り、物販ビジネスはサラリーマンから主婦まで、副業や兼業としてはじめる人が増えており注目を集めているビジネスのひとつです。

そんな物販ビジネスを副業で始めるメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。

  1. 資金力があまりなくても始められる
  2. ビジネスモデルがシンプル
  3. 自宅のみでも完結できる
  4. アフィリエイトなどよりも収入が安定しやすい

資金力があまりなくても始められる

一般的に何か新しい事業を始めるとなれば、店舗の準備や設備投資などで多くの資金が必要となり、余裕の持った貯蓄がなければ事業の開始が難しいこともあります。

一方で物販ビジネスはというと、必要経費は仕入れる商品代金と販売手数料くらいです。

自身でサーバーを借りてサイトを作成するところから始める場合であっても、1万円~2万円程度の資金があれば、ある程度希望に沿ったデザインのネットショップを開設することはできます。

また、仕入れる商品は自分で選べるので、資金が少ない方は無理のない範囲で仕入れられる商品を探せば問題ありません。

ビジネスモデルがシンプル

物販ビジネスの仕組みは、仕入れた商品価格に送料や手数料を加味した利益を上乗せして販売するといったシンプルな構造です。

もちろん売れる商品や市場のリサーチは必須となりますが、特別なスキルや資格は必要ありません。

また、知識のない方でもフリマサイトなどで売れている商品を探してみるだけでも、なんとなく販売できそうな商品の目ぼしくらいはつけられます。

経験を積めばそれなりに利益を出せるようになるはずですので、初心者が参入しやすいのも物販ビジネスのメリットといえるでしょう。

自宅のみで完結できる

とくに副業で物販ビジネスを始める方は、本業の合間に事業を進めることになるので、体力的なことを考えると自宅で作業が完結できれば嬉しいですよね。

物販ビジネスはインターネット環境とパソコン・スマホさえあればどこでも作業ができます。

自宅で商品のリサーチや仕入れを行い販売ができるほか、集荷を依頼すれば自宅から商品を発送することも可能です。

そのため、自宅にいることの多い子育て世代や本業が忙しいサラリーマンの方でも挑戦しやすいビジネスであると言えます。

アフィリエイトなどよりも収入が安定しやすい

アフィリエイトビジネスはGoogleのアップデートの影響を受けやすく、一時的に収入がゼロになってしまうケースもあります。

また、YouTubeでの広告収入ではルールの変更や規制の厳格化などによって、アカウントが停止されるリスクもあるのです。

そのような観点でいえば、物販ビジネスは自社サイトやプラットフォーム、AmazonなどのECサイトというように出店の選択肢が幅広いため、アフィリエイトなどのビジネスよりもリスク軽減しやすいのがメリットといえるでしょう。

物販ビジネスを副業で始めるデメリット

物販ビジネスをはじめるメリットはたくさんありますが、デメリットがないというわけではありません。

  1. 競合が多い
  2. 在庫を抱えるリスクがある
  3. 最低限の資金は必要

物販ビジネスのデメリットとしては、主に上記の3つが挙げられます。

競合が多い

物販ビジネスに参入する人たちは年々増えており、それに伴って競争も激しくなっています。

一般的には市場規模が大きいほど、その業界で動いている金額も大きいということになるので、今から物販ビジネスに参入をすることは決して間違いではありません。

しかし仕入先の開拓や商品のリサーチ、集客などはとくに自発的に行動をする必要があるでしょう。

在庫を抱えるリスクがある

物販ビジネスにおいて避けられないのが、在庫を抱えるリスクです。

基本的に物販ビジネスは「仕入れ→販売→利益」という順序でサイクルが回りますので、仕入れた商品が売れなければ赤字になってしまいます。

無在庫で販売をする手法もあり、無在庫での販売自体は法律的に禁じられているわけではありません。

しかし販売先の多くは無在庫での販売をルールとして禁止していることがほとんどですので、気を使う販売方法といえます。

また、物販ビジネスにはドロップシッピングという方法もあり、この販売方法であれば商品の発送を製造元や卸元が直接行うため、在庫を抱えるリスクはなくなります。

最低限の資金は必要

ネットショップ自体は無料で開設ができますが、便利な機能を導入したい場合やショップのデザイン性を確保したい場合には、オプションなどの費用が必要となることもあります。

また、商品を販売する際には多少なりとも仕入れ資金が必要です。

商品価格が低ければ低いほど、仕入れる個数が少ないほど資金面においては楽ですが、それに伴って得られる利益もそれほど高い金額は見込めません。

そのため、物販ビジネスに割ける資金があまりにも低い場合は、事業が軌道に乗るまで通常よりも時間を要したり、思ったよりも稼げない可能性も十分に考えられます。

物販ビジネスの始め方

最後に物販ビジネスを始める際の大まかな流れについてお伝えします。

  1. ネットショップ(ホームページ)を開設するスペースを用意する
  2. ネットショップを作成する
  3. 商品を並べ、集客を行う
  4. 商品が売れたら発送する
  5. 利益を受け取る

物販ビジネスを始めるには、最初に商品を販売するための「場所」を確保する必要があります。

場所というのは主に、プラットフォームの利用モール型ECサイトへの出店フリマサイトでのアカウント作成自身でのサイト作成といった方法です。

資金を極力抑えたい方は、無料のプラットフォームやフリマサイトからはじめてみるのもおすすめです。

物販ビジネスの始め方の詳細については、以下の記事で詳しく解説していますので、気になる方はあわせてご覧ください。

「ネットショップ 開業」のリンク

物販ビジネスを副業で始めるメリットとデメリットのまとめ

物販ビジネスは資金力があまりない方や、知識やスキルのない初心者の方でも挑戦がしやすく、自宅で完結ができるおすすめの副業のひとつです。

競合が多いなどのデメリットもありますが、本格的に副収入を得たいという方は一度はじめてみるのもよいでしょう。

なお、株式会社ADOLOGIでは米国Amazonと日本Amazonを利用した、輸入物販に特化した自動販促システムの開発と提供を行っています。

ADOLOGIの自動販促システムでは、商品リストの登録と数日に1度の取り寄せ作業のみで効率的に稼ぐためのビジネス戦略を採用していますので、気になる方はぜひ以下の記事もご覧になってみてください。

話題のNASを詳しくご紹介!口コミや評判も調査